元!吹奏楽部顧問の日常 

顧問を離れて早数年。今やただの音楽&ラグビー大好き親父です。

今週末もオフです

2008年11月15日 | Weblog


昨日書き忘れた事が一つ。


小論文と面接を指導していた生徒が推薦合格!
ホッとしました(^^)。


というのも、その子が「文化財保存学科」志望で、
学芸員の資格を取りたいと言う希望を持っていたからなんです。
これは博物館勤務経験者の俺が担当するしかないだろう、ということで
ちょっと力(りき)入りました(笑)。


志望動機を聞いてみると

「世界史の授業を通して、過去の文化財や、それを伝えてきた人たちに興味を持ったから」

と、これまたうれしい答え。

受かってくれてうれしい、というか肩の荷が下りた感じ。
やれやれです。



ここで自分の話ですが。


今年は初任校以来の生徒指導課、
おまけに文化祭(上半期)と生徒会誌の編集(これから!)と
久しぶり&初めてづくしの仕事が並んでいるのですが、意外と苦ではありません(楽ではないけれど)。

これはきっと、予期せぬ異動で、右も左も分からぬ博物館なんぞというところで働く事になり、
もう三十も半ばを過ぎた歳で、文字通りの「新米/ペーペー」の立場を経験した事が大きいように思います。

今まで見につけてきた事はほとんど役に立たないし、というか生徒がいないし(涙)、
若葉マークではあっても一人の「学芸(調査)員」としての仕事と対応を求められるし、
おまけに先輩にはいじめられるし(苦笑)。

まあ、最初の1年はホントに無我夢中。


でも、そのおかげで、「民俗学」という全く未知の分野について学ぶ事が出来たし、
学校の外の世界と、学校にいたのでは知り合うチャンスもなかっただろう人たちとの出会いもあったし、
歴史の見方そのものも変わったと思います。

職場は楽しくなかったけれど、博物館の仕事の面白さが少しは分かった・・・、
といったところですかねえ。


何より、博物館にいたおかげでカミさんと結婚できたし(笑)。


しかし、三十過ぎて「パシリ」を味わってしまうのは、やっぱりよくありませんな。
もう45、すっかりベテランの域に達している歳なのに、どうもその辺自覚がない(^^;)。


あと5年で50だなんて、信じられません。
見かけだけは十分年齢以上なんですが!?



さて昨日は楽器屋への道すがら、


■A.ペッパー(A.Sax):『A.ペッパー・ミーツ・リズムセクション』


を、これまた十数年ぶり?に鑑賞。


乾いたアルトの音、クールでホットな演奏がとても心地よい。

次はウェス・モンゴメリーのギターでも聴いてみようか。


PS
先日のNHK『SONGS』、工藤静香の歌う中島みゆき作品を聴いてます。
最近カバーアルバムも出した由。

買わねば。
コメント
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