元!吹奏楽部顧問の日常 

顧問を離れて早数年。今やただの音楽&ラグビー大好き親父です。

11月17日朝

2019年11月17日 | 鑑賞

おはようございます。

まだ夜明け前w。


案の定、昨晩はブログを書けるだけ書いてアップした直後に寝落ち(>_<)。
すると当然目覚めは早いということで、朝も早よからPCに向かっております・・・。


ということで、昨晩の続き。


昨日の鑑賞×2件

 

①『ジョアン・ジルベルトを探して』

 

珍しく電車で移動。

朝イチの回で『ジョアン・ジルベルト』。

 

面白くなかった訳ではなく、今日耳深い内容ではあったのです。

ただ、淡々とした進行についつい眠気が・・・。


すみません、二度ほど意識が飛んだ時間がありました(T_T)。


何しろジョアンはもちろん姿を見せないし、
映画の企画のそもそもの発端となった本を書いたドイツ人ジャーナリストも亡くなってるし、
本来の主人公二人が全く姿を現さない映画(苦笑)。


ドラマはないのです。


一方で、親しい/親しかった人たちから語られるジョアンの人となりと、彼の音楽は大変に興味深かった。

というか、やはり彼の歌/曲はすばらしい。


ボサノヴァとの出会いは、小野リサ。


20年前ぐらいに、何かのきかっけで聴くようになり、10数枚音源を買いました。

ここ最近はご無沙汰してるけど(苦笑)、好きな歌手の一人ではあります。


で、小野リサの歌やコメントで自然とジョアンの名前を知り、
最初に買ったのが確かこれ

 

 イマージュの部屋

 

初めて聴いた時は、「何これ?」状態Σ(・□・;)。
ぼそぼそと呟くような、音程も何やら怪しい、いわゆる「上手い」とはとても言えないような歌。

しかし、何とも言えない味わいに徐々にやられていくんですな。


なんだかんだ言って、9月に札幌行った時も音源を買って帰ってきた訳で(^^;)。

ボサノヴァの誕生(2枚組)

 


今回の映画を観て、改めてジョアンや小野リサを聴きたくなった次第でございます。

 

②『ブルーノート・レコード/ジャズを超えて』

 


『ジョアン』終了後20分ほどしてから、こちら。
『ジョアン』よりは客が多かった(苦笑)。


数カ月に一度ぐらいの割合で会うクラシック音楽通の友人がいるのですが、
彼の口からよく出るのは

「あの演奏は・・・のレーベルから出てて、」
「あのレーベルの録音は・・・、」

という台詞。


その辺りあまり頓着せずに聴いてきた/聴いているこちらとしては、
勉強になる話ばかりなのだけれど、
今回の映画を観て、レーベルに拘る意味が少しは分かるようになった気がします。

 

ジャズも聴き始めて30年は越えてるけど、なんだかんだ言ってかじっている程度。

そんな私でも『ブルーノート』というレーベルが特別らしいということぐらいは知っている。

昨日の映画で、『ブルーノート』がなぜ特別だったのか/特別なのか、その理由の一端に触れた気分。


過去と現在のミュージシャンたちが次から次へと表れて演奏を披露してくれるので、
こちらは全く眠くならないw。

モンクやバド、ショーターやハンコック、ブラウニーやマイルスなどなど、ジャズジャイアンツてんこ盛り!

一方で、R.グラスパーやD.ウォズなど、名前ぐらいは聞いたことのある現役プレーヤー、プロデューサーなども多数出演
(※ウォズは現在の『ブルーノート』社長)。


一番印象に残ったのは、ヒップホップのトラックに、ジャズからのサンプリングがよく使われているという話。
ヒップホップとジャズの距離は意外と近いらしい。


帰り道、「R.グラスパー、聴いてみようかな」と考えている私でしたwww。

 

PS
細野さんのドキュメンタリー映画と、“CATS”観たいな。

 

コメント
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