Hiro君の手作りジャズライブ・京都 Blog

寺崎純(p)を中心とする京都のプレーヤーと大阪、神戸を主戦場とするジャズメンとのブッキングを、行いたいと考えています。

それにしても、カドソン!!

2009年06月09日 23時35分48秒 | Weblog
カドソンの楽器、特に青銅製のAS(Antique saten)がネットで話題になってたのは、4年前くらい??3年前、大阪十字屋ハービスENT店に行って、たくさん楽器は持ってるのに、生まれて初めて自分で楽器を選んだのですが、試奏室が響きすぎて、自分のSelmer serie Ⅱも、BN(black nickel)も音の差がほとんど解らない状態。兎も角、カドソンは吹きやすい、特にBNが吹きやすいと思い、まあ評判のASを買ってきたのですが、どうしてもBNが忘れられない。綺麗な楽器だし、と、結局2年前、中島楽器で通販で購入。これが、ドンピシャ!!フィンガーアクションもバッチシ。但し、音質が、ニッケル独特なのか、乾いた音がします。マウスピースを取っ替えひっかえ、現在はPonzolを止め、ヤナギサワにPonzolの柔らかい皮のリガチャーをつけ、リードは石森製で、何とかダークな音を!とがんばってます。ASは低音は汽笛のような、高音はむしろ締まった乾いた様な音が。あんまり好きにならないなー!Selmerは音はサックスらしいけど、吹きにくく、ほとんど吹かない。
今年3月、今度は中島楽器に直接行って、アルトA-902SG(サテンゴールド)を買ってきました。このとき、中島の社長さんはVが良い音してますよ、っておっしゃったんですが、実はこのときもBNが実は気に入っておりました。見てくれ良いし!!
でも、ゴールドなら、どんな服にも似合うだろうって・・・。実はこの時、疲労困憊、さらに、長い間アルトを吹いてなかったので、新品リードで試奏、って判断できるわけがない。でも、ASだけは試奏しませんでした。
んで、持ち替え楽器としてのアルトなので、個性的な音のするSGを選んだのですが、小さなライブハウスで吹くと、音が大きすぎる!!!と、ワイフが怒ります。
仕方ないので、派手目なヤナギサワのマッピを止めて、Meyerのラバーで吹いてますが、良い音してます。華やかな、メロウな音がします。この楽器、フュージョンに向いてるんじゃないかなー?!
総じて、カドソンのサックスは、抵抗が少なく、良く鳴り、吹きやすい楽器です。フィンガーアクションはホントに素晴らしい。音程については、私にとってテナーは最高。Selmerはウーン。アルトは、いささか、と言うレポートがあり、私もそう感じていたのですが、慣れてくると、全然問題ない(大きい音で吹いてるからかな?)テナーであまりSelmerの吹き心地が好きでないからかもしれませんが、アルト、その他、別にSelmerが欲しいとはあまり思いません。ヤマハも吹きやすい楽器ですが。ヤナギサワは前持ってたけど・・・。と言うわけで、カドソン、とても気に入っています。
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