感想まとめ
LvB:P協奏曲第2番(バックハウス/イッセルシュミット&VPO)
べートーヴェンのPコン・・・、あまり得意ではないジャンルだが(苦笑)、バックハウスとなれば話は別。
前にブロムシュテットのLvB交響曲全集を聴いた時の感想で、「何も足さず、何も引かない」と書いた覚えがあるが、
今回も基本的には同じ。
ど真ん中に剛速球を投げ込んだ感じで、何よりスケールの大きさが印象的な演奏。
10枚組Boxの一枚目、旅はまだ始まったばかり。
Libro(カエタノ・ヴェローゾ)
ジョアン・ジルベルトの音源を探していた時に、チラッと眼にしてパッと買ってしまった音源w。
全く予備知識なしだったが、歌はボサノヴァ風でも伴奏のアレンジがかなり凝っていて、とても面白く聴けた。
Wikiで調べたら、ボサノヴァに様々な要素を加えた「トロピカリア」という音楽を標榜しているとかで、
特にラテン・パーカッションが奏でるリズムが心地よい(※このCDはグラミー賞を獲得している由)。
好きなアーティストに加わりそうな勢い。でも、これでも若い時の写真なんだな(^^;)。
GM:交響曲第5番(パレー&デトロイト響)
フランス人指揮者、としか知らなかったパレ―。
クラシック&オーディオマニアの友人が積極的に推していたので、気になっていた人ではあった。
で、聴いてみたら、凄くよい。
とても生々しく、生きることの苦しさ、悲哀、そして喜びがストレートに伝わってくる。
作曲家に全身没入してしまうかのようなバーンスタインとは違う、等身大のマーラーとでも言うべきか。
録音は1959年(モノラル/ライブ)。
音質はあまり良くないし、技術的にも突っ込みどころがなくはないが、この時代にマーラー5番を演奏会プログラムに取り上げていたというのは、
それだけでも特筆すべきことではないかと思う。
よく録音してくれたものだ。
PS で、今聴いているのがこちら↓
ザ・クラッシュ:ロンドン・コーリング
なぜかパンクw。
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