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松本潤、アイヌ語「不思議と耳になじんだ」NHK「永遠のニシパ―」北海道内7日先行放送

2019-06-07 | アイヌ民族関連
スポーツ報知 2019年6月6日 6時0分
 NHKの北海道150年記念ドラマ「永遠のニシパ~北海道と名付けた男 松浦武四郎~」が、あす7日に北海道内で先行放送(総合、午後7時半)される。主人公の松浦役を務めた嵐の松本潤(35)がこのほど、NHK札幌放送局で会見。作品の魅力、収録の苦労話などを交えてドラマをPRした。
 松本が演じるのは、激動の幕末に蝦夷地を調査し、「北海道」と命名した探検家・松浦武四郎。蝦夷地をロシアから守るために地形調査を始めたが、その過程でアイヌ文化の豊かさ、迫害されていたアイヌの人々の優しさを知って共感を抱いていく。深田恭子(36)が演じるアイヌの女性リセと心通わせるシーンも見所だ。
 松本は「広大な北海道を自分の足で測量するなんて、余程の情熱がないとできない。圧倒的な熱量を持った人」と歴史を切り開いた松浦に敬服し、その並外れた実行力を表現したいとの思いで収録に挑んだ。
 アイヌ文化を知るために、平取町の二風谷アイヌ文化博物館などで知識を吸収、演技に落とし込んだ。アイヌ語のセリフには「イントネーションもリズムも独特。丸暗記するしかなかった」と苦労したが、「不思議と耳になじんだ」という。
 冬の雪原や奥深い山中でのロケは過酷を極めた。だが、北海道の雄大な自然に強く感銘を受けた。「今まで見た景色とは全く違う雄大さ、特殊な地形、北海道にしかない動植物も。そこも(映像で)楽しんでいただければ」
 昨夏から始まったロケの途中には、胆振東部地震が発生。収録が再開されてからも余震が続いた。「何とか取り終えることができた。今も大変な思いをしている人に何か伝わるものがあれば」。そんなメッセージも、ドラマには込められている。(石井 睦)
◆永遠のニシパ NHK大河ドラマ「功名が辻」などで知られる脚本家の大石静によるオリジナル作品。音楽は梶浦由記が担当し、中島みゆきがドラマの語りに初挑戦している。出演は松本潤、深田恭子、宇梶剛士、小日向文世、江口洋介ら。6月7日に道内先行放送。全国放送は7月15日(ともに午後7時半)。
https://hochi.news/articles/20190605-OHT1T50260.html
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