いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

教育の違い。ある区立幼稚園と私立幼稚園の卒園式

2007-03-17 | Weblog
 卒業式シーズン突入である。区議会議員も区立、私立を問わず、各学校の卒業式にご招待を頂く。昨日は、区立幼稚園、そして今日は、私立幼稚園の卒業式に参列した。そして、2年間の教育の違いをまざまざと実感したのだ。

 以下、分かりやすく対比してみる。

号令

私立:一同敬礼、着席、起立
区立:礼、すわりましょう、たちましょう

国歌斉唱

私立:われんばかりの大きな声で斉唱
区立:卒園児は、ほとんど歌わない(教えられていない)

蛍の光

私立:斉唱
区立:歌わない

精勤賞、皆勤賞

私立:あり
区立:なし

 区立の式典も工夫をされていて、温かく良いものだったが、私立のそれに比べると、年齢が1,2歳違うのではないか、と思うぐらいの厳粛さでの差があった。わが国の教育を悪くした元凶「日教組」の「あなたらしければいい」という、自由と我がままを取り違えた教育の成果が今、社会問題や犯罪の根底にある。

 幼児期のたった2年間で、これほどの差が出るのだ。経済的に余裕があれば、小学校や中学も区立ではなく、私立に入れたい、という親心は大いに理解できる。であれば、公教育の再生の特効薬は、学費の公費格差をなくすことであろう。そうすれば、特徴ある私学、熱心な教員のいる私学に大多数の児童、生徒が流れ、公立校の教員は「職」がなくなる。そうなれば、日教組だ、権利を守れなど言っていられなくなり、「生きるため」必死に公教育のレベルアップに努めるだろう。

 卒業式に普段着で出席する教員、国歌を勤務中の公務員でありながら斉唱しない教員、笑顔の出来ない教員、地域の人々と世間話が出来ない教員、明るい挨拶が出来ない教員、名前を呼ばれても「ハイ」と言えない教員、名札を着用するのは人権問題とまじめに思っている教員。こんな、たまげる姿に出会える卒業式、入学式にぜひとも出かけて頂きたい。

 まともな多くの教員のカゲで、社会人としても失格な上述したような連中が子供たちを教えている。教育再生は現場の教員の意識改革からである。



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