元!吹奏楽部顧問の日常 

顧問を離れて早数年。今やただの音楽&ラグビー大好き親父です。

2024 7月9日

2024年07月09日 | 音楽
今日は亡くなって35年経つ親父の命日だった。
久しぶりに思い出した気がする。
享年56。
早かったなあ.........


さて感想①



ボブ・ディラン・ドキュメンタリー・シリーズ VOL.4 ボブ・ディラン/ネヴァー・エンディング・ストーリー:1990-2006


先週辺りから、午前中にディランの21世紀の音源を聴くことが多い。
特にカバー・アルバムのこの辺。




しゃがれ声で気持ちよさそうに歌うディラン。
ほとんど仙人と化しているのではないかなw?

デビューしてとうに半世紀を超えてもディランはまだ歌い続けている。
その大きな要因は、1980~90年代を生き延びたことにあるのだろう。

私が一番好きなのは『追憶のハイウェイ61』(1965)。




次は『血の轍』(1975)かな。



ディランの長い長いアーティスト人生において、何度も浮き沈みはあった。
その中でも'80,年代はキャリアの中で最も危機的な状況だった。
実際私もその時代の音源は聴いていないし、今のところ積極的に聴きたいとも思っていない。

しかしその´80年代の終わりに傑作アルバム『オー、マーシー』が出た。



誰もが認める、ディラン復活の狼煙となった作品。
この辺りから、ディランの人生と歌への向き合い方が大きく変わったのだろうな。

最近のオリジナル・アルバムでは、『トゥゲザー・スルー・ライフ』はけっこう気に入っている方だろう。



アメリカのルール・ミュージックへの溢れんばかりの愛情が、まるでロードムービーのサウンドトラックのように綴られていく。
これはもう、ディランにしか出来ない芸当だ。


今までに何度も何度も繰り返してきたが、私の二大アイドルはディランとマイルス。






二人とも長いキャリアの中で何度もスタイルを変え、常に試行錯誤を繰り返しながら、決して同じところに留まろうとはしなかった。
そして、手持ちのカードをさらけ出すこともなかった。
いつだって謎を抱えたまま生きていた。


もうディランも齢80を超えた。
恐らく彼のライブを観る機会に恵まれることはないだろうと思う。
しかし、生きていようが死んでしまおうが、彼の音楽は私の心に残り続けるだろう。


ということで、近いうちにこちらの映画も観る予定(^^)↓




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