音楽ネタ三題
1)昨晩のNHK-Eテレ、『クラシック音楽館』(下野竜也&N響)録画鑑賞。
シューマン:4本のHrと管弦楽のためのコンチェルトシュトゥック
コダーイ :ミゼレーレ(下野竜也編)
シューマン:交響曲第四番
最初は、冒頭の『コンチェルトシュトゥック』を聴いたらすぐに消そうと思っていた。
N響Hrセクションは、もの凄く優秀!
ライブでこれだけの演奏を披露できるとは、いや実に素晴らしい。
アンコールのHr四重奏も、しみじみと心に染みた。
で、コダーイの『ミゼレーレ』を聴いたら、これもまたしっとりと聴かせるいい演奏。
コダーイの合唱曲集をAmazonで探したくらい(苦笑)。
で、ついついあまり好きではない(^^;)シューマン四番も聴くことに。
オケの反応がいい。
下野さんと一緒に音楽を作ろうとしているのがよく分かる。
いい関係が出来ているらしい。
これはなかなか充実したコンサートだった。
やはり下野さん、いいな。
・・・消せなくなっちまったじゃないか(苦笑)。
2)続いて、武満徹のドキュメンタリー。
以前観たものと同じような内容ではあったが、武満を語る顔ぶれに片山杜秀、藤倉大、山田和樹と言った面々が加わっていたのが目新しい。
藤倉氏が「親には反抗しなかったが、武満さんには(憧れつつも)反抗した」と語っていたのが面白かった。
3)作曲家筒美京平氏の訃報。
Wikiで調べたら、1960年代-70年代-80年代-90年代とNo.1ヒット曲を生み出し続けたそうな。
これは凄いこと。
文字通り戦後日本の歌謡界(古い^^;)を代表する作曲家であり続けた訳だ。
以前達郎が山口隆(サンボマスター)のとの対談の中で、
「僕なんかは傍流。王道は筒美さんみたいな人」
と語っていたのを覚えているが、まさしくその通りだったのだなあ。
(大瀧詠一、山下達郎、奥田民生 ほか)
追悼記念にコンピレーション盤を買ってみたいと思ったが、けっこう高い・・・。
筒美京平自選作品集 50th Anniversaryアーカイヴス:アイドル・クラシックス(¥5,738)
4)しばらく前に買ってようやく読み出したら、めっぽう面白い↓!
山田陽一:グルーブ!-「心地よい」演奏の秘密
これ、アマオケプレーヤーが読んだら凄く刺激を受けるのではないかしら?
読了後、真面目に感想をUPする予定。