いぬぶし秀一の激辛活動日誌
おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。
 



 昨日は、放送大学学位授与式に参加した。先日も書いたように、昭和60年(1985年)28歳の時に、放送大学に入学し、退学、復学を繰り返し、25年目にしてやっと卒業にこぎつけたのだ。

 昨年NHKがドキュメンタリー番組「JAPANデビュー」で、台湾の方々の名誉を傷つける虚偽の映像を流し、自虐的歴史観の基づく偏向した番組を放映したことに抗議する大デモ行進を行った、あのNHK放送センター隣のNHKホールが会場だ。

 さらには、授与式壇上に来賓として文部科学副大臣や総務省大臣官房審議官と並んで座っていたのは、なんと抗議文をつきつけたNHK会長だった。

 また、驚きは「国歌演奏」である。てっきり「斉唱」かと思いきや、プログラムにも、また、司会者の言葉も「演奏」で、国歌とともに、歌詞も流れてきたのだ。国歌は「演奏」なのに、ほとんどの学生が知らない「放送大学々歌」は、なぜか「斉唱」である。

 まさかとは思うが、民主党政権の文部科学副大臣が列席するから、学校が「演奏」に気を使ったのではないだろうな????まったく、おかしなことである。そのおかしさに気づかない国民も情けない。

 式典の終わりには、なんと小椋桂さんがお祝いに3曲歌って下さった。うち2曲は、彼の作詞作曲による「放送大学イメージソング」だそうだ。なぜ、小椋さんが放送大学なの?

 疑問は司会の説明で解けた。彼は、東大を卒業後日本勧業銀行(現みずほ銀行)に入行し、50歳で退職するまで、二足の草鞋をはいていた。が、退職後、歌手活動の合間に、東大に学士入学、さらには、修士も取得したのだそうだ。

 その彼の嬉々とした学生生活を見て、若い頃、大学を中退していた奥様が、放送大学での学びを決意され、卒業したのだ、という。その奥様の卒業の喜びを見て、放送大学とのご縁が出来た、と。なるほど!

 謝辞の学生総代は、学部、大学院いづれも「60歳以上」と思われる男女の学生だった。会場には、ごく普通の大学と変わらない年齢であろう女子学生が袴姿で親子連れでいたり、母親が小学生ぐらいの息子さんに、卒業証書を持つ姿を撮影させていたり、と幅広い年齢の学生のいる放送大学ならではの光景があった。


 開学25年で、卒業生は5万人を超えるそうだ。全国の同窓生の皆さん、ご卒業おめでとう!そして、放送大学大学院の皆さん、4月からよろしくです!


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 昨晩は、長い予算委員会も終わり、久しぶりに映画を見に出かけた。題名はクロッシング、北朝鮮で暮らす親子の悲しい生き様を描いた韓国映画である。草莽地方議員の会を通じて、日本の配給元より試写会にご招待いただいた。

 噂で「悲しい映画」だとは聞いていたが、あまりの悲惨な映像、展開、結末に、映画が終わっても力が出ないほどの脱力感と、悲壮感、さらには、立ち直れないほどの涙で、呆然としていまった。

 舞台となる家族は、北朝鮮ではごく普通であろう粗末な木造長屋に暮らす3人家族。父親は元有名なサッカー選手。身ごもった結核の母、父親に教えてもらったサッカーと父が大好きな少年「ジュニ」、それに愛犬1匹。

 父親は、サッカー選手をやめ、なぜか炭鉱夫として働いているが、貧しくて日々の食料も事欠く。栄養失調が原因で結核になった妻に栄養を取らせたい。屋外でタバコをすっている男の目に、愛犬の顔が映った。その晩、一家の夕食は豪華な肉料理。不審に思った息子が「今日は何の日。誕生日でもないし‥こんなご馳走?」黙る父と母。と、突然、息子「ジェニ」は愛犬がいないことに気づき、今食べた肉を吐き出し、号泣する。

 そんな生活の中、同僚の男が、賄賂を使って中国貿易で稼ぎ、いい暮らしをしていた。妻の結核を治す薬は北朝鮮では入手できない。彼に、中国で調達してくれるように頼んだ。ところが、その夜、同僚の家に党幹部が乗り込み、すべての財産を没収し、連行されてしまったのだ。これでは妻の病気を治す薬を入手することは出来ない。食べ物もない。父親は中国への密入国を決意する。

 行かないでと止める息子に「必ず薬と食べ物を持って帰る。サッカーボールも買ってくる。その間、お母さんを頼む」と、父は旅立った。様々な経緯があり、父親は韓国へ逃れた。その頃、北朝鮮では妻は亡くなってしまったのだ。途方にくれた「ジェニ」は、家にあるものを近所のおばさんに頼んで売り払い、有り金を持って、父のいるであろう中国を一人で目指す。

 ところが、父はすでに韓国。「ジェニ」は脱北直前に、国境手前で北朝鮮兵に発見され、収容所に収容されてしまった。一方、韓国で必死に働き金を蓄えた父は、脱北ブローカーに金を送金し、家族と連絡を取ろうとした。ところが、妻の死と息子の収容所送りを知ることになる。

 ブローカーが収容所幹部に賄賂を送り、なんとか収容所を出ることができ、中国に密入国にも成功。父親と感激の電話対話できた。その最初の「ジェニ」の言葉。「お父さん、ごめんなさい。約束どおりお母さんを護れなくて‥ごめんなさい!」

 それから「ジェニ」は、さらに、モンゴル国境越えをブローカーや他の脱北者と挑戦するが、彼だけが一人でモンゴル領内までたどり着けることができた。

 砂漠の道なき道を一人歩く「ジェニ」。一方、父親は、韓国から空路、息子を迎えるためモンゴル入りをするが、思わぬアクシデントで空港で足止めを受ける。

 歩いても歩いても誰もいない砂漠。夜もふけ、体力も衰えた「ジェニ」は、満天の星を眺めながら「お母さん」と呟いて死んでいく。

 その知らせを聞いた父親は、砂漠にかけつけ息子の亡骸に号泣して誤るのだ。「ジェニ、ごめんな。間に合わなくて。迎えににいけなくて‥ごめん」
その手には、「ジェニ」に北朝鮮に戻る時に買って帰ると約束した真新しいサッカーボールがあった。

 以上が、大雑把なあらすじだが、書いていても場面が思い出され泣いてしまう。きっと、多くの家族が、この瞬間もかの地で同じような想いをしているに違いない。

 世界を揺るがす収容所国家「北朝鮮」、脱北と引き裂かれた家族の衝撃、生きるためには別れるしかなかった。と映画のパンフレットにあった。また、映画で再現された「脱北ルート」は、助監督が実際に脱北したルートだったというのも、この映画のドキュメンタリー性を高めている。

 多くの日本人が、この映画をご覧いただき、隣国でいま実際に起こっていることを直視していただきた。また、犯罪者金正日に洗脳されてしまっている、在日朝鮮人総連合所属の人々、朝鮮学校の児童生徒にも是非とも祖国の実態を見つめる機会にしてほしい。

 そして、なんとしても国際社会が協調して、北朝鮮で悲惨な生活を強いられている人々を解放しなければならない。誤解と反論を恐れず言えば、CO2、25%削減などより、よほど重要な課題である。

4月17日(土曜)より渋谷ユ-ロ-スペース(文化村交差点左折)にて公開。(Pコード461-677)5月1日より全国公開

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 再三書いている「大田区総合体育館隣地土地建物買収」について、建物部分の買収は、違法だ、として区民約60名が、昨日監査請求を行った。いささか関与した監査請求書を以下に示す。完全に区長サイドにたっている監査委員の対応が注目される。次なる手段は「住民訴訟」である。


大田区職員措置請求書

1.請求の要旨

請求人らは,公文書開示請求ならびに議会質問などを通じ、大田区総合体
育館育館関連施設用地購入につき不正な支出があることが判ったので、関係職員に対し、違法に支出した公金につき連帯して、大田区に弁済せよとの措置を請求するものである。

(対象とすべき行為)
本件対象となる土地・建物は、大田区東蒲田1丁目17番10に所在する宅地653.92平方メートル、ならびに建物部分1,288.31平方メートルであり、それぞれの大田区の購入価格は土地3億9867万9千円、建物1億1584万7550円であり、平成21年3月26日に最終残金が支払われた。
本件、土地建物は、東武ハイライン梅屋敷と称する、共同住宅、所謂マンションであり、この管理組合より、平成19年8月2日、大田区長あてに「大田区体育館隣接用地の買い取り提案について」なる文書(資料1)が提出された。
 この時点では、大田区は本件用地を、体育館用地として想定はしていなかったことが、関係者からの聴取で明らかになっている。
 ところが、なぜか突然買収の意向が強められ、平成20年8月15日には土地建物所有者らと合意書(資料2)を締結、同年9月30日区議会議決をへて、同年10月6日には、教育委員会事務局次長より経営管理部長あてに、用地取得について(依頼)(資料3)が提出された。
 さらに、同年10月30日には、本件土地建物購入が庁内において決定(資料4)され、同日、売買契約書(資料5)が締結されたのである。その後、平成20年11月27日には前払い金が、翌年3月26日には後払い金が支払われ、本件購入手続きは終結した。
また、土地建物購入後の平成21年4月17日には、購入し建物を取り壊す工事請負契約(資料6)が、3990万円で大田区と、カイタイ・伊藤建設工事共同企業体との間で締結された。

(違法又は不当であるとする理由、根拠)
1)大田区総合体育館設計においては、本件土地の取得前と取得後では、建物の設計内容に変更はなく、本件土地取得は、体育館建設にはなんら影響のあるものではないこと。
2)本件建物は、昭和54年5月に分譲されたものであり、耐震基準を強化した昭和57年建築基準法改正以前のものであり、財産価値としては、ほぼ無価値に等しいと思われるにも関わらず、「築浅マンションで現有専有面積を購入できる価格」という、住民の要望に沿った価格で購入していること。
3)大田区では、土地は更地で購入するのが原則であり、建物付きで購入する場合には、その建物を区有財産として活用する場合を除いて、解体費用を購入価格から控除して購入するのが常である。が、本件は、その原則に反して、解体費用も大田区が負担している。
4)上述の結果、解体費用を含めた、大田区の買収費用合計は5億5931万8927円となり、坪あたり282万2596円という、当時の周辺土地取引事例からも高額な土地取得となった。

(大田区が被った損害の額)
本件建物の償却残は、国税法定償却年数60年とすれば、50%であり、建物の価格は総額6081万9963円となり、購入価格との差額である同額ならびに、本来、売主が負担すべき解体費用3990万円、この合計1億719万9963円が、本来支払う必要のない違法な支出となる。

(監査対象行為に対し講ずべき必要な措置)
平成20年10月30日付「土地・建物売買契約書の締結について」(資料4)により、本件土地建物の購入を、協議決定した大田区長松原忠義、副区長野田隆、同秋山光明、教育長清水繁、経営管理部長遠藤久、総務担当部長森透、以上6名は連帯して上記の大田区が被った損害を補てんするよう請求する措置を求める。
 
2. 請 求 者
      (送達場所)
       住 所                    
       職 業                    
       氏 名                  ㊞

地方自治法第24条第1項の規定により、別紙事実証明書を添え、必要な措置を請求します。

平成22年3月25日

大田区監査委員 あて

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改革110番、犬伏秀一は、只今上程されました第1号議案平成22年度大田区一般会計予算ならびに、第2号から第5号にいたる各特別会計予算に賛成の立場から討論いたします。

 亡国、小沢独裁政権の色合いが濃厚な民主党政権が誕生して半年、昨日は、過去最大級の44億円もの赤字国債を発行して、国の平成22年度予算が成立されました。なんでも国や行政にたかる、社会主義的発想の方々の多い民主党らしいばら撒き予算であると、多くの識者が指摘しているところでもあります。
 また、政治と金の問題では、総理大臣の高額なママからの子供手当や、小沢幹事長のゼネコン疑惑に留まらず、我が国の教育を退廃させた元凶、日本教職員組合(通称、日教組)傘下の各教組においても違法献金による逮捕者が続出する異常な事態となっています。
そんな迷走する国政の中、区市町村などの基礎的地方自治体は、現場を持つ責任ある立場で、机上の空論や理想論ではない現実的な取り組みが求められてまいります。
 さて、本区の平成22年度予算は、20年間続いた前政権から松原新区長に変わった今期最後の予算であります。その意味では、1期4年間の集大成、総括予算ともいえるでしょう。そこで、本予算執行にあたり、いくつかの意見要望を申し述べたいと思います。
 わが大田区では、旧政権から継続されている事務事業の見直し、また各級職員の協力のたまものとしての、基金の蓄えが特別区でも突出しており、安定した区財政運営を図ることが出来ることは、卓越した財政運営能力を持った職員のおかげであると敬意を表するものであります。
しかしながら、来年度予算は、特別区税収入が50億円以上落ち込むことが予想されているにも関わらず、このせっかくの基金を取り崩して対前年7.7%増の予算としたことは、些かの憂いを持っているものであります。
 義務的経費はやむ負えないものの、今しなければならない緊急な事業を除き、しばし耐えることも必要なことであると思われます。
また、松原区長は区議、都議を経験され、区内各種団体、自治会、町会などに広い人脈をお持ちであります。そのことが、結果として団体エゴ、地域エゴのばら撒き予算になっていないでしょうか。首長の立場と議員とは、その実行性において格段の差があります。やる気になれば、大体のことができるのが首長であります。そのことを肝に銘じて、必要な時は大胆に、不要なものは毅然と対処することが必要であります。

 松原区政の大きなイメージは「官から民へ」でありました。すなわち、お役人出身の区長ではない、民間出身の区長へ、との想いが、多くの有権者の心を捉え見事当選をされたのであります。お役所には、われわれ民間で活動している人間には「異常」と思われることが山ほどあります。そのことを、民間の視点で変えて欲しい、区民、有権者が「民間出身」を標榜される松原区長へ大きな期待をした結果でありましょう。
 しかし.4年がたち、どうだったか。残念ながら、何も変わらなかった、いや、それどころか前政権以上に恐怖人事、報復人事が庁内の士気を低下させ、職員の服務事故は多発し、疑義のある入札や契約が次々と発覚してまいりました。
 前政権でも同様のことがあったのかもしれません。しかし、行政手腕に優れた前区長の時代には、区長自身が抑止力となっていたように感ずるのは私だけではないでしょう。
 さる3月9日から始まった予算特別委員会の区長答弁や、区内の様々なイベントなどでの、松原区長のご挨拶を聞いていて感ずることがあります。それは、誰が書いたかわからない原稿棒読みの時は、実につまらない、到底「民間出身」を感じさせない、「お役人」独特の冷たさすら感じるのです。ところが、議会答弁でも、原稿なしでご自身の言葉で答えられるとき、また、ごあいさつ等も、ご自身の言葉や体験で話される時は、別人のように輝いて見えるのです。
 区長ですから、間違ってはいけない、と取り巻きが用意されるのでしょうが、ご自分らしさを出されたほうが、余程よいと感じています。そこで、最後の1年間にあたり、「松原区長らしさ」のために、3つのお願いをいたします。たかだか、一人会派の議員の戯言ですが、一人だから率直に言えることもあるのです。

 第一は、真の人材育成を行うことです。今、区役所内では、民主党と同様な体制が問題になっています。鳩山首相は、松原区長ご自身であります。そして小沢幹事長が区役所にもいらっしゃいます。この強権の前には、官房長官、副幹事長などなんのその。また、北朝鮮のような密告、ゴマスリ、言論統制も強烈です。その結果、有能な管理職、さらには志ある係長級の職員の士気は下がり、結果、服務事故が多発した、と言ったら言い過ぎでしょうか。
 何回か指摘させていただいた、旧政権の要職にいた方への、現執行部からの厳しい言動などは、決して松原区長の優しい人柄から出たものではないと思われます。また、この後上程されるようですが、退任される監査委員さんが、区長へご挨拶をすべきと、事務方を通じ面談の御伺いをしたところ、なんと、執行部の方から「松原区長が選任したのではないから、会う必要はない」と信じられない返事が返ってきたことはご存じでしょうか。驚きです。 どうか、区長、裸の王様にならないでください。区民は、執行部のお役人を信任したのではありません。あなたを信任したのですから。区長の優しい人柄、さらには、区長の激務の中、学ばれた明治大学公共政策大学院でのご経験から、尻尾を振ってすり寄ってくるロイヤリテイではなく、仕事で人事評価を行うよう強く求めます。時には大胆に、そして優しく、それが大将の器でありましょう。

 第二は、区民への情報開示と、庁内での情報共有であります。「民間出身」の区長に代わって4年、いまだに大田区役所の情報開示は、全国でも底辺のレベルにあります。個人情報以外は、大田区の職員が保持している情報は、区民の共有財産である認識を、区長は無論のこと、全職員に徹底することがアカウンタビリテイ(説明責任)として重要です。好例は、大田区総合体育館隣地にあった、ほとんど資産価値のないマンションを30年前の分譲時の価格で建物ごと買い取り、すぐさま解体した事例でしょう。この決定にいたる経緯は、さまざまな情報開示を行っても明らかになりませんでした。まさに密室行政であります。本日、志高い区民有志が、松原区長はじめ、関係執行部職員に対し、損害額の弁済を求める行動を起こされることと思われます。
 また、大田区の行政側の意思決定過程で重要な意味を持つ経営戦略会議の秘密性と、庁議の形骸化は、組織として情報の共有が出来ず、一部の幹部職員による区政の「独裁」との懸念を、区役所内外に抱かせてしまいました。来年度の予算執行にあたっては、それぞれの立場の管理職、職員の権限と責任を明確にすることは勿論のこと、情報の独占、独断、恣意的な対応を排除することを強く求めます。

 3つめは、真の民間感覚を予算執行に取り入れて頂きたい、とのことであります。財務省が裏で仕組んだ、民主党の政治ショーとして大成功をした「事業仕分け」では、いかに、国のお役人の感覚が、国民の感覚とズレれているかが露わにされました。残念ながら、民間出身を標榜する松原区長になられても、大田区のお役人の感覚は、シーラカンス的古典文化のままであります。昨日開かれた、開発・観光対策特別委員会では、羽田空港国際化記念事業の予算施行について、与野党から「民のまともな疑問」が、産業経済部に突き付けられました、議員の誰もがあきれた、その公金に対する曖昧な対応、大盤振る舞いは、ビックリを通り越して、あいた口がふさがりませんでした。また、残り数日で委託業務が終了するにも関わらず、4月以降の業者の選定に入っていない実態には、随意契約で現業者と継続契約したい、との事業課の「想い」が見えてしまいます。
 昨日の特別委員会では、あまりにいい加減な3300万円の予算執行に対し、委員会として、業者の提出した各事業の成果報告を請求いたしました。本日、さきほどそれを受け取り、業者擁護、議会軽視がさらに明らかになってしまいました。
 いくつかの報告書には、後日(多分、昨日でしょうが)作成したサインが読み取れるんどえす。最も笑ったのは、3月1日付けで業者が提出しし、区側も係員、係長、課長が同日受け取ったとする「WEBサイト」の報告書です。
 なんと、添付された文書には、昨日プリントしたことを示す2010/03/24との日付がついているのです。業者の為、体裁を整えたつもりが、お尻を隠すのを忘れてしまったようです。なぜ、公文書偽造の疑いのある行為をしたまで業者を助けるのでしょうか。
 これではダメです。確かに、松原区長は、ご自身で「民間出身」といわれていますが、国会議員秘書、区議、都議、といずれも特別職の公務員であり、民業につかれたご経験はありません。が、それであっても、様々な機会に、区民、商工業者の生の声に触れておられることは、お役人の比ではないでしょう。その方々が「おかしい」ということは、区役所でも「おかしい」という、共通の価値基準を民間と役人が共有すること、それが、区長、あなたの仕事ではないでしょうか。
 入札改革も選挙の際、約束されました。しかながら、相変わらず、予定価格の95%を超える落札が相次ぎ、正確な談合情報も後を絶ちません。大田区総合体育館事では、これから出るであろう、ある追加付帯工事の専決処分決定が、すでに契約時に約束されていた、とまでウワサが流れています。
 区長として、様々な業界団体とお付き合いがあり、また、歴史的な経緯もあろうことと思います。しかし、時代は変わったのです。いつまでも、しがらみに囚われていては、新しい時代に取り残されてしまいます。どうか、選挙で約された「入札改革」を、残り1年で成し遂げてください。
 前西野区長は、多くの与党議員と親しくお付き合いをされ、区役所を去られました。ところが、西野さんの見送りに参加した区議会議員は私を含めて3名だけでした。権力とは、左様に悲しいものでもあります。私は、職として松原区長や、区執行部に苦言を呈していますが、それは、心配するが故であることは、執行部のみなさんも、区長自身も、その職を辞された後でないと、なかなか理解できないでありましょう。

 どうか、最後の1年、大田区の歴史に名を残す、名「民間出身」区長になるのか、それとも、お役人の手のひらで行政執行を行い、ご自身は選挙対策に右往左往していた、と評価されるのか、それは、松原区長、あなたご自身の決断にかかっています。どうか、多くの有権者の期待を裏切らない「真の民間区長」になられるよう、強く願い、私の賛成討論といたします。


*WEBサイトの日付については、本日、担当部長より「報告書にはWEBサイトのコピーが添付されていなかったので、議員さん用に、昨日コピーして添付した。偽造したのではない。」との連絡があった。

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 長い予算特別委員会も2週目に入った。用意した質問原稿を一生懸命読む議員に対し、事前に議員から質問原稿全文をもらって、調整済みの答弁原稿を棒読みするお役人、こんな光景を多く見る大田区の予算委員会。せっかくの、一問一答の利点を活かせない予算委員会の中でも、一問一答で、うまい答弁を引き出す議員も数少ないが存在する。

 今日の予算委員会でのエポック議員を3人ご紹介する。

 一人は、民主党でありながら、典型的な古典的議員さん。傍聴席に支持者の地元団体幹部が陣取っていたからか、徹底した「町会・地域団体向け」オベンチャラ質問のオンパレードだった。それでも、地元の孤独死の高齢者の事例をあげての質問には、その後の展開を期待したのだが「用意した原稿が見当たらないのでやめます」との発言は、がっくり。自分で考えた質問で、問題意識を真剣に指摘するつもりなら、原稿などなくても質問は出来るはず。なんなんだ!

 次は「街のオヤジ」荒木秀樹議員。地域からの高齢者福祉を訴えた質問は「情実派」らしい内容だったが、それ以上によかったのは、質問最後の以下の問いかけだ。

この場で、区議会議員というのは街の声を真剣に聞いたうえで、なんとか、みんな「大田区を良くしたい」と思って質問しているのだ。(私のほうを見て)たまには、管理職を虐めるような質問をする議員もいるが‥

ここにいる理事者の方は、それでも(質問の趣旨を)わかっているだろうが、後で現場の係長さんたちに聞くと、ここでの議論など誰も知らない。、ここで質問する、答弁するだけのセレモニーだったら議会なんていらないじゃないか。

(私:そうだ!寝てる役人もいるぞ!!!とヤジ)

部課長さんたちは、ちゃんとここでの議論を部下に伝えて欲しい。

(私:そうだ!!)

 次に、同じく「一人会派」の奈須りえ議員が登壇。保育園の待機児解消につき、驚くべき数字を示して、大田区の「いい加減な対応」を正した。

奈須議員が、議場にて議員、役人に配布した「大田区作成」の資料によれば、大田区の区立認可保育園の0歳児の一人当たりの床面積は、平均5.2平方メートル、私立園は5.99平方メートルである。

そして、東京都独自の制度である、認証保育所の基準は、一人当たり最も狭いB型であると、一人当たり2.5平米だそうだ。国の保育所設置基準は、一人当たり3.3平米で、民主党は、緊急対策としてさらにこの基準を緩和しようとしている。

大田区は、緊急待機児解消として、認証保育所の設置を急いでいるが、それでは間に合わない。大田区の認可保育園の、一人当たり5.2平米を、国基準まで緩和して、3.3平米にすれば、数百人規模の待機児が来月から解消できる。
大田区が設置を急いでいる認証より、それでも広いのだから。

 このように迫ったが、担当課長は逃げの一手。共産党や、民主党の組合大好き議員からは「これ以上狭くするな!」「現場を知っているのか」のヤジ。負けずと「子供たち、といいながら、職員のために定員増やせないのだろう」「職員組合に言え!」と、応援のヤジを飛ばし、久しぶりに活性化した委員会となった。

 傍聴者は「ヤジがうるさい」と、よく言うが、ヤジも出ないような、原稿棒読みの質問のほうが、よほど迷惑である。よく熟睡されている部長級職員の気持ちもわかる。

 さて、奈須議員が公表した数字からも、保育園定員増は容易であることが示されたが、出来ないのは、大田区が、職員労働組合と「良好な関係」を築いてきたからだろう。現に、よく眠る幹部を含め、議場にいる管理職の多くが、職員組合執行部経験者である。また、現場保育士には共産党員が圧倒的に多いことも一因かもしれない。

 給食民営化の時も、組合や共産党は「食が危ない」と、子供たちのため、と装っていたが、実際は「職が危ない」の間違いだったのではないか、と思う。

 さて、どうする!のんびりしてると「公務員保育士」の職場はなくなってしまいますぞ!

 民間出身を標榜する区長さん、最後の年です。組合なんぞいいから、国基準で、多くの悩めるお母さんを助けてあげて!


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 お役人と話をしていると、ときたま「こちらがおかしいのか‥」と錯覚するぐらい、まじめな顔で「アホらしい」ことを説明してくる。これは、笑いを超越して、哀れになるほどだ。

 先週の開発・観光対策特別委員会もまさに「哀れ」だった。羽田空港国際化記念事業と銘打って、区内のイベント会社に、3360万円を支払って、事業をするらしい。

 すでに、羽田空港のターミナルの展示場所を、1日20万円で借りて、大田区のパンフレットを配る、という「画期的なショボイ」事業を終了しているが、はたして「何に、どう使って、誰に、何を訴えるのか、明細書を見せろ」と前回の委員会で資料を請求した。

 そして、出てきた「業務委託内訳書」には、あきれた、を通り越してタマげた。A4一枚に書かれた、その「明細書」を以下に示す。

(1)イベント・キャンペーンの企画・調整等 一式 8,000,000円
(2)イベントの実施 一式            12,000,000円
(3) キャンペーンの実施 一式          1,071,950円
(4)大田区観光紹介用広告物の作成 一式     9,400,000円

小計                      30,471,950円
諸経費                      1,528,050円
消費税                      1,600,000円
総計                      33,600,000円

 これを「内訳書」として議会に出す根性は見上げたものである。世の中では、これを「内訳書」とは呼ばない。なぜか、(3)だけ、10円単位にまでなっているのは、合計額であわせるための「調整」にすぎない。

 「一式」の内訳を書くのが「明細書」であり、これは「総括表」と呼ばれるべきものである。さらには、諸経費ってなんだ。建築業界では、当たり前に請求されているが、この事業での「諸経費」ましてや、税金では、その明細も明示するのが、説明責任であるし、「民間出身」を標榜する区長なら当然であろう。

 こんな明細書で、3000万円を超える仕事がいただける大田区は、なんて「業者に優しい」自治体なんだろうか。ステキ!

 そして、観光課長が「区内商店街に、ノボリを立てて、国際化をアピールします」と、説明された、ノボリの「ミニチュア」が、区議会議員に配布された。う~ん、デザインもいまいちだし、訴求力に欠けるな!こんな業者を、よくぞ選んだ、と思ったのは私だけではないはずだ。


 が、驚きはそれだけですまなかった。な、なんと、配られた小さなノボリは「ミニチュア見本」ではなかったのだ。本物、つまり、この20センチ弱のミニノボリを、区内の商店のレジにおいてもらって、「国際化」の機運を高めるのだそうだ。

 もう、何も言えなくなってしまった。どうにもならない!こんなバカらしいことに、血税が3300万円も垂れ流されている。それを「与党」だ、といって止めれない議会も情けない。

 頼むよ、少し、まじめにやろうよ。えええ~真面目にやってこれだって。スマン悪かった!

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 地元とあまり深いご縁がない私にも、3期も議員をやっていると応援して下さる方が少しずつだが増えてくる。そのお一人に、Oさんがいらした。

 Oさんは、元陸上自衛隊一等陸佐(大佐)だった。防衛大学校が出来る前に、一般大学を卒業され、陸上自衛隊部外幹部候補生として入隊された。後には、外務省へ出向し海外勤務をされたり、岡山地方連絡部長(現地方協力本部)など要職を歴任され退官された。

 退官後、しばらくたって「地元のお役に立ちたい」と、町会長になられたのだ。町会長になられてからは、過去のお立場をひけらかす事もなく、しかし、その組織運営の卓越ぶりは、誰もが「さすがに部隊指揮官」と認めるところだった。

 町会の行事や、地元行事では、私のことを「こいつは俺の後輩だから‥」と、地域の方に紹介してくださるなど、「同じ釜の飯」を、いつも大事にして下さっていた。

 愚息が陸上自衛隊の3等陸曹に合格したことをご報告すると、「よし、PKOに行け。そして通信制でもいいから大学に行き部外幹部を目指せ」と激励していただいた。息子は、その道筋どおり、現在ハイチにPKO要員として派遣されている。

 そして、日曜日、ある区管理職からOさんの訃報の連絡があった。O会長との関係を知っていて連絡を下さったという。たまたま、PKOで不在の長男の嫁さんと孫を、実家に送っての帰路だった。

 喪服にも着替えず、O会長宅へうかがった。静かなお顔で、まるで熟睡されているようなお姿だった。白装束はいやだ、背広で逝かせて、との遺言どおり、背広をしっかりと着て、その襟には日の丸のバッチがついていた。

 在りし日のお姿、優しいお言葉、ご遺体を前に涙がとまらなかった。ありがとうございました、と。

 お通夜は、熊谷基地で後輩に講演をしていたために出席できなかたので、告別式に参列した。長い間制服を着用した指揮官の旅立ちには、私も「後輩」として制服で参列しようと決めた。

 予備自衛官として、儀式に制服を着用することは認められている。白い手袋を購入し、ご焼香後、遺影に挙手の敬礼をした。また、涙が止まらなかった。

 最後のお別れでは、ご遺族のご承諾を頂き、天皇陛下ご即位20周年式典で振った「紙製の日の丸」を、お棺の中に納めさせていただいた。

 幹部候補生学校の同期の方の弔辞を聞いて驚いた。O一等陸佐の最後の職務は、なんと少年工科学校総務部長だったそうだ。少年工科学校とは、陸上自衛隊生徒を教育する学校で、私の航空自衛隊生徒隊の姉妹校とも言うべき存在なのだ。不思議なご縁を感じてしまう。

 ご出棺は、合掌ではなく、直立不動、挙手の敬礼でお見送りした。式終了後、多くの幹部候補生学校の同期生、後輩の方々から「制服で送ってくれてありがとう」と、声をかけていただいた。これは、制服の職場にいた人間にしかわからない感情だと思う。

 O会長、お気をつけて!そして、長い間、ご苦労さまでした!さようなら。

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 本日の本会議で上程された、大田区長、副区長の給与減額条例に、48名の区議会議員で、たった一人反対し、以下の反対討論(他の議員に翻意を促す演説)を行った。

改革110番の犬伏秀一は、ただいま上程されました第38号議案、大田区長等の給料の特例に関する条例に反対の立場から討論をいたします。

 本条例は、昨年11月以来発生した大田区職員の金銭事故ならびに、法令違反事故につき、その任命権者である区長および、事務方のトップである副区長の月額報酬を4月支給分のみ10%減額し、その責任の所在を明らかにする、というものであります。

 一般職であれば、分限委員会において懲戒処分の発令を行えばすむのですが、特別職、とりわけ区長は公職選挙法の規定により、自ら返納することができないため条例として提出された、この事実ならびに法理論にはなんら問題はありません。

 が、はたして、これが大田区役所最高責任者としての、区民に対する責任の取り方でありましょうか。

 公金横領事件において、当初、大田区は全額本人が弁済した、と発表しておりましたが、その後に、新たな横領金が発覚をいたしました。大田区は、督促状を発送した区民に対して個別の調査を行っておりません。また、納付期限が到来していない区民税など諸税、国民保険料などについて、その期限前に納付しながら横領されたとすれば、当然、まだ督促状は送付されていませんから、横領の事実を区民には知るすべがありません。つまり、先月納期限、今月が納期限の公金については、来月以降でないと督促状が送付されません。

 いますべきは、区民やマスコミ向けのパフオーマンスに映る可能性がある、区長、副区長の給料減額ではなく、納付済み諸税等と、未納付とされている諸税等を確認し、その差異について、精査し、実際の債権を確定することこそ望まれているのです。

 以前、社会保険庁の自治労傘下の組合が、納付済みでありながら、未納付となった保険料の精査に非協力的だったことは記憶に新しいところです。その結果、社会保険庁は国民の信頼を損ね解体されてしまったのです。
本条例案のような、小手先の「給与減額」で、事態を終結させるということは、区民に対する説明責任と首長としての管理者責任の放棄にも等しく、区民の不信感はさらに高まることが懸念され、到底賛成することはできません。

 世の中、どうも「金で片付ける」風潮が強くなっています。返金することは潔く、もらうことはなんとなく後ろめたい。確かに、民主党の総理や幹事長のような金銭感覚では後ろめたいと思われますが、正当な報酬や給与、正当な政務調査費など、なんらやましく思う必要はありません。どうか、区長には「まだまにあいます」この条例案を撤回し、横領額の徹底再調査を行われるよう望むものであります。

 また、本条例案に賛成されている、私以外の全区議会議員のみなさんにお訴えいたします。この条例案を可決することは、議会が「終結」を認めたことになってしまうのです。さらに、今後、納期限が到来し、横領金額が増えた場合には、再度、減額条例を提出されるのでしょうか。勿論、それは出来ません。どうか、今こそ議会の良識を示そうではありませんか。議員各位の翻意を、犬伏、伏してお願いし、反対討論といたします。


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 改革110番の犬伏秀一でございます。いま、テレビはどこのチャンネルをまわしても、オリンピック一色です。そして、会場に国歌「君が代」が流れ、国旗「日の丸」が掲揚されると、バンクーバーの会場は無論、日本中のいや、世界中の日本人が喝采を贈ります。普段あまり実感がない国家を感じる瞬間でもあります。さて、私が、その国家のシンボルたる国旗がこの議場に掲揚されていないことに疑問を呈して早くも12回の新たな年を数えましたが、ついに議場にこのように国旗が掲揚されたことは、遅きに失したとはいえ、やっと国際常識に則った議場になったと安堵しております。
 
 私事ではありますが、長男は陸上自衛官として、現在、ハイチ共和国復興支援PKO部隊の一員として活動をしております。羽田空港から政府専用機で出発する息子の迷彩服には、日の丸のワッペンがつけられており、国際社会の一員として我が国の名誉のために出かけることに、心躍っている様子がわかりました。平和とは、憲法9条だとか「平和、平和」と大合唱していれば守れるものではありません。平和を守る不断の努力が、平和を勝ち取ることを、我々は歴史の中から学んできたのです。
 
 さて、その平和を、さらには、我が国の存亡をも危うくする民主党政権が誕生したことは、真に憂いるばかりであります。その政権のダッチロールぶりと、国民の常識をはるかに超越した「金銭感覚」の首相と幹事長には、さすがにマスコミに踊らされて民主党に投票してしまった有権者もあきれていることが世論調査で明らかになってまいりました。

 亡国政権の最たるものは、外国人参政権付与でありましょう。なぜか小沢さんは、自由党時代から、このことに熱心で、一度「本心」をうかがおうと思っているうちに解党となってしまいました。その小沢民主党が、今国会への提出を企てているのが、外国人地方参政権付与法案であります。永住外国人に地方レベルで参政権を与えるとの法案は、ことの重大性を理解しない、多くの国会議員に支持をされているのです。その多くは、「強制連行されたのだから」「かわいそう」「納税しているのだから」など、まったく法理論上成り立たない理由ばかりであります。最高裁判所は、平成7年2月28日「公務員を選定罷免する権利を保障した憲法15条1の規定は、わが国に在留する外国人には及ばないと解するのが相当」と、参政権が国民固有の権利であると結論付けています。さらには、外国政府の意を受けた教育への不当な干渉、領土問題解決への支障になるなど、国家としての存亡にすらかかわってくる大問題なのです。

 私は、聖火リレーが長野市を通過する際、現地に赴き、およそ4000人の中国人が、中国国旗を振り回し、我が国の法律を無視し「あたかも占領」したがごとく傍若無人に振舞う姿に、恐怖を覚えたのであります。外国人参政権付与は、あの長野市の状態を全国自治体に広める可能性がある亡国法案であることは明白です。松原区長は、国際化と多文化共生をキーワードに掲げられております。国際化、共生、まことに結構なことであります。ただし、それは、法秩序とお互いの国家を尊敬してのことであります。そこで、政治家たる松原忠義区長のお考えをうかがいます。松原区長は、地方自治体における外国人地方参政権付与につき、どのようにお考えでしょうか。

 次に、職員の不祥事についてうかがいます。2月は、大田区職員、教員の不祥事が新聞の紙面を賑わせたことは、真に残念なことでありました。そして、4件発覚したこれらのうち、大田区がかろうじてなんとか、報道前に発表出来たのは、覚せい剤で懲戒免職となった職員の事例だけでした。それも事案発生から3ケ月以上、懲戒処分から1ケ月遅れの発表には、いくら区長が「いたずらに公表を遅らせたわけではない」と言われても、一般常識では「おおいに遅れた」としか映らないのです。

 そこでうかがいます。公開の遅れを「捜査当局からの依頼」と区長は再三言われていますが、所轄署は、いずれも「そのような事実はない」と答えています。いったい、いつ、どこの所属の誰が「公表を控えるよう」大田区に要請したのかお知らせください。

 また、懲戒処分の公開の基準がまことにあいまいで、どのような基準で公開しているのかお知らせください。さらには、以前は人事部門の長たる経営管理部長名での公開でしたが、最近では、前面に人事担当部長の名前が出ることはなく、各所属長の名前での公開となっております。いかなる理由でありましょうかうかがいます。

 セクハラ副校長は、報道当日も、その後も通常どおり学校に勤務しておりました。このような事案の場合、現場から排除することはできないのでしょうか。「教員としてではなく、社会人としての行為」と教育委員会では言われておりましたが、とすれば、一昨日発覚した「飲酒事故」の教員も社会人としての行為でありながら、自宅待機となっているのは、何が違うのでしょうか。その違いにつき基準をお示しください。

 最近、大田区では様々な部署で、任期付の課長、係長を採用されております。お役所文化に活性剤を投入しようとの想いは理解できるのですが、多くが東京都などのOBであることは、はたしてどうなのか疑問をもっているところでありますし、先日行われた再開発課長では受験資格として経験3年、再開発係長は単に再開発の経験がればいい、となっており、その程度の人材が区役所内にいないのか不思議ですらあります。

 また、国で問題となっている天下りならぬ、民間の「思惑付」の「天上がり」で採用された管理職はいないのでしょうか。そこで、私は、大田区の任期付管理職で採用された方々の名前をインターネット検索サイトで調べてみましたら、大変な大物が釣れてしまいました。

 それは、あるゼネコンA社執行役員営業推進部長さんとしての記事などです。水道産業新聞という業界紙があります。その数年前の4232号4月27日号の紙面に以下のような記事があります。

4月24日EX・ダンビー協会関東支部設立総会が開かれ、支部長に○○、A社執行役員営業推進部長が就任した。

 ○○には、現在大田区の任期付課長として勤務されている方の名前が記載されていました。また、財団法人エンンジニアリング振興協会という団体の機関紙平成19年8月号には、この○○さんが、協会の理事に就任した、との記事が、東京ガスの常務などと並んで掲載されていました。

 EX・ダンビー協会は、地中埋設管路の業界技術団体であり、エンジニアリング振興協会は、基金27億5000万円、ゼネコン32社、プラント業者41社、など錚々たる133社の会員を誇る団体であります。まさか、このような業界団体の重鎮、さらには中堅ゼネコンの執行役員まで上り詰めた方と、大田区に勤務する○○課長さんと、同一人物のわけがない、と業界通に取材したところ、どうやら同一人物で、「業担」といわれていた、古き時代の「仕切り屋」だったとも教えていただきました。

 そこで、うかがいます。この課長さんの、過去の華々しい経歴をご存知のうえ採用されたのでしょうか。そして、何を期待されての採用だったのでしょうか。大田区は、空港跡地、臨海部開発など、彼が所属していたゼネコンが得意とする、東京都港湾局がらみの仕事も目白押しです。くれぐれも、粗相のないよう強くお願いしておきます。

 次に、現在建設中の体育館に関する問題についておたずねいたします。本件建築計画とは無関係に、突如隣接地にあった東武ハイライン梅屋敷なる築30年を越えるマンションを、近隣中古築浅マンションと同等の価格で買い取り、こともあろうか、解体費用まで大田区が負担する大決断を当時の清水繁経営管理部長がしたことは、以前奈須議員が本議場において問題提起したところであります。

 住民監査請求の期限が今月末に迫っておりますので、あらためてこの疑義についてお聞きいたしますので、お答えください。開示請求で得た多くの資料や、議会提出の資料から算出した数字をお示しします。それによれば、土地部分562.56平米を坪約215万円、建物部分1288.31平米を坪約296000円、駐車場部分を坪約113万円で購入したのです。

 そして、購入後、大田区の負担で、解体工事費用3990万円を支出してせっかく購入した建物を解体しているのです。その結果合計5億5千442万6550円の支出をもって、562.56平米(約170坪)の土地を手に入れたことになります。つまり、坪単価326万6千円余りの、大変高額な土地となります。なぜ、このような支出を強行してまで入手する必要があったのでしょうか。

 大田区体育館建築計画は基本設計の段階から、この土地の購入をしないとの前提ですすめられてきており、また、現在建築中の建物にも、本件土地が入手できたことによる、建築面積の追加は、まったく反映されていないのです。この大田区が購入後、すぐさま解体したマンションは、昭和54年に分譲された、昭和57年施行された所謂、新耐震基準以前の物件であり、資産価値としては、ゼロに限りなく近いものでありました。ところが、なぜか、住民から平成19年8月2日に提出された「買い取り提案書」に書かれていた、一方的に住民が有利な「築浅マンションの占有面積を維持できる」「平成19年8月現在の中古マンション価格」で、大田区が買い取ったのです。

 大田区は、「土地を購入する場合には、売主側で更地にしてもらって購入するのが原則である」と議会答弁で述べており、この理屈であれば、大田区体育館では、なぜ、不要の建物を解体費用まで負担して買わなければいけなかたのでしょうか。いま、区内で行われている連続立体交差事業や、道路拡張など、土地収用法適用の場合を除いて、建物付で取得し解体することは、地方自治法にも抵触するとおもわれますが、いかがでしょうか。わかりやすく理由をお示しください。

 最後に、中学校の5段階評価の格差についておうかがいいたします。これは、中学校第3学年2学期の各科目の5段階評価の割合を、学校ごとに、東京都教育庁がまとめたもので、学校名を伏して東京都のホームページで見ることが出来ますし、開示請求をすれば、学校名の入ったものを入手できるのです。この評定格差が、都立高校入試に大きな影響を与えていることは、進学塾、受験予備校の関係者の間では、常識となっていますが、大田区は頑なに開示を拒み、「学校ごとの指導の結果」だと、評価のバラつきを、正当化しています。

 そこで、いま公開されている平成20年度の大田区立中学校の評価を検討してみました。すると、恐るべきことがわかったのです。平成19年度の評定で、5科目合計の「5」の割合が最下位だった、ある区立中学校は、20年度もさらに低い評定割合を示しました。国語は「5」が0%、反面「2」と「3」は86.5%、社会と数学は「5」の割合が0.6%、「2」「3」は79.8%。理科、英語でも1.2%という低水準で、区内最高の学校と比較すると、国語で∞(無限大)の差、社会で34倍、数学で30.5倍という大きな隔たりがあるのです。

 都立高校の内申点で、5段階評価を「1.3倍」して計算する技能系の科目でも、この学校は同様でした。別の区立中学校で25%、1/4の生徒が「5」と評価されている技術家庭では「5」が1.2%、美術では「5」の割合は0%でした。この評価で都立高校の入試に臨めば、上位校には入ることは困難です。

 本当に、こんな差異が、大田区立中学校間で生じるのでしょうか。大田区教育委員会は「学校ごとによる指導の結果」と、毎度トンチンカンな答弁を繰り返していますが、学校の体質に問題があるのか、教員の資質の問題なのか、それとも、地域特性なのか、検証し改善しなければ公教育のあり方として大問題です。真摯にこの問題を公表し「競争」や「評価」を嫌う、一般社会と隔絶された学校に切り込まなければなりません。

 この評価の大差が、その学校で学んだ生徒の人生に大きな影響があること、また、アカウンタビリテイ(説明責任)の観点からも、この評定割合を学校名を開示して公開するべき、等につきお考えをうかがいます。

 いよいよ我々区議会議員、そして区長の4年に一度の免許更新が1年後に迫りました。「最近ますます心配な大田区の現状」を、来年の審判に区民がどう判断するのか、この1年間にかかっています。そのキーワードは、民主党政権には実施が困難と思われる「説明責任」と「問題を先送りしない」ということでしょう。現職だけでなく新たに、区長候補として挑戦される方にも、この点を是非争点にしていただきたい、と強くお願いして私の質問を終わります。

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