佐藤愛未 有料記事
北海道新聞2024年5月14日 21:29(5月14日 22:04更新)
【白老】町内の国立アイヌ民族博物館は、2021年に苫小牧市内で見つかった丸木舟2隻を奈良県の元興寺文化財研究所で保存処理するため、梱包(こんぽう)し搬出する作業を行った。保存処理は数年かかる見込み。
2隻はアイヌ民族がかつて交易などに使っていた「板綴舟(いたつづりぶね)(イタオマチプ)」とみられ、21年1月から2月にかけて勇払地区の海岸で見つかった。同年10月にアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」に移送され、脱塩や乾燥を行っていた。
これらの作業が終了したため、 ・・・・・
※「イタオマチプ」の「プ」は小さい字