Hiro君の手作りジャズライブ・京都 Blog

寺崎純(p)を中心とする京都のプレーヤーと大阪、神戸を主戦場とするジャズメンとのブッキングを、行いたいと考えています。

チャーリー・パーカーは凄い!!!

2008年02月14日 20時40分18秒 | Weblog
当たり前のことではありますが、Confirmationの練習をしていて、つくづくそう思います。我らが世代がビートルズに代表されるロックに熱狂していたように、1940年代から50年代前半のアメリカのジャズ好きは、Ornithologyや、Now's the time,Confirmation当たりを聞いてお熱を上げていたんでしょうね。私もジャズやるのならCharlie Parkerといわれ、CDを買い込み、聞いてみて、なんと乱暴な、というか、変わった、破壊的とも言えるメロディーラインに驚くと共に、妙に感銘を受けた(チョコットだけ!)のを覚えています。久しぶりに聴いてみて、やはり感動もののBe-bop。勢いだけで演奏しているように見えて、実はバップのエッセンスがメロディーラインにバッチシ!!Confirmationも、比較的おとなしめの中に、崩したメロディーライン。これが又良い。色んなプレーヤーの演奏を聞いているのですが、後乗りのDexter Gordon,今までこの人、相当下手じゃないかくらいで、余り聞いていなかった(CDは沢山持ってます。SteepleChaseのBoxも持ってたりして。)んですが、それにRound midnightの主演、怪演が印象にあったくらいですが、聞き込むと、エエンじゃない!!ヘタウマ風に吹いているところ、結構あるけど、アドリブ、良いですねー!!短い音楽で、これだけ何度も聞いても、新しい発見があるのは、やはり素晴らしい。漸く、サビ後半のややこしいラインが、頭には、入りつつあるこの頃です。もう少しすれば、定着したりして。でも、間に合わないと困るナー。
昨年7月のOrnithology,プレーヤーもお客様も乗ってましたねー!!こういう曲は、当然の事ながら古典になるのですが、尚美嬢の躍動感のあるベース、顔色全く換えず、シラーっと吹いているのに凄い切り口の滝川師匠のクラ、ガンガンの田中ヒロシのスーパードラム、渾身の寺崎氏のプレイ、まあ、私のテナーはほっといて、良いプレイでした。老いも若きも、って、私が最年長!でもテクは最年少、トホホ、の熱演、これがジャズの良いところでもありますね。
所で、Jazz Messengersの、元歌の適当な、というかいい加減なプレイ、元メロに戻る時の、三々五々の入りっぷり、あれはいい加減なのか、予定調和なのか、誰かご存じの方は教えて下さい。でも、アドリブは良いですねー!大概、ジャズプレーヤーはそうですけど。

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