いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

教育の違い。ある区立幼稚園と私立幼稚園の卒園式

2007-03-17 | Weblog
 卒業式シーズン突入である。区議会議員も区立、私立を問わず、各学校の卒業式にご招待を頂く。昨日は、区立幼稚園、そして今日は、私立幼稚園の卒業式に参列した。そして、2年間の教育の違いをまざまざと実感したのだ。

 以下、分かりやすく対比してみる。

号令

私立:一同敬礼、着席、起立
区立:礼、すわりましょう、たちましょう

国歌斉唱

私立:われんばかりの大きな声で斉唱
区立:卒園児は、ほとんど歌わない(教えられていない)

蛍の光

私立:斉唱
区立:歌わない

精勤賞、皆勤賞

私立:あり
区立:なし

 区立の式典も工夫をされていて、温かく良いものだったが、私立のそれに比べると、年齢が1,2歳違うのではないか、と思うぐらいの厳粛さでの差があった。わが国の教育を悪くした元凶「日教組」の「あなたらしければいい」という、自由と我がままを取り違えた教育の成果が今、社会問題や犯罪の根底にある。

 幼児期のたった2年間で、これほどの差が出るのだ。経済的に余裕があれば、小学校や中学も区立ではなく、私立に入れたい、という親心は大いに理解できる。であれば、公教育の再生の特効薬は、学費の公費格差をなくすことであろう。そうすれば、特徴ある私学、熱心な教員のいる私学に大多数の児童、生徒が流れ、公立校の教員は「職」がなくなる。そうなれば、日教組だ、権利を守れなど言っていられなくなり、「生きるため」必死に公教育のレベルアップに努めるだろう。

 卒業式に普段着で出席する教員、国歌を勤務中の公務員でありながら斉唱しない教員、笑顔の出来ない教員、地域の人々と世間話が出来ない教員、明るい挨拶が出来ない教員、名前を呼ばれても「ハイ」と言えない教員、名札を着用するのは人権問題とまじめに思っている教員。こんな、たまげる姿に出会える卒業式、入学式にぜひとも出かけて頂きたい。

 まともな多くの教員のカゲで、社会人としても失格な上述したような連中が子供たちを教えている。教育再生は現場の教員の意識改革からである。



ブログランキング
 
↑クリックして頂くとランキングがあがります!
 

感謝!感謝!の一日

2007-03-16 | Weblog
 議員稼業で最も重要な資質は?と聞かれたら、私は、即座に「忍耐力と体力」と答える。駅前演説では、いかに人々が政治に無関心で、無視されても笑顔で続けることが出来る忍耐力。朝6時過ぎから、深夜まで、不眠不休で活動できる体力。これが不可欠である。

 先日、ある知り合いから「大学2年生の後輩が、政治家になりたい、と言っている」と聞かされた。では、私の手伝いに来て、現実を見たらどうか、とコンタクトを依頼して1ケ月以上たったが音沙汰がない。どうなったのか気になって訊ねると「どうやら、父親所有のハワイのリゾートマンションにいるらしい」と。あらあら、と思ったが、しばらく待った。その後1ケ月、今度は「今はアメリカにいるらしい」とのこと。この手の学生さんは、絶対に政治を志すことは止めてほうがいい。

 そして、挫けそうになる忍耐力と体力を突如として復活してくれるのは、人知れず応援して下さっている方の存在を知った瞬間である。1月4日の事例などは好例である。

 今朝の出来事である。蒲田駅東口でチラシ配布と駅頭演説を行った。手伝ってくれたのは、知人の長男で、ひょんなことから今年4月から陸上自衛官になるK君だ。まったくのボランテイアである。これもありがたいことだ。さらには、何人もの方々から「がんばって」との言葉を頂く。なかには、チラシを両手で受け取ってくださる方もいて恐縮してしまう。

 事件(?)は、その後おこった。妻は区内のクリニックに勤務しているが、その待合室で、私のチラシを読んでいるご夫婦がいたそうだ。「どこでもらったんですか、それ?」と聞くと、以前から、サンケイ新聞に折り込まれていた「いぬぶし秀一・余計なお世話レポート」を読んで熱烈なファンになって頂いた由。今日は、たまたま本人(私)に蒲田駅で会ったので激励して2枚もらってきた、と聞いて、妻は感激して自分の夫であると告白したらしい。さらには、ご夫婦が住んでいるマンションは、私達が結婚してから5年間すんでいたところだったそうだ。

 多くの議員は「敵を作らないように」「万人受けするように」と、議会報告などを作る。結果、あたりさわりのないものになり、誰が書いても変わらないものになってしまう。私は、というと、思い切りホンネで書くから、書く度に敵を作る。また、私は、地元まわりを、あまり得意とはしていない。そこで、発信媒体として、インターネットと「余計なお世話レポート」という紙媒体を使っているのだが、はたして、このスタイルでいいのか?と不安になることがある。

 が、このようなお話を聞くと、勇気百倍である。また、地元に日曜日から開設予定の事務所予定の空き店舗に行くと、地域の方々が、雑巾拭きや大工仕事をして、すっかり知らぬ間に、事務所らしくなっているではないか。スーツ姿で行った自分を恥じたが、なんともありがたい光景でもあった。

 多くの人々の善意で、今の自分があることに感謝、感謝の一日。嬉しくて、最近止めていた発泡酒500ミリを飲み干した。ありがとう!


ブログランキング
 
↑クリックして頂くとランキングがあがります!
 

やるじゃん!区役所駐車場

2007-03-15 | Weblog
私が議員になったばかりの区役所職員の接遇はひどかった。まずは電話応対。代表電話の交換手(当時は公務員)が横柄のなんの。そして、内線で繋がった所管課の電話応対もひどかった。「こちらこそお世話になっています」という、世間では常識的な電話用語すら使えなかった。

 民間企業では、新入社員教育で行うことが、区役所では管理職になっても出来ていない事実には、驚愕したものだった。今でも出来ていないのは、名刺の授受だ。試しに、区職員(管理職を含む)に名刺を渡してみて欲しい。両手で受け取る職員は「皆無」だと思う。そして、その名刺を名刺入れの上に乗せて話をする、という民間営業では当たり前のことも出来ない。いや、誰も教える人がいないのだ。

 名刺のことは、未だに出来ていないし、多分、そのことで区職員課なども危機感はないと思う。相手をする「民」側も「どうせ、お役人だから‥」と、あきらめているのだろう。なにしろ、裏紙を再利用して名刺を印刷して「無礼」と思わない文化があるのだから‥

 ところが、私の初当選以来激変したことがある。それは「お客様」という呼称を、大田区職員が使う、いや、使えるようになったことだ。住民票交付の窓口では、それまで「○○番の方‥」と呼んでいたし、駐車場などには、「来庁者用」などと書かれていたのだ。

 それが、なんと最近は、窓口でも「○○番のお客様」と呼べるようになったのだ。素晴らしい!また、電話応対も格段に良くなってきた。特に、区議会事務局の、ある女性職員さんの電話応対は、デパートの外商担当でも負けるぐらい丁寧で素晴らしい!

 区役所の職員さんも、少しずつだが、シーラカンスのような「労働強化はんた~い」という、自治労イメージから脱皮しつつあるようで、嬉しい限りである。

 今日は、大田北行政センターの駐車場に車を駐車して、またまた感激した。そこには、「お客様駐車場」と書かれていたのだ。素晴らしい!我が国の伝統文化は「形入法」である。すなわち、まず「形」から入って、後に精神性を高めていく。その意味で「お客様」が、とりあえずの「形」でもいいと思う。この一歩から始まって、いつの日か、区職員全員が、心からそう思う日がくるだろうから。



ブログランキング
 
↑クリックして頂くとランキングがあがります!
 
 

都知事と区長選挙、私の立場

2007-03-14 | Weblog
 私は、どうも政治的な人間には不向きのようである。今、誰を応援すれば自分にとって「得」か、という価値基準を持ち合わせていないからだ。過去、随分と敢えて「負け馬」に乗ってきたのも、そのせいかもしれない。

 さて、いよいよ都知事選挙と区長選挙が間近に迫ってきた。ところで「お前は誰を応援するのよ?」との質問がよくよせられるので、明確にしておこうと思う。うまく立ち回るのなら、当選ライン上の二人の候補両方にいい顔をして、最後に「勝ち馬」に乗るのが、政治的な動きなのだろうが、どうも出来ない性格なので、ここで名言しておこう。

 都知事について

 過去の著作、大田区での講演、その後の単時間の談笑等を通じ、浅野史郎氏には好感を持っていた。彼が知事になり、23区との関係を見直し、区が東京都の「精神的内部団体」から脱皮できるようになれば、各区長や区議会も少しは活性化するのでは、という期待もあった。そこで、浅野史郎氏のハートに火をつける会の賛同人にも登録をしたのだ。が、その会の賛同人の方々とは、どうも違和感がある。さらに、決定的にダメだったのは「政党の推薦は受けない」はずが、民主党や、なんと社民党にまで挨拶に行っていることだ。

 そして、発表されたマニュフェスト第5章の政策1には、(「日の丸」「君が代」問題についての強制的な対応を改めます)とある。嗚呼、これで私のハートからは「火」が消えた。同時に、この会の賛同人から名を削除するよう要請をした。残念ながら、都知事については、白票は入れないが、積極的に応援したい方は今現在はいない。

 さて、それでは区長は‥である。

 現在名乗りをあげているのは、私の知る限り以下の4氏だ。(50音順)

内田秀子氏(区議 現無所属 前・生活者ネットワ-ク)
小松恵一氏(前大田区助役)
佐伯正隆氏(税理士 共産党推薦)
松原忠義氏(元区議、現都議 自民党)

 内田氏と佐伯氏については、思想信条からまったく枠外である。では、小松氏か、松原氏か。松原氏が自民党推薦候補として急浮上した経緯は、以前書いた。その意味では、自民党の「お家事情」の結果とも言える、政治的決着だ。人柄も温厚な松原氏には好感を持てるが、その選出の経緯は、私の価値観とは些か違う気がする。

 では、お役人出身である、小松氏か‥今まで、区役所改革では「同志」であったり「敵」であったりした相手である。大田区の未来にとって、どうか等、自問自答の末、セカンドベストの選択として、私は小松恵一氏を支援することにした。



ブログランキング
 
↑クリックして頂くとランキングがあがります!
 

たまげたネ!都立高校の卒業式妨害は公立校教員‥

2007-03-11 | Weblog
 今年もやてきました!反日左翼の組織維持のための行動対象、都立高校の卒業式。昨年から、都立大森高校の卒業式に、別の区議会議員の後援会幹部の方のお誘いで、この行動の監視をするのが年中行事になってしまった。

 昨年は、過激派出身のおじさん達が、常軌を逸した行動をとったので、その場にいた、いたって品のいい共産党系弁護士に苦情を申し述べたところ、今年は敵ながらあっぱれ、言葉だけは丁寧になった。「おめでとうございます」「おはようございます」という、挨拶ができるようになったのはりっぱだ。ただ、Tシャツやら、グレーのジャンパーやら、およそ祝賀の場には似合わない服装のセンスは相変わらずである。区立校の卒業式でも、ジャージや普段着で参加する、TPOをわきまえない社会性のない教員が散見されるが、これは「自由」と「ワガママ」の区別のつかない好例である。

 配られたチラシには「卒業式に何か国家的なものが持ち込まれ強制されているのではないかというおそれを、私達市民は感じます。」とあり、東京地方裁判所が出した判決を例示している。誰が「市民」に国家的なものを強制しただろうか。公務員たる教員が、公務従事中は、国旗国歌に礼をつくせ、と言っているだけだ。また、都合の悪い、最高裁が出した「ピアノ伴奏拒否」の敗訴判決については書かない、というお得意のご都合チラシである。また、「市民」も、到底フツーの市民ではない方々の団体が列挙されている。

 さらに、びっくりしたのは、チラシ配りの面々の中でも、一番すっとんきょな男の仕事である。彼は、着ている英国旗をパロデイ化したTシャツの絵を、何度も見せては「他国を愛そう!」と、がなるのだ。その姿は異様ですらあった。私が「あなた、普段、何して食べてるの?ひょっとして教員?」と訊ねると、そうだという。「公立の社会科の教員だろ?」と、今までの、経験則で聞けば、ドンピシャリ!やっぱりな~

 嗚呼、こんなヤツを採用した採用試験官は責任をとれよ。大森高校の副校長も、私の「彼、教員だって」の一言に言葉を失っていた。公安刑事が監視するなか、他校の卒業式を邪魔する公務員たる教員。まだ、いるんだな、こんなシーラカンスのようなのが。

 救いは、この高校の卒業生の父親だという方が、突如「ふざけるな!お前等、何やってるんだ。よそでやれよ。今日はお祝いの席だ。迷惑だ。」と、苦情を投げつけたことだ。まったく、普通の保護者の感覚である。それが証拠に、校内に「チラシ用」に設けらたゴミ箱はいっぱいだった。


ブログランキング
 
↑クリックして頂くとランキングがあがります!
 

大田区職員の味方は、いぬぶしだけ‥?

2007-03-10 | Weblog
 昨日の大荒れの議会において、私は区議会議員で、ただ一人反対した議案があった。それは、大田区職員の休息時間を廃止する条例改正案である。

 大田区職員の勤務時間は、朝8時半から17時15分まで、昼休みは45分間。これで8時間労働となるはずだった。しかし、どう見ても職員は1時間昼休みを取得しているではないか。なぜ??私は議会で質問した。すると、なんと、午前に15分、午後15分の「休息時間」というものが定められていて、この休息時間15分を昼休みと同時に取得するのが、永年の慣例となっているのだ、という。

 「休息時間」は、手休めの時間であるので、職場に居なければいけないが、そんなことはない。みんな、1時ちょっと前にエレベーターにのる。結局、8時間労働で支給している給与は、毎日15分間不当に取得しているのだ。その額、年10億円!そこで私は、昼休みを45分から1時間にし、休息時間を廃止、勤務時間を17時30分まで、もしくは、8時15分始業にせよ、と訴えた。

 国の人事院規則にも同様の定めがあったが、これも廃止され、勤務時間延長で対応しているようだ。が、大田区職員労働組合は凄い!なんとしても、出勤時間と退庁時間は現行維持を主張。昼休みは45分で結構と申し入れてきたのだ。区職員の90%以上が加盟している職員団体の意見は「職員の意見」と、区側も、この内容で条例を出してきたのだ。

 しかし、まず、区職員労組の意見は、本当に職員の意見か?何人かの職員にインタビュをしたが、みな昼休み45分はきつい、と言っていた。さらに、心ある職員は始業15分以上前に登庁しているので影響はない、とまでいう。

 蒲田駅周辺の飲食事情を考えると、45分では外食は困難である。まして、食事をして銀行などの用事は足せないだろう。とすれば、職員の労働環境の悪化につながり、業務効率にも影響するだろう。さらには、駅周辺の飲食事業者への影響もあるに違いない。

 そこで、私はただ一人「反対討論」を行い、「着席(反対)」を表明した。結局、議案は賛成多数で可決されたが、次の問題は、外食に出た職員が、混雑を理由に、結局1時間の昼休みを自主的に取得するのではないか、という懸念である。やるんだな、きっと‥よく見張っててネ!課長さん。



ブログランキング
 
↑クリックして頂くとランキングがあがります!
 

たのむよ!共産党さん。議会終了は深夜10時

2007-03-09 | Weblog
 一昨日は、私の質問に対し、共産党が「発言の削除」を求める動議を出され議会が55分間とまった。今日は、共産党自ら、議会を止め、予定では6時ごろ終了が、なんと深夜10時閉会となった。

 ことの顛末は次のようなものだ。

 昨年、共産党議員8名や私を含めた13名の議員で、今話題の「政務調査費」の領収書のコピーを議会事務局で保管し、区民の公開に応えよう、との条例改正案を提出した。ところが、自民、公明、民主等の議員が、この採択に反対し「継続審査」を主張した。が、その後、マスコミ報道で「大田区のみ領収書添付せず」とされ、大慌て。

 各会派の代表者からなる検討会を設置し、政務調査費全体について、意見集約をしてきた。その結果、共産党の議員を含め、全議員賛成で「領収書の原本を添付」「実施は遅くとも10月」との条例案を決定。本日の本会議に上程する予定だった。

 が、事態はNHKのカメラが入り変わった。共産党の常套手段は「我々がこのようにいい提案をしたのに、他の議員は反対した!」と機関紙に書くことだ。まして、報道が来ているのでは、より一層頑張らねば‥

 そこで、「実施を平成15年にさかのぼれ」との修正動議を出したのだ。これで、本会議は開催されず、ひたすら調整が行われ、結局、修正動議は委員会で否決。否決を受けて、共産党も当初の条例案に賛成。なんだよ!4時間も延びて、最初の案に賛成だと???

 まったく意味のない疲労に、怒り心頭である。

 区長は、閉会挨拶のなかで、「予算には反対され、その予算に基づいて新たな施策を実施すると、我が党の主張がとおった、とおっしゃっるのは理解できない。」と、最後の嫌味を語っていた。まったく同感である。



ブログランキング
 
↑クリックして頂くとランキングがあがります


あちゃ!共産党から動議で55分議会をとめちまった

2007-03-07 | Weblog
 今日は、予算委員会最終日。今回私に与えられた時間は、たったの10分。以前から、全文事前に渡す「大朗読大会」たる議会には反対していたし、たった10分ぐらいNO原稿でいこう、と項目だけ書いて臨んだ。

①日本国憲法のもとに公布された地方自治法により大田区は存在している。であるとすれば、その所有している建物施設には、本庁舎同様、祝日に国旗を掲揚すべきである。

答弁:特別出張所のような祝日に職員のいない場所は除き、区民ホールアプリコ、産業プラザ、区民センターなのには3月21日の祝日から掲揚する。

②世界192ケ国のなかで、我が国ほど、国旗、国歌に敬意をはらわない国はないし、不毛な議論をしている国もない。これから、卒業式のシーズンになると頭のおかしなひとたちが都立高校の前に行って、日の丸を揚げるな、国歌を歌うななどと言う。国家に誇りを持てない教育を受けた子供達は何を基準んしていいかわからなくなる。自虐的な教科書を、事務方の書いたシナリオどおりに採択する形骸化した教育委員会をやめ、教育委員がそれぞれの見識で選ぶべきだ。採択を傍聴したが、誰かが「A社がいい」と口火をきる役がいると、全員それに同意する意見をいうが、統計的にもあり得ない。

答弁:教育委員会は形骸化しえいない。また、すべての教科書は文部科学省の検定を受け、問題はない。

③自転車撤去に年間2億5千万ものお金をかけているのは問題である。自転車駐輪帯を歩道上や、ロータリーに白線を引いて作るべきである。川崎でも新宿での成功している。

答弁:設置には、警察との協議が必要で、なかなか難しい。

 と、記憶をたどると、こんな感じだった。すると、最後の答弁が終わるや、共産党議員が突如、委員長動議!とさけんだ。
「ただいまの犬伏委員の質疑の中で、頭のおかしな人々という発言を削除せよ」と。即刻、予算委員会は休憩。理事会が開かれ、対応を検討することになった。

 あちゃ、やっちまった。都立高校の前では、例年、共産党系弁護士事務所の弁護士や、共産党員、過激派などが「卒業式に国歌の強制するな」と、TPOもわきまえず、チラシを配っているのだ。

 つまり、自分達のことを「頭が悪い」と言われたものだから、見過ごせなかったのだろう。私にとって見れば、質問の内容ではなく、枝葉の部分なので、どうでもいい事であった。休憩中、他の会派の控え室に議会をとめた事につき謝罪にまわったが、皆、苦笑しつつ「早く修復せよ」との、思いが顔にありあり。

 止む無く、削除に応ずることにした。再開後の予算委員会最初の登壇は、荒木秀樹議員。「犬伏委員の思いもわかるが‥」と前置きして、私の方を向き「一言多いんだよ!」と。

 おお、荒木議員の発言削除の動議!とは言わなかった。つまらんことで、55分!皆さん、すまんです!


頑張れPTA役員!

2007-03-02 | Weblog
  区内の様々な団体が、それぞれの「団体のエゴ」を行政に投げかけるのはやむをえないと思っている。しかし、情けないのは区立学校PTAのエゴである。私自身、小学校、中学校とPTAの役員を務めてきたので、PTAが学校運営の協力者として重要な役割を担ってきたことは認める。

 しかし、その反面、いかがわしい教員の防波堤になってきたことも否定でいきない。私が過去に、区立学校の半社会的教員の実態を公開すると、必ず文句を言ってくるのが、当該校のPTAである。

 曰く、こんなことがバレたら進学に影響する…

いままで、文句を言ってきたPTAの事例の一部

A中学校:修学旅行中泥酔した教員が女子生徒の浴場に侵入。学校は否定。生徒の母親から直訴があり教育委員会に通報。PTAは、高校の推薦入試に影響する、と私にクレーム。教員は、産経新聞の報道の結果、懲戒免職。

B中学校:「極道」というタスキをして、卒業式に生徒を見送った教員は いい先生だから、追及するなとPTAから私宛にクレーム。

C中学校:「受精させるためのペニスの長さを述べよ」という、あきれた問題を出した教員を、学校名を伏せてチラシで糾弾したところ、当該校PTA会長が、区長に「こんなチラシを知っているか?」とクレーム。

D中学校:禁止されているマイカー通勤を副校長、一般教員が行っていた。さらには、2年生の教員が自らの授業をせずに有給休暇で3年生の修学旅行に参加したことが発覚。校長の管理能力を問うたところ、学校に土足で乗り込んでくるな、とPTAからクレーム。 

 PTAは、学校の下請けなのか?このような教員の実態を示し、学校教員をマトモにしていくことがPTAの使命ではないのか。だいたい、学校休業日の行事に教員が参加も協力もせずに、PTAに学校運営の下請けをさせる校長、副校長に意見すべきがPTAであろう。自らの子供を「人質」に取られているからといって、萎縮してしては、社会性のない教員をのさばらせるだけである。
 
 学校名を伏せているのに文句言うのなら、実名でチラシを配るよ!問題の本質は、学校名ではなく、そのような「問題教員」自身であることをPTA役員にもなった見識ある方々は理解すべきであろう。でないとPTAは井戸端会議か、学校の下請けに成り下がってしまう。

 そして、区長に聞かずに私に直接聞いてくれれば、なんでもお答えするのにね.
頑張れPTA!!毅然とすべきだPTA!井戸端会議になるなPTA!正論で戦えPTA!



ブログランキング
 
↑クリックして頂くとランキングがあがります

しきたりか?合理性か?ある議案の場合

2007-03-01 | Weblog
 今日は、防災・対策特別委員会である。今日の内容は、大田区国民保護計画が策定されたので、その報告議案についてだった。そして、相変わらずあきれるのは、共産党議員の質問。

共産党:この計画によれば「埋葬料の金額」や「死亡者数の報告書」などが作成されており、こうやって着々と国民を戦争に加担させようと準備をすすめていくのか。

お役人:埋葬料などは、以前から防災計画にも掲載されているものである。

 そこで

私:国民の生命財産を守ることは、国家の最も重要な責務であり、それ以外のことは、その使命からすればたいしたことではない。このような計画が戦後60年の間、作られなかったことがおかしい。やっと、まともな国になった。

 また、委員会では、国民保護計画の「資料編」として、黄色いバインダーに閉じられたものが配布された。1400部印刷し、町会や関係機関に配布するが、加除が簡単なようにバインダーにしたのだという。

 ところが、それとまったく同じ内容だが、製本されオモテも裏表紙も白紙のものが、全議員に事前に配布されていた。なぜ、2種類それも、白表紙なのかを質問した。担当課長の答弁によれば、当初、バインダーを報告議案の「資料」としたが、総務課から「抜き差しできるものは議案としてふさわしくない」と言われ、急遽、議員の数だけ製本したのだそうだ。まったく意味のない、もったいない税金の使い方である。くだらねえ~!!


 さっそく、委員会終了後、総務課に出向いて趣旨を聞く。担当者は、かたくなに「議案としての体裁」を主張する。私は、「製本しなければいけない根拠法、条例、規則を示せ」と詰め寄る。ところが、そんなものはない。長い間の慣習だという。総務課の名言は「しきたりです」と。

 確かに、民主主義は「テマ」と「時間」がかかるものである。しかし、それは意味のある議論のために、であるはずだ。報告議案には「否決」ということはない。さらに、たかだか、「自衛隊の住所」やら「証明書の様式」などが記載された資料編が、議員により加除できた(そんな議員はいないが‥)からとて、議案として何等問題はないはずだ。

 問題なのは、こんな「どうでもいい、しきたり」を後生大事に守っている「お役所」という世界である。救いは、国民保護計画担当の課長が、委員会で「私も犬伏委員と同じ感想を持った」と答弁され、他の区幹部や一般職員も一様に「同意」してくれたことだ。

 変えよう、お役所!変えよう議会!


ブログランキング
 
↑クリックして頂くとランキングがあがります!