元!吹奏楽部顧問の日常 

顧問を離れて早数年。今やただの音楽&ラグビー大好き親父です。

たらこ唇

2005年08月21日 | Weblog
昨日は前任校の演奏会に楽器を持ってお手伝い。
ポップスステージだけかと思ったら、1部からアンコールまで
全曲吹かされる羽目になった。全て初見(涙)。
案の定リハでスタミナを使い果たしてしまい、本番は苦しかった。
今日はたらこ唇状態である(苦笑)。

Flのソロ曲がプログラムにあり、終演後は先輩でもある
顧問の先生と、ソリストを囲んでの打ち上げとなった。
先輩とソリストが同じ音大の同級生と言うこともあり、業界裏話で
大いに盛り上がる(笑)。先輩とは「やはりソロとの共演をやらないと、
バンドも指揮者の上手くならない!」ということで意見は一致した。
来年ウチでも呼びたいソリストはいるのだけれど・・・。

車では『眠りの森の美女』全曲を聴く。重量感たっぷりの音楽&演奏。
それにしてもチャイコフスキーの情景描写には舌を巻く。
豊かな旋律と分厚い和声、そしてカラフルなオーケストレーション。
管楽器の使い方が本当に上手な人だったんだなあ。
『眠りの森の美女』、コンクールでも一度は取り上げてみたい。
ハープをばっさりカットして、一幕の「ダ・パクシオン」より‘アダージョ’
なんてとってもいいと思うけれど、だれかに委嘱してみようか?

コンクールと言えば、先日も候補曲を検討中と書いたけれど、
また別路線で興味が湧いてきた。
ムジカ・フローラで出している湯山昭の『お菓子の世界』、
E.コーツの『3人のエリザベス』か『ロンドン組曲』、
あるいはサリヴァンの『パイナップル・ポール』などなど。

明るくて、難易度の高くない作品を演奏したい、
できるだけ流行廃りと関係ない曲を選びたい、
「こんな曲あったの?」と言われるような曲を取り上げたい、
と思っている。

コメント
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