いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

民でも官でも放置自転車指導員はお話がお好き!

2006-04-30 | Weblog
 民間委託や指定管理者制度は、公務員では出来ない民間の創意工夫で、新たなサービスや、経費削減を計ろうとするもので、今や花盛りである。ところが、お役所の仕事を請け負うと、民間人がお役人と同じように『高飛車』になり『非効率』になってしまう例は、大田区に限らずめずらしい話ではない。

 先日来、蒲田駅前の『放置自転車指導員』たる大田区再雇用職員が、仕事もせずに世間話にうつつを抜かしているのはけしからん、と訴えてきた。同一人物が再三の注意にも関わらず、同様の行為をしているのには激怒をとおり越してあきれてしまった。

 30年以上、この人は公務員として、どんな仕事をしてきたのだろう。年齢からして、お孫さんもいるだろうに。情けない!

 そして、新たな事実が明らかになった。再雇用職員というのは、区を定年になった職員が、その卓越した技能を生かすため、65歳まで、月額20万円程度の給与で、週4日働く制度である。もちろん税金だ。このオジさんは、注意しても無理だから、区民に見られない職場に移せ、と課長に依頼したのだが、制度上できないそうだ。

 公務員というのは、『職』がきまっていて、給食のおばさんは、定年まで給食。電話交換手は、いかにダイヤルインがすすんでも交換手。自動車運転手は、永遠に運転手なのだ。再雇用も同様で、彼らは『放置自転車指導員』として再雇用されたので、それ以外の職には勤務させられないそうだ。なんとも‥

 さて、今日、日曜日は、会社の決算で夕方まで仕事をして、夕方5時頃、JR蒲田駅西口を歩いた。いました、いました、大田区放置自転車指導員という服をきた高齢者とおぼしき軍団が。今日は日曜日なので、公務員の指導員はお休み。皆、民間委託のガードマンである。

 ところが、やはり、お役所仕事。いや、過日の公務員氏を見習っているのでしょう。年配のオヤジさん。ロータリー中央の石のベンチに腰かけて、ホームレスとおぼしき面々と、世間話に熱中。民間委託の仕様書に、『世間話をせよ』と書いてあるのかもしれない。

 周辺には、凄まじい放置自転車。嗚呼、この人々の賃金も税金。
無駄だし、みっともないから、やめちまいなよ、放置自転車指導なんて!
それより、道路上に白線引いて、オヤジたちに1台200円集金させる、半分は還元させる仕組みをつくれば、必死に集金するし、放置は合法駐輪になる。

 まあ、警視庁がうるさい、とか道路管理上云々など言い訳はたくさん作るだろうが、現状より余程まし。川崎市でも新宿区でも成功している仕組みだ。

 『公務員は、このように働きません』という見本を、毎日、蒲田駅で展示するか、工夫するか、あ・な・た・次第!

 それでも改善されない場合は、自動車通勤の教員のようになるかも‥


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あきれた民間企業3連発と区職員1発

2006-04-26 | Weblog
 区議会議員というのは、ある意味『街の便利屋』でもある。それこそ、ありとあるゆる相談が持ち込まれる。離婚調停、保育園、融資、子育て等、面白かったのは、庭のカラスの巣を撤去して欲しいというものまである。手に負えない(負える議員がいるのだろうか‥)のは、交通違反なんとかせい、区の仕事をくれ、等という依頼だ。

 さて、本日の『なんでも屋』さんのミッションは、2件。一件目は、以前にも書いたが『独占企業 東京ガス』へのクレーム。依頼者はどうやら、『東京ガス 苦情』といったキーワードで検索をして、私のHPにたどりついたらしい。

 依頼者Aさんは、区内に飲食店を開店するため、ガス工事を東京ガスに依頼した。工事内容は、ガスメーターを1m移動する、という極めて簡単な工事だ。工事に来た下請け業者は、半分ぐらい工事をしてから、見積もり書をFAXで送りつけ『全額納付しなければ工事を続行しない』と、脅したらしい。金額も、Aさんや我々一般人の常識を超える『18万円余り』だった。今月28日には保健所の検査もあり、困った、との相談。

 ガスは所管外だが、そんなことは言ってられない。さっそく東京ガス本社に電話をして、CS(お客様満足)とはなんぞや、の講釈をして、円満解決と下請け業者指導を依頼した。一般的に東京ガスの下請けは『横柄』である。営業などしなくても、東京ガスから仕事が来る、という甘ちゃん経営に慣れてしまった結果だろう。

 次は、不動産会社のインチキ営業マンについての苦情。Bさん夫婦は、大田区内に永年住んでいたが、この程、マンションを川崎市内に購入した。駅前にある不動産会社に飛び込んで、物件を探してもらったが、担当者がいい加減で、こいつとの対応にホトホト疲れきって解約したい、とのこと。

 住宅ローンの金利、共益費、設備内容など、一つ一つは細かいことだが、よくもこんなに、ウソの説明が出来るもんだ、という程ひどい。会社のHPを見ると、県知事登録の(1)である。不動産会社は、5年に一回免許の更新をするので、(1)というのは、免許を取得して5年未満であることを表している。法律で定められた苦情処理の窓口である、県宅地建物取引業協会会員との表記もないので、親会社との記載がある建築会社の総務部へ連絡した。

 この手の苦情を、現場責任者にしても『保身といい訳』で終わることが多いので、なるべく『大事』にすることが重要だ。電話にでた担当に趣旨を伝え、親会社で処理できなければ『許認可権を持っている行政庁(県)と相談する』旨、付け加えた。夕方、Bさんから、一転してスーパーウルトラ低姿勢の責任者から電話が来た、と報告があった。円満に良い家に引っ越せるようお祈りする。

 最後は、私自身の体験。区議会の新しい会派の預金通帳を作る必要があり、以前から通帳を持っている蒲田のA銀行に電話したところ『任意団体の新規口座は本店稟議なので1週間かかる』とのこと。相変わらず、役所のような銀行だ。(役所の公金指定収納銀行だ!)

 それでは、会社で使っているB銀行にしよう、と出かけた。B銀行は最近大同合併をして蒲田駅前の至近距離に2つの支店(合併前は別々の銀行)がある。どちらでもよかったのだが、友人が別の支店で管理職をしている旧財閥系支店の方を選んだ。たかが、新規口座開設では友人には何の影響もないが、気は心であろう。

 ここから悲劇は始まった。支店に入り番号札を取ったのが、14時20分。待つこと30分。カウンターに座ったのは14時50分。以下、行員とのやり取りである。

私:任意団体の口座を作りたいんですが。
行員:この団体名の書いてある書類はありますか。
私:ないとどうなるのですか。
行員:なくても結構ですが、あれば確認させて頂こうかと‥
私:何をどう確認するのですか。なくてよければ聞く必要ないでしょう。
(団体所在地を区役所内にした書類を見て)
行員:原則的に所在地は、代表者の住所にして頂いていますが‥区役所で活動されているのですか?
私:そうです。原則ということは、どうしたら区役所にできますか。
行員:それでは、区役所で結構です。

 なんじゃい。だったら、何も言わずに処理するか、可愛らしくさりげなく聞けよ。客だぞ!さらに待つこと30分。新しい通帳を受け取って、銀行を出たのは1時間たった、15時20分。なんて大変なことなんだ。

 腹をたてて、銀行を出ると、目の前に激怒すべき風景が。先日、ハンドポケットで世間話に熱中していた『放置自転車指導員』の区再雇用職員のことを書いたが、またまた同じオヤジが、郵便ポストの前で、前回とは別の女性職員と世間話に熱中。60歳超えて『公務とは‥』とか、仕事中はおしゃべりしちゃダメ!などと教えても、もはや手遅れ。公務職場からお引取り願うか、区民の目に触れない職場に異動させるしかない。みっともないから、駅前に立たせるな、と担当課長に先週伝えたばかりだった。

 わかってねえな~どいつも、こいつも!



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新会派『改革110番』誕生!

2006-04-25 | Weblog
 さて、先週来続いていた『大田区議会民主党』さんとの確執も、やっと終着駅に着いた。あちらさんは、大田区議会民主党として4名の会派を結成され、岸田議員は予定通り幹事長と特別委員会委員長に就任する段取りとなった。残念ながら、私の離脱により、配分される予定だった常任委員会の副委員長のポストは自由民主党・区民連合にいってしまった。ゴメンね!

 そして私は、というと一人会派『改革110番』を結成(?)して、また一人に戻った。一人のデメリットは、幹事長会に出れない、総務財政委員会の委員になれない、議会運営委員会の委員になれない、各委員会の理事になれない、ぐらいのことで列挙すると大変不自由に見えるが、実質的にはたいしたことではない。

 問題は、控え室である。議員は一人あたり概ね8平方メートルのスペースの控え室を与えられることになっている。一昨年、新『民主・自由・未来』を結成した時も控え室問題で他会派に迷惑をかけた。今回も、公明党の控え室を分割する案、ネット無所属の部屋への居候という案、まったく別の場所など、事務局と議長で悩んで頂いているらしい。残り10ケ月の任期なので、金をかけず、他会派に迷惑をかけずに『ひっそり』と、お引越しをしたいものだ。


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たまげた千葉7区補選の結果

2006-04-24 | Weblog
朝、いつものように早起きをして、例の個室で新聞を読むと、な、なんと千葉7区の衆議院選挙補選において、大方の予想をくつがえして、民主党の26歳の候補が当選した、とある。

 選挙戦途中で、太田和美候補のキャバクラ勤務の怪文書が流れるという事件があったらしい。

 うまかったのは、民主党陣営が、その事実をあっさり認め『庶民対エリート官僚』という構図を作り上げたことだろう。新生党、新進党、自由党と『小沢選挙』を体験してきたが、それは凄い。綿密かつ周到、候補者は本当に気の抜けない戦いを強いられる。また、それでなければ小選挙区は戦えない。

 ただ、気になるのは1年間しか務めなかった県会議員としての、有権者への責任。さらには、有権者の浮気性である。前回、自民党に圧倒的勝利をもたらした『民意』は、『キャバクラ嬢対通産官僚』という、エリートへのジェラシーで吹っ飛んでしまうくらい軽いものだったのだろうか。

 ベストセラー『国家の品格』の著者藤原正彦氏は、民主主義は本当に素晴らしいのか、と以下のように述べている。

主権在民には大前提があります。それは『国民が成熟した判断をすることができる』ということです。(同書75頁)中略 しかし、冷徹なる事実を言ってしまうと『国民は永遠に成熟しない』のです。(同書83頁)

 さらには、この成熟しない国民の『世論』を作り上げているマスコミこそ、第一権力である、と述べている。

 はたして、本当に千葉7区の有権者が、真面目に2者択一した結果だったのだろうか。そして、本当に民主党に政権を委ねたい、という選択だったのだろうか。であれば良いし、そう願いたいが、選挙を何度も経験した身には、どうもそう思えないのだが‥


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ちょっと来ると来賓、いつも来ると作業員?

2006-04-23 | Weblog
 区議会議員というのは、とても微妙な立場だ。都議会議員や国会議員は、一応スター的存在なので、様々な団体の会合に出席すると『来賓』の称号と座席が約束?されている。

 ところが、区議というのは『地場産業』なので身近すぎて、来賓だか作業員だか、身内だかわからないケースが多い。

 今日も、そんな一日だった。今日は、大田区主催こどもガーデンパーテイーが催された。これは、今回で55回にもなる歴史ある催しで、区内10箇所の会場で、それぞれの青少年対策地区委員会が所管して、一日、ゲームをしたり、遊びながら、地域と子ども達の連携を深める行事である。

 特に、私の地元、六郷会場は、秋田県六郷町(現在は美郷町)と提携して、六郷の子供達、六郷町長(現美郷町長)などもおこしになる、区内屈指の会場である。

 私は、というと、小学校のPTAから、この催しにかかわり、子どもが中学校を卒業した今でも、青少年対策委員として関わっている。

 そして、今日の開会式。様々な来賓が紹介された。共産党の区議も来賓として紹介された。ところが、プログラム委員として、早朝から設営のお手伝いをしていた私、そして、会場委員長として、何週間も前から走り回っていた山崎勝弘議員の紹介は無し。

 山崎議員は、委員長として事前打ち合わせから当日まで、実に献身的にこの行事に関わってこられた。私とて、その思いはある。が、来賓は、会場に数十分いた別の議員。おいおい!大田区主催だぜ~

 そして、夕方6時からの反省会。かの来賓区議は勿論来ない。私と山崎会場委員長(?)は、区議会議員として参加していた、品川の高級ホテルの晩餐を中座して参加した。

 対照的で面白いのは、前述のホテルで開催された地元神社の氏子青年会創立30周年記念式典だ。実は、山崎議員も私も、この会のメンバーである。ところが、この30周年式典の実行委員ではないので、この行事には一切関わっていない。ところが、他の議員と同様に壇上で『来賓』として紹介されたのだ。

嗚呼、来賓、されど来賓。



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祝 おおた市民活動推進機構発足

2006-04-22 | Weblog
 先日、大田区の市民活動団体などが主体となって、NPOおおた市民活動推進機構が発足した。市民が主体的に自治のあり方や、社会貢献を考えることは、おおいに奨励されることであるし、行政にも刺激を与えて結構なことだと思う。また、ばらばらに活動しているNPOが、情報を共有するだけでも意義があろう。

 特に、この団体については、共同事務所になるであろう場所を、ひょんなご縁から、私の知人の所有物件をご紹介したので、ぜひ成功するムーブメントになって欲しいと願っている。(ご紹介しただけで、それ以上でも、以下でもない。くれぐれも!)

 そして、本日「おおた市民活動推進機構と区議会議員との語る会」という催しが開催され、参加した。プログラムを見た瞬間「ありゃ?語る会ではないな」と思った。「語る会」のプログラムは以下のとおりである。

<ミニミニ講演>
1.「市民自治社会の考え方」

2.「若者が次々に挑戦する社会起業家」

<事例紹介>
3.NPOと他自治体による協働の事例紹介
・「NPO、商店街、区、都との協働」
・「NPOが作る自治体の特色」

<活動紹介>
4.“協働”事務所の運営
NPO、社会起業家、個人によるソーシャル・キャピタル・オフィスを開設

5.情報誌の発行と配布
市民満足学会と連携した「大田区の成績表」を連載!

 開始後すぐに、参加者同士1対1で「夢」を語り、じゃんけんをするというゲームから始まり、講演がまず二人。プログラムの2番目まで終了したのは、開始後1時間10分後だった。そこから、5分間、3人ずつに分かれてのデスカッションタイム。

 ここまでは「語る会」と言うよりは「研修会」のようだった。このデイスカッションタイムで同席されたNPOの役員さんに、その思いをお伝えして中座した。

 一般論だが、市民活動は、その主宰者が注意しながら推進していかないと「自己満足集団」となって、自らの活動は常にベストだ、との錯覚に陥ってしまう危険をはらんでいる。そうなると、組織の広がりはとまる。  

 私がプログラムを見て「ありゃ?」と直感したのは、「語る会」と銘打ちながら「自己満足発表会」にならないかとの危惧だった。中座してしまったので、その後の展開はわからない。きっと、後半は議論が盛り上がっていい会になったのだろう。

 新生「おおた市民活動推進機構」が、おおたの活性化の強力な推進役になるよう願ってやまない。


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さようなら!民主・自由・未来

2006-04-21 | Weblog
 今日は、午後1時から議会幹事長会が開催されるので、その1時間前に会派全員(私を含め5名)が集まり、来期(5月以降)の所属委員会やら、人事を話し合った。そもそも、幹事長会の1時間前に開催するという、ギリギリ開催は問題であるが、大問題はその後起きた。

 私が、議会内会派『民主・自由・未来』を去ることになったのだ。この事情については『一身上の理由』ということで公にするつもりはなかったのだが、幹事長会の席上、なんと『犬伏は、幹事長になれなかったので、会派を離れます』との事実の本質とは違う説明がなされたので、あえて真相を書く。

 事は、2年前。民主党所属議員4名(後に離党1名)と、私、無所属の各1名、合計7名が合流して、自民、公明に次ぐ第三の勢力として区政改革に取り組もう、と新会派が結成されたのだ。

 ところが、その後、無所属1名と民主党を離党した議員の合計2名が離れ、結局、民主党所属の4名と私の合計5名の会派となったのだ。そもそも、国政からして寄り合い所帯の民主党。区議会でも意見の相違は激しかったが、それでもそれぞれの歩み寄りで、なんとか2年間もった。

 ところが、先日18日。会派の所属委員会などの打ち合わせの場で、突如幹事長より『犬伏さんと次期、会派を組むかどうか、まだ決まっていない。民主党の意向もある。』との発言がされた。なんじゃい、それは。そもそも、この会派は民主党の会派ではない。結果として、民主党員が多いだけである。

 以前の私なら、ここで机をひっくり返して部屋を出たところだが、50歳も近くなって『大人』になった。冷静に以下のようにお答えした。

そうですか。それは、そちら(民主)の問題ですから、犬伏と組むかどうか、早々にお話し合いください。

 席を離れて1時間後、幹事長氏から電話があった。『我々としては、来期も犬伏さんと組んでいこうということになりました。』そうかい。がだ、なんとも無礼な話ではないか。4名の民主党の議員のうち、2名は、聞いていないことだったらしい。まあ、民主党大田支部あたりから出た話だろう。

 この結論を受けて、会派を継続するか否か、私は決めかねていた。ただ、いかにもお情けでいさせてやる、というような議論の持ち出し方は、不愉快千万であったことも事実だ。

 そして今日。昨晩から熟慮した結論は、以下のような、会派結成当初の決め事、原則に則った提案をして粛々といこうというものだった。(当初の原則⇒会派内役職、議会委員長などは、全員が公平に分担する)

①今回会派に来るであろう、特別委員会委員長と常任委員会副委員長のポストは、まだ経験していない、岸田幹事長と都野議員の二人に割り振ろう。
②新幹事長には、まだやっていない不肖犬伏がなる。
(同じ2期生の山崎議員はすでに2年間幹事長経験済み、田中議員は固辞した。さらに、通常幹事長は委員長、副委員長を兼務しないため)

 この提案は、想定外だったようで、4名中3名から異論が出された。それは『公党民主党の議会内といえども、幹事長を犬伏にする訳にはいかない。お家の事情を理解してくれ。』岸田幹事長は、自らが幹事長と特別委員長を兼務すると発言。総務財政委員会の委員を犬伏にするから、との折衷案を提示された。

 ここで、私の心は決まった。この会派を作ったのは民主党のためではない。議会内での発言力を高め、区議会を活性化するためであったはずだ。それが、いつの間にか、民主党の一機関になってしまった。ここは、私の居場所ではない。

 10分間外に出るから、4名で決めてくれ。と控え室の外に出た。10分後の結論は、予想通り『提案は受け入れられない。』というものだった。

 手回しの良い幹事長氏、5分後には『会派離脱届』を提出して下さり、民主・自由・未来の一員だった私の立場は終わった。2年間ありがとう!

 迷惑だったのは、議会事務局と他会派の幹事長である。所属議員数に応じて算出する委員長、副委員長ポストやら所属委員会などの打ち合わせが、本日行えなくなったからだ。陳謝!

 さてさて、久しぶりの一人会派。しかし、会派名、控え室移動等、面倒だな~

追伸:いつも、騒動の度に慰め力づけてくれる複数の同僚議員には感謝感謝!
そして、今回は富士山を眺めながらアイスを奢ってくれた荒木秀樹議員
Special thanks!


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酔っ払ってアスベスト(?)発見!@公衆便所

2006-04-20 | Weblog
 私は、基本的にビール党である。(最近は、雑種というビールもどきを愛飲しているが‥安いから)ビールを飲んでいる分には、相当呑んでも悪あがきはしない。だが、日本酒が入るといけない。どうも記憶が定かでないのだが、ケンカっぱやくなるらしい。

 飲み屋で『今日は帰って』と言われたり、花見で町会の若者にダンボールを投げつけたり、と武勇伝の日々は、間違いなく日本酒とチャンポンの時だ。どうか、失職しないためにも、日本酒は勧めないでいただきたい!

 さて、ビール好きの問題は、トイレである。万一、あの量(飲む量)が水だとしたら、絶対に飲めないものが入ってしまうのは、度々の排出にあるのではないだろうか。

 お店であればトイレの場所はわかからいいが、帰宅途上は困る。まさか、立ち○○は、お下品だし、軽犯罪法違反で東京地検に身柄拘束される恐れもある。(←意味不明の方は、過去の日記を熟読あれ)そこで、家路途中の公衆便所の場所は、走行数分ごとにおさえてあるのだ。

 もっとも近いのは、自宅マンション下にある、区立公園のお便所。6階の我家まで間に合わない場合の避難場所である。

 さて、先日、例によって、緊急避難をして『ホッ』として天井を見ると、何やら見覚えのある物質があるではないか。六郷特別出張所の天井にあった『アスベスト含有物質』に酷似している。あわてて、あいている口を閉めて帰宅した。

 翌日、所管課に確認したところ、公衆便所のアスベスト調査は行っていない、との返事に些か驚いた。さらに問題なのは、厚労省や東京都からの指導窓口は環境保全課で、調査や除去は、学校は教育委員会、区有施設は施設管理課、公衆便所や駐輪場などは、各まちなみ整備課、というバラバラ対応である。

 本来、環境保全課なり危機管理担当にセンター機能を持たせて、情報の一元管理をすべき重大課題であるはずだ。お役人は、自分自身のリスク回避(保身)はお得意のようだが、区民へのリスクマネージメントは、どうなんだろう。

****なお、公衆便所の天井については、調査中なので、アスベスト関連か否かは、断定できない****


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お父さん、お母さん、児童手当の申請を!

2006-04-19 | Weblog
 子育て支援の一環として、児童手当という制度がある。これは、12歳到達の年の3月31日まで月額5000円(第一子、第二子)、または10,000円(第三子以降)が支給されるものだ。

 そして、本年4月から所得制限が大幅に緩和され以下のようになった。

自営業の方  596.3万円未満 → 780万円未満
サラリーマンの方 780  万円未満 → 860万円未満

(収入ベースで夫婦と児童2人の世帯の場合の目安)

 多分、ほとんどの世帯が支給対象になると思われるが、区内では3万世帯を超える方々が申請をしていない。(申請しないと支給されない)どうも、我が国の各種助成金やら補助金などは『知らないと(申請しないと)もらえない』ものが多いようだ。まあ、法律にしても決して『弱者の味方』ではなく、『知っている者の味方』であることを考えると、やむをえないのかもしれない。

 そこで、大田区では、支給対象の方々に5月中旬申請書類及び返信用封筒を郵送することにした。区役所まで出向かなくても、支給の申請が出来る、良い取り組みである。

 5月中に申請すれば、6月から支給されるとのこと、書類が到着したらお早めの申請をお奨めする。

 なお、相談窓口は、区役所3階子育て支援課(03-5744-1111代表)。 
他区市町村にお住まいの方は、それぞれの区市町村の窓口へ。
(公務員の方の窓口は勤務先)




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ハンドポケットで世間話に熱中!@放置自転車指導

2006-04-18 | Weblog
 今日は朝6時半から、企業経営者の勉強会と朝食会に出席した後、早めに区役所に登庁した。特別委員会まで少し時間があったので、駅前にある銀行まで用事にでかけた。

 銀行の入り口に、蛍光色のウインドブレーカーを着た初老の男女二人が立ち話をしている。男性はハンドポケットで、ウインドブレーカーと、中に着ている作業服のチャックを開けたまま。何やってんだろうと思いながら、銀行の中へ。約30分後、用事が終わって外にでると、同じ光景のままだ。

 流石に不思議に思い、彼らの着用しているウインドブレーカーの背中の文字を見た。な、なんと『放置自転車追放 大田区』とあるではないか。放置自転車の指導員たる区職員だったのだ。しばし様子を見るが、立ち話が余程楽しいのか『放置自転車』の指導に動く様子はない。

 その場で注意するよりは、現実を管理職に見せようと区役所に戻り、そこらじゅうに電話した。所管の南ちなみ整備課長、職員課長、企画財政課長、道路公園課長、と内線をかけまくり、道路公園課長をゲットして、駅前まで同行をお願いした。

 残念ながら、南まちなみに電話したところから『情報が漏洩』したのか、または、9時半から『本格実施』だったのか、彼らは別の場所に移動してしまった後だった。

 事情を説明し、注意喚起と再発防止を課長に依頼したが、その後、課長からは『青いジャンパーであると、民間委託のガードマンです。』と、言い訳電話があった。『課長さん、あの色は、どう見ても黄緑の蛍光色(区職員が着用するもの)ですよ。目の検査されたほうがいいですよ。』と申し上げた。

 そして、通報してから、7時間以上過ぎたの閉庁間際に、所管南まちなみ整備課長から以下のような電話があった。

調査したところ、再雇用(定年後さらに雇用される制度)の大田区職員であった。本人も反省している。なお、このキャンペーンは、毎週3回午前7時半から区職員により行っており、その以外の日は、民間ガードマンにより実施している。

 ガードマンだろうが、再雇用職員だろうが『大田区』と名の入った服を着用している以上、区民からみれば『区職員』である。全員が、区役所を代表している、との心構えで仕事をして欲しい、と要望した。さらに、以下の言葉も付け加えた。

犬伏という性格の悪い議員が、毎週3回朝、デジカメを持って駅前をウロウロしているから、気を付けろ、と職員にアナウスしてください。

 行くか行かないかは別として、抑止効果はあるはずである。おいらは、自衛隊の存在と同じか‥ふう~



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