西アフリカWestern Saharaからしばらくぶりにスペインとフランス国際チーム10名により14日から明日早朝までの予定でDX Pedtionが実施されていた。
ここは現地局S01Aがごく稀に運用するらしいが、日本からの電波伝搬はカリブ海以上に困難な地域で、特に自分の様な標準以下の設備では、大部分この様なDX Pedtionに頼る以外チャンスは無く、今回も参戦はしていたが伝播状況は最悪で40/30mは何とかチャンスはあるものの、何故か再び“西高東低”でコールバックは大部分JA3(大阪)以南でアキラメながらも受信は継続中だった。
珍しく来客があって「15:47の新幹線でお土産を買うので早めに」と催促され駅まで送って16:15に帰宅。10.104MHzでSメーターは振れないがQSB(フェージング)を伴って559で聴こえる。UP1~3KHzの猛パイルアップ、2.1のところに応答があった。次は2.3どうやらこの時点では上へシフトしながら捕っている。2.6でKeying、一回目は空振りで二回目の16:27にGet、あまりの早さに信じられずリポートだけで良いのに念を押して「JA7PL JA7PL QSL 599 BK」『JA7PL-・・-)』で再確認。常に実力では蚊帳の外、運だけが頼りの微弱局の自分には余りにも出来過ぎだった。
EA9EJは当時唯一の現地局で14.Oct.1972 08:30z 20mSSBでQSO、当然大珍局で日本でもこのカードの所持者は当時30局未満だったと思う。
ここ西サハラS0は1975年にスペインが領有権を放棄してモロッコとモーリタニアに分割独立。その翌年に一部地域の民族がサハラ・アラブ民主共和国を独立宣言してS0が誕生、EA9EJは75年に消滅したが76年再びS0としてDXCCに有効になった。
Log(業務日誌)の過去の交信一覧表からもここはごく少なく、今回の30mは当然バンドニューになった。
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