JO7TCX アマチュア無線局

せんだいSD550  山岳移動運用 

DPR6 街中交信実験

2014年02月01日 | 特小・DCR運用


 DPR6を使った街中交信実験をしてみました。DPR3(1W)でも仙台中心部の大通りであれば自宅と交信できることを確認していますが、5Wではどんな感じなのか?

 <自宅側>
 リグ DPR1+ベランダGP(80cm程)5W
    DPR3+窓際室内のモービルホイップ(55cm)1W

 <移動側>
 リグ DPR6+付属ホイップ(10cm)5W、1W切り換え

 双方秘話機能オン


 自宅でXが待機。自分はDPR6を持って、市街中心部をあちこち歩き回ってみました。XにはDPR3とDPR1から交互に応答してもらいました。自宅は南向きのため、市街地とは反対方向となります。

 はじめに錦町公園。ビルに囲まれけっして良いロケーションとは言えません。メリット5。1Wに下げても交信可。自宅からの距離約2.5km。少し進んで勾当台公園。ここも同じくメリット5。1Wでも交信できました。さらに県庁敷地内。1Wでは少しケロって、ポイントを合わせる必要がありました。5Wでは難なく交信可。距離約2.6km。


東二番丁通り タワービル前 1Wで交信可

錦町公園

県庁前


 そのまま北進し、青葉区役所裏の狭い路地へ。大通りと違って厳しいかな、と思いましたが、5Wでメリット5。1Wに下げたところまったく入感なしとなりました。さらに北進し、北四番丁交差点。Xによると5W時、DPR3にこちらの音声はきれいに聞こえているとのことでした。こちらにはDPR3からのXの変調は何も聞こえず。DPR1からの変調はきれいに復調されます。メリット5。その後は、5W同士での交信。北四番丁から300mほど先のフォレスト仙台でメリット5。アンテナマークは立ちませんが、安定して交信できました。距離約3.2km。


狭い路地でも難なく交信


 まだまだいけそうな感触はありましたが、今日はここまで。

 印象としては、
 ・1W同士の場合は、2km圏内であれば面的にカバー。
  路地に入ると厳しくなり、ポイントを探す必要がある。
 ・5W同士の場合、3km圏内は余裕で面的にカバー。
  大通りはもちろん、路地に入っても問題なくつながる。

 
 予想通りではありますが、さすが5W機。自宅との間であれば、仙台市中心部から北仙台駅あたりまでカバーできそうです。自分にとっては生活圏のほぼすべてと言ってよい範囲。5Wならメリット5、1Wでは復調ならず(メリット0)の範囲が確実に存在することもわかりました。ちなみに自宅と職場との間での交信もしてみました。距離約2km。DPR3ではポイントを探る必要がありましたが、DPR6では室内窓近くであればどこでも交信可。デスクの前に座ったままでも交信できてしまいました。たった10cmのホイップでよくぞ飛んでいくものです。機会をみて次は南方向、長町方面での街中実験をしてみます。




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2 コメント

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Unknown (ミヤギTM109)
2014-02-01 22:29:41
今日は久しぶりに交信していただきありがとうございましたm(_ _)m
1Wと5Wではその差は歴然ですね。
それにしても、交信テストに付き合って下さる奥様が羨ましいです。
うちの嫁さんは私の趣味には全く無関心、というか、理解してくれません…f^_^;)
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ミヤギTM109様 (せんだいSD550)
2014-02-02 07:13:32
昨日はありがとうございました。
ビルの密集地だと2~3kmでもケロケロになるのでパワーの違いは実感できますね。
Xには防災のためとか言って協力願っています。秘話使ってこういう実験ができるのもフリーライセンス無線の良いところですね。
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