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鉱物の部屋へのいざない

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名古屋ミネラルショー

2012-08-26 11:11:19 | 日記・エッセイ・コラム

昨日は日帰りで名古屋ミネラルショーに行って参りました。

私は名古屋に住んでいた頃から、毎年、名古屋ミネラルショーに行っておりましたので、今回で十二回目位になります。勿論、出展ではなく、鉱物コレクターの立場でです。

今回も久しぶりにコレクター気分でミネラルショーを楽しみました。

今回、金沢からは高速バスで移動しました。高速バスの大きな窓からは北陸の夏の風景が良く見えました。いつもの列車の車窓からの見慣れた風景とは違って、何故か新鮮な感じがしました。ボーっと流れていく外の風景を見ていると、すぐに名古屋に着いてしまいました。

会場に入ると、いきなり懐かしい人にお会いしました。Oさんです。Oさんは朝日カルチャーの石の講座で知り合った80歳を越えるおじいさんです。お元気そうで、久しぶりに立ち話をしました。私はOさんの御自宅を訪ねたことがあり、Oさんコレクションを見せてもらった事があります。それは見事なコレクションの数々で、その特徴は美術品的な美しさと大きさにあります。そういえば、Oさんコレクションは雑誌「ミネラ」に一度紹介されたことがありました。

Oさんの買い物の邪魔にならないように、すぐにお別れすると、次々に懐かしいお顔の方々にお会いしました。豊橋のTさんや長久手愛石会の方々です。名古屋では鉱物趣味も水石の愛石も分け隔てなく共存しています。

午前中はアっと言う間に過ぎました。昼食を約束していたTさんとお会いした後、午後になってからじっくりと会場を見歩きました。

会場にはいつもと同じように多種多様な鉱物標本が並んでいました。

ちょっと気になった事は尾小屋鉱山産の紫水晶をいくつか見ました。それらは尾小屋鉱山産らしい特徴を持っていました。そこそこの値段が付いておりました。それらはいつ頃、採集されたものなのでしょうか?これまでにも何度か尾小屋鉱山産の紫水晶を見掛けた事はありましたが、古い標本が多かったように思います。私が石川県内以外の所で見たもので印象深い紫水晶は何と言っても湯沼鉱泉で見たものです。4年ほど前の事ですが、それは見事な紫水晶でした。他県で尾小屋鉱山産の標本を見掛けると何となくうれしくなってしまいます。

昨日はコレクター気分と仕入れの感情とが共存した気分で会場を回りました。会場での時間はすぐ過ぎました。

帰りも高速バスでの移動だったので早めに会場を後にしました。

名古屋駅は人で溢れていました。金沢の環境に慣れてきたせいか、雑踏の中では何故か疲れてしまいます。

金沢に帰ってきて、ホッとしました。

コメント
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