いぬぶし秀一の激辛活動日誌
おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。
 



 本日上程された、区長、副区長の給料を2000円、1000円下げる条例案、退職手当を5%程度減額する条例案について質疑を行った。

たちあがれ日本の犬伏秀一でございます。
 昨日行われました大阪府知事、大阪市長選挙は既存政党相乗り候補に嫌気がさした有権者が、維新の会の松井一郎氏、橋下徹氏に軍配をあげました。橋下氏の大阪都構想には特別区の惨状を知る立場からは賛成しかねますが、有権者の反既得権益の力を感じざるを得ない選挙結果でした。あるブログの文章をご紹介します。

 『「市長と議員が議論して物事を決めている」と、皆さんは思い込んでいる。しかし議会には議論がない。議会では議論をしてはいけない仕組みになっている。そのことを、議員を体験した人以外はほとんど理解できない。議会だから議論があって当たり前だと思うのが正常だ。しかし議会には議論がない。奇形が議会の通常、常識なのだ。奇形の民主主義だ。
 政治貧困の原因は、おそらくこの辺りにあるのだろう。議会では、市長や議員など、提案者が質問に3回だけ答えて、議員だけで多数決する。それだけだ。議員同士の議論をしてはいけない。繰り返して言う。議会には議論が存在しない。』
 
 これは、竹原信一前阿久根市長の11月21日のブログです。大田区議会も「議論をしていない」と言われないよう、議論の発端を提起させていただきます。
 
 ただいま上程されました100号議案は大田区長、副区長の月額給料を区長が2千円、副区長が1000円減額するというものであります。私は、一部の大衆迎合、芸能人と化した首長や議員らが報酬や議員定数にばかり言及することには賛意を示すことができません。報酬、給与にみあった仕事は何かこそ議論すべきであります。まもなくお正月がまいります。お正月には伝統行事として子供たちにお年玉を配ります。小学校高学年や中学生ともなると、千円や二千円では喜びません。そこでうかがいます。小中学生でも喜ばないであろう、千円、二千円の給料減額はいったいどのような意味が込められているのでしょうか、お示しください。
 
 また、当然特別職報酬審議会に諮問し答申を受けているものと思われますが、この審議会委員に支払った費用弁償の額、審議会に立ち会った大田区職員の人件費の額はいくらでしょうか。私の試算によれば、この減額で区長の年収は2156万円余が2152万円余と年間3万8千円程度減額、副区長は1729万円余が、1727万円余と年額18000円程度の減額となります。この程度の減額をするのなら、もっともっとその職に精励することのほうが、よほど区民の信を得られるものと確信をいたします。大衆迎合、言い訳のような減額は疑問を持たざるを得ません。
 
 次に、101号議案大田区長等の退職手当に関する条例の一部を改正する条例について質疑いたします。これは、大田区長、副区長の退職手当の額を区長が5%、副区長が4.2%減額するというものであります。その結果、それぞれ4年間勤務した場合、再選、再任の可否にかかわらず区長が2314万円だったものが21983000円、副区長が13363200円だったものが12806400円に減額されるのです。さる3月18日私を含む5名の議員で提出した大田区長等の退職手当を半減させる条例改正案は、自民党、公明党、民主党の所謂区長与党の反対により継続審議、会期終了により廃案となってしまいました。その際も申し上げましたが、評判の悪い民主党の総理大臣が4年勤務して退職すると退職手当の額は524万円であります。いかに出来の悪い総理であっても大田区長よりは、その職責は重いものと思われます。しかるに、大田区長が内閣総理大臣の4.5倍もの退職手当を支給される、合理的、経済的理由が見当たらないのです。
 
 松原区長は、さる4月の区長選挙において、他の候補者が「区長退職手当は廃止」を公約にあげたことを受けてか「退職手当の見直し」を掲げられ当選をされました。無論、選挙の後に支払われる退職手当は「保留」をされ遡って減額されるものと期待をしておりましたところ、本年5月9日めでたく満額2314万円、税引き後20236700円をご自身の銀行口座に振り込みで受け取ったことが、公文書開示請求で確認できました。震災後の満額受け取りには「規則で決まっているから」と応えられておりましたが、規則を変えるのはご自身であり、議会であります。本気ならいくらでもできたはずであります。
 
 さて、そして今回の減額であります。考え方は「特別区区長の退職手当の平均支給額にあわせた」という、極めてお役所的な基準でありました。その結果、23区中7位だった支給額は16位に下がったと事務方は胸をはりますが、順位や平均などどうでもいいことであります。要するに、民間感覚からしてどうなのか、納税者、有権者の目線からしてどうなのか、ということであります。さきほどの給料月額の減額と同様に「言い訳」としか見えないのであります。区長は退職手当をもらうために区長になられたのでしょうか。当選することが目的で区長になられたのでしょうか。そうではないはずです。大田区の街づくりに情熱を燃やされての出馬であったはずであります。であるとすれば、この減額の額は到底、区長自らのお考えではないと思われますが、ご自分の意思で判断されたのかうかがいます。
 
 さらには、退職手当について、どのような問題意識を持たれて選挙公約にあげられたのでしょうかうかがいます。また、総理大臣に比較して特別区の区長は4.5倍もの退職手当が必要とお考えでしょうか。
 
 最後に、橋下前大阪府知事が掲げている大阪都構想、都区制度の問題点をまったく理解していない暴論でありますが、その都区制度の諸悪の根源たる、都区財政調整制度の中で、特別区の区長の退職手当の額は算定されるのでしょうか。されるとすれば、その基準需要額はいくらでしょか。
 
 大阪のような首長独裁都市ににならないよう、自治体の意思決定機関として大田区議会が健全に機能するよう願って私の質疑を終わります。




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  今日土曜日は、地元大田区区立南六郷中学校の創立50周年記念式典、祝賀会に参加した。この学校には様々な思い出があり、他の学校の周年行事とはいささか想いが違う。

 第一は、長女が卒業した母校であることだ。そのため、PTAの校外委員長を2年間引き受けた。その間には、一部生徒が事件を起こし逮捕、補導されるということがあり、その対応をめぐり学校側と激しく対立したこともあった。

 第二は娘の卒業後、この学校の教員の規則違反や度を越えた体罰等を表沙汰にして、これまたPTAや教職員から怨まれることになる。友人であろうがが、親族であろうがダメなものはダメというのが私の生き様だが、これがなかなか理解していただけないのだ。まあ、そんな過去はさておき、50年はおめでたいことだ。

 まずは午後2時からの記念式典。700名弱の大田区一を誇る在校生が学校の体育館では入りきれないため、区民ホールアプリコ(収容1500名)を貸しきっての式典となった。


 素晴らしいコンサートホールでの式典に圧倒されたのか、在校生たちは実に粛々と整然と式典に臨んでいた。娘が在校中の「騒がしい学校」のイメージはなく、とても立派だった。わが国の伝統である物事の節目に「式を取る」ということが具現され、素晴らしかった。ただ、許せないのはある共産党女性区議だ。国歌斉唱の際、国旗に正対せず正面を向いていたらしい。このことは式典の後、地域の人たちの間でも大顰蹙だった。(彼女の隣にいたが、私は国旗に正対していて気付かなかった!残念!)

 国旗や国歌を尊敬する、という当たり前の国際常識を生徒の前で出来ないなら来るんじゃない。君らが大好きな中国やロシア、北朝鮮でも国旗、国歌には最大限の敬意をはらうぞ。シーラカンスのような態度をとるな。バカめ!来月の小学校の式典で同じことをしたら、その場で怒鳴りつけるから覚悟しとけよ!

 さて、失礼な共産党の女性区議はさておき、式典は粛々と進み生徒会長の挨拶になった。中学2年生の生徒会長は東日本大震災が起こった日の地域の会社や人々の学校に対する支援に謝辞をのべ、地域とともにあるべき中学校について語った。

 言葉遣いといい、声のトーンといい、さらには原稿を持ちながら、それに目を落とすこともない話し方といい、大田区議会の多くの議員や、議会で原稿棒読みの区役所部課長、さらには役人作成原稿棒読みの松原忠義区長にも是非見習ってほしいものだ。すばらしい!生徒会長!がんばれ!

 おめでとう!区立南六郷中学校創立50周年。役員のみなさんお疲れさま!

 

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 「私は防衛の素人だから本当のシビリアンコントロールが出来る」と、就任早々間抜けな発言をした一川保夫防衛大臣の最近の行動は、まったく話にならない。野田総理の父上は元自衛官である。自衛官の士気を削ぐ大臣を任命した息子の責任にさぞかし胸を痛められていることだろう。以下、最近の一川防衛大臣のバカさぶりを復習してみよう。

 一川防衛大臣バカさぶり第一発

 平成23年9月2日大臣の認証式前、「安全保障に関しては素人だが、これが本当のシビリアンコントロール(文民統制)だ」と述べた。素人を大臣にしちゃいかんだろう!

 バカさぶり第二発

 11月16日、国賓として訪日中のブータン国王ワンチュク夫妻を歓迎する宮中晩餐会を欠席して日本・ブータン友好議員連盟副会長を務める高橋千秋民主党議員の政治資金パーティーに参加し「ブータン国王が来て宮中で催し物があるが、私はこちらの方が大事だ」とスピーチした。高橋議員も副会長だろう!パーテイやっている場合か!

 バカさぶり第三発

11月22日には参院外交防衛委員会で、佐藤正久参議院議員(ヒゲの隊長)にブータン国王の名前を尋ねられたが、即答できなかった。不意をつかれた一川大臣は後ろにいた秘書官に確認し「ワンチュク国王と思う」と答弁。佐藤議員は「名前も覚えていないのは『反省がない』といわれても仕方ない」と厳しく批判した。

 バカさぶり第四発

11月25日には国際平和協力本部を置く内閣府と防衛省で司令部要員の出発式を開くが、派遣される隊員の激励は自衛隊トップの折木良一統合幕僚長に委ね、一川大臣ら防衛省政務三役は誰も出席しない。お前ら、どこの大臣で政務三役だよ!やめちまえ!

 バカさぶり第五発(以下は産経新聞より引用)

航空自衛隊小松基地(石川県小松市)所属のF15戦闘機が10月7日に燃料タンクなどを落下させた事故を受け、同基地では飛行訓練再開の見通しは立っていない。最大の障害は、衆院石川2区で過去4回議席を争い敗れた自民党の森喜朗元首相に対する一川氏の強烈なライバル意識だという。

同県能美市のタンク落下現場は森氏の自宅近く。防衛省の地元への説明が遅れたことに森氏は不満を強めているが、実はこれを妨げたのが一川氏だった。

複数の防衛省幹部によると地元市議らの仲介により、防衛省の局長級幹部が11月中旬、森氏側に説明に出向き、訓練再開の理解を得る方向で折り合いがつきかけていた。

ところが報告を受けた一川氏は一言。「森氏のところなど行く必要はない!」。これにより訓練再開のメドは立たなくなった。

小松以外の基地では10月末からタンクを外した上でF15の飛行訓練を再開させている。空自パイロットは2カ月以上夜間飛行を行っていないと緊急発進(スクランブル)任務に就けない規則があるため、21日から小松基地所属のパイロット約50人をやむなく百里基地(茨城県小美玉市)に移し訓練させることになった。

つまり、一川氏は「私怨(しえん)」だけで防衛上も運用上もマイナス面しかない状況を作り出したのだ。

 こんな大臣に、そして、こんな防衛大臣を任命し、さらには罷免も出来ない総理大臣を擁する民主党に、この大切な日本を委ね続けていいのだろうか。



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 25日から始まる第四回区議会定例会に提出される追加議案が配布された。まあ、おちゃめな議案が目白押しなので、何回かにわけてご紹介する。こんなことに時間を費やしている議会や役所を変えていかなければ、納税者、国民はバカにされ続けてしまうことになる。

 第100号議案「大田区長等の給料等に関する条例の一部を改正する条例」

 これは、大田区長の給料月額を1,157,000円から1,155,000円に2千円減額する、というものだ。このほかに、副区長、教育長の給料を月額千円減額する、というものもある。

 私は、首長や議員の報酬をいたずらに減額するという風潮、言うなればポピュリズムには必ずしも同調しない。議員の意味のない海外旅行(親善訪問調査ち言うらしい)などは反対するが、仕事の対価たる報酬や給与は「何をすべき」なおかの議論を抜いてはあり得ないと思っている。

 議員の仕事とは、首長の仕事とはを議論しないで、マスコミの無責任な論調に流される首長や議員がいかに多いことか。大田区長とて同じである。自らの仕事に自信を持っているのなら、たかだか月額2000円の減額などする必要はない。それよりも、経営感覚を持った区長であれば、2000円減額の条例を審議した「特別職報酬審議会」の委員の費用弁償、条例策定のための印刷費など、そちらのほうが多くかかり「税金の無駄」であることに気づくだろう。

 「職員の給与も下げたので区長の給料も下げました」と言いたいのだろうが、笑い話である。もし、財政負担を減らしたいのなら、くだらない補正予算など組まないことであるし、本気ならご自身の給与の半額減額ぐらいしれみれば納得する。

 さらには「選挙公約」で、現区長が「区長の退職手当の見直し3」をあげていたが、今回の定例会でその「お約束」を果たされるようだ。我々有志の区議会議員で、大田区長がたった4年の任期で2314万円もの退職手当をもらうのは、民間感覚とかけ離れている、として「半額条例」を提出した。ところが、区長与党を標榜する自民党、公明党、民主党の実質的反対(継続審査、廃案)にあい、松原区長はめであたく本年5月9日、1期目の退職手当(毎期ごとにでる)2314万円(税込)を手にされた。

 そして、今回、退職手当の減額条例を議会に上程することになった。それによれば、2314万円だった退職手当を2198万3千円に115万7000円減額するというのだ。

 その根拠は「いかにも、お役人が考えそうな」ものだった。23区の区長の平均退職手当2189万4901円に基づくのだそうだ。なんの意味があるのだろう。「横並び意識」では、地方分権など夢また夢である。

 23区では、ご自身の判断で退職手当を自分の任期限り廃止した方もいる。まんなか取るような「やったふり減額」には反対である。内閣総理大臣が4年間勤務すると退職手当は500万円程度である。それに比べて、大田区長の退職手当(実は他の自治体も)はお手盛りすぎるのだ。



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 早いもので、もうすぐ55歳になる。自分の言うのは憚れるが、年齢よりも若く見えるのではと自惚れているのだ。会話の中で孫がいること、50歳も半ばになることなどを話すと、大体の方は驚かれる。同じ地元の10歳年下の区議さんと同席して「彼とは10歳違うのです」と言うと、この区議さんは嫌な顔をする。ほとんどの方が、私が10歳若いと思うからだ。

 ところが、見かけとは別に「老い」は間違いなく身体に現れることを最近実感している。体力は、15歳から19歳の4年間「超人的な訓練」を受けてきたおかげで、未だに抜群だと思っている。

 ところが、視力と聴力は確実に衰え始めているのだ。前回の運転免許更新では、メガネなしでは更新の「遠視力検査(大型免許)」に合格できなかった。したがって、日常生活ではメガネをかけていないが、運転する際はメガネが必需品となってしまった。

 さらに、聴力である。もう10数年前から「騒音性難聴」の疑いがあると指摘されていた。これは、コンサートやウオークマンを大音量で聞いていたりするとなるそうで、心当たりがない。医師から「騒がしい職場ですか?」と聞かれ「いえ、私の声が一番うるさい職場(?)です」と答えたぐらいだ。

 まあ、難聴特に感音系の難聴は「原因不明」が多く、治療法もないのが実情らしい。耳鳴りなど何年も「お友達」である。

 ところが、最近特に聴力が落ちときたと感じる。騒音性難聴の特徴として「高い音域」が聞きにくい、というのがある。私も高い音、特に女性のヒソヒソ話は、まったく「言葉」として認識できなくなってしまった。

 自宅で、妻と娘が小さな声で話しているのは、ほとんど聞こえない。「エ??」と何度も聞き返してヒンシュクをかっているのだ。義父がやはり難聴で補聴器を購入したとの話を聞き、試しに購入してみた。

 インターネットで買ったオムロン社製の既製品だ。ガラスのぶつかる音や、足音、金属音などがいやに大きく増幅される難点はあるが、テレビのボリュームは確実に下げることが出来る。


 「物事の本質をよく見て」「相手の話をよく聞け」という神様の大きな宿題だと思って、気楽に考えている。この程度でガタガタ言っていては、聴覚障害や視覚障害をお持ちの方々に笑われてしまう。

 どうか皆様、大きな声でハッキリと話かけて頂戴!ヒソヒソ話はだめ!

 

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 昨日に続いて、本日も視察だ。今日は名古屋市の「ガイドウエイバス」の視察だ。モノレールのようなバスと事前に聞いてはいたが、いまひとつイメージがわかない。(先日、東京であったJR東海の社員さんも知らなかった!)

 何しろ我が国初だというのだ。期待をもってバスの出発地である大曽根駅に向かった。JRの駅を降り、ガイドウエイバスと書かれた方向に向かうと、バス停どころか「駅」があった。そして、確かに「大曽根駅」と書かれている。一体どんなバスなんだろう。


大曽根駅に進入するバス

 見た感じは普通のバスである。それが、一般道の上に作られた専用の道路を走るのだ。そして、車輪の外側に「案内装置」と呼ばれる小さな車輪状のものを出し、それが道路にある案内レールに沿って、電車のように走るのだ。


 したがって、普通のバス車両なのでハンドルがあるが、運転手さんはハンドルに手を触れていないという、ちょっと不思議な感じでもある。


 専用道路を走ることにより渋滞がないため、電車のように定時運行ができる。以前は路線バスで32分かかっていた区間を、このバスは13分で結ぶ。さらに驚きは、このバス、デユアルモードといって、専用道路の終点から一般道に降りると「普通のバス」に変身して終点まで走るのだ。

 専用道を走行中は「自動車」ではないそうで、自動車保険は使えない。運行は第三セクターの名古屋ガイドウエイバス株式会社が行う。そして、一般道に出ると、運行は名古屋市交通局が行い、バス車両は、ガイドウエイ会社が名古屋市交通局にリースした形になるのだそうだ。

 では、運転手はというと、始発駅から終着のバス停まで同じ方が運転する。実は、ガイドウエイ会社も名古屋市交通局も運転を「名鉄バス」に委託しえいるのだそうだ。なんとも、カメレオンのようなバスだが、大都市の渋滞緩和策と新交通網の整備にはいい仕組みであろう。



 ちなみに、地下鉄を整備するには1キロメートルあたり250億円程度の建設費がかかるそうだが、ガイドウエイの専用道は、1キロあたり50億円と1/5ですむ。また車両もバスに「案内装置」をつけただけの簡単な改造ですむ。

 大田区でもJR蒲田と京急蒲田を地下鉄で結ぶ「新空港線」構想というものがある。このバスでいいじゃないか、と多くの議員が実感したことだろう。


 

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 今日から2日間、交通問題調査特別委員会の行政視察である。朝8時40分品川駅の新幹線ホーム集合だ。以前は、農協さん団体よろしく、時計台前集合だなどとやっていたが、最近は少しばかり「普通」になってホーム集合になった。

 なぜか議員にならなければ「普通」に出来ることも「議員さん」は出来なくなる、いや、させてもらえなくなるのかも知れない。切符の手配はもちろん、駅での切符の出し方、食事場所など、一切、議員は考えなくても行動できるように段取りされているのだ。地方議員は最も住民に近い存在であるとすれば、自己責任をもっと持たせるべきだと思う。でないと「痴呆」議員養成所になってしまう。そして、議会事務局は痴呆議員養成教官事務局か…

 さて、同行する議会事務局職員の「第一の心配・関門」が議員の集合である。遅刻はよくある話だし「当日来ない」などという輩も過去にはあった。今回も、新幹線の出発が09:07なのに、集合時間は27分前の8時40分。ビジネスマンならあきれる早さであるが、議員の場合はこれぐらい早くしておかないと心配なのだ。

 さて、今日はどうだ!(と言う私も集合時間に2分遅れた)やはりいた。8時40分集合なのに彼が到着したのは9時丁度。集合時間は知らず、新幹線の出発時間に合わせて来たとのこと。一人での出張なら、なんら咎められることはないが、今回は「最も扱いにくい議員の視察」である。決められた時間に集まるという社会常識は守らねばならぬ。

 ちなみに彼の所属は民主党。「遅刻」は大田区議会民主党の伝統的企業文化かもしれない。ただ、彼が遅刻常習犯の民主党女性議員と違ったのは視察参加全議員にお詫びの挨拶をしていたことだ。(最近、遅刻常習女性議員さん、ブログでの指摘に反省したのか定時前に集合される。あっぱれ!)

 さて、第一の関門を乗り越えた視察団は一路名古屋へ向かう。名古屋から近鉄特急に乗り向かった先は三重県津市役所。津駅ビルで昼食をすませ市役所に。

 市議会棟(地方都市では議会独自の建物が珍しくない)の会議室へ案内された。ここで感動一発!お茶を配る女性職員さんが、一人一人にお茶を差し出しながら「ようこそいらっしゃいました」と言うのだ。

 当たり前と言えば当たり前なのだが、役所ではあまり聞かない言葉である。わが大田区はどうだろうか。少なくとも10階にある議会事務局の女性職員さんたちは、敬語、電話、接遇、いずれもパーフェクトである。ご安心!

 本日の視察は、津市から中部国際空港(通称セントレア)との海上アクセスの拠点として作られた「津なぎさまち」と、セントレアまでの高速艇「エアポートライン」である。海があること、空港に隣接していることが我が大田区と似通っており、区内交通網を所管する当委員会の調査項目にぴったりなのだ。

 セントレアまで陸路で行く時間も金額も半分という優位性と、港である「なぎさまち」駐車場の無料化などにより、近隣自治体が空港への海上交通から撤退したなか、元気で頑張っている。


 市役所での説明の後、実際に「なぎさまち」からセントレアまで我々もエアポートラインに乗船した。広い船内は揺れもなく快適な船旅だった。(所要45分)

 そして、中部国際空港からは名鉄特急で名古屋市へ。ホテルには、17時ちょうどにチェックイン。お役所の窓口閉鎖時間である。あっぱれ!

 

 

 

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 大田区の入札の相当数が談合だ!大田区予定価格の99%を超える落札率や、何回入札をしても最安値の業者が変わらない「最安値不変の原則」など、談合が行われていると推察される顕著な現象にも目を逸らす大田区執行部も談合の仲間だ!と訴え続けてきた。

 そして、最近では嶺町小学校の改築工事が談合だ、との怪文書が私の事務所に投函された、と書いた。建築工事はY、電気はM1(Mが二社いるので1)、機械設備はS、と入札の公告前の情報だった。

 ところが、その後事情が変わった。まずは、建築業界。不況のあおりでもはや「調整」など奇麗事を言っていられない、と「調整」が不調に終わり、大田区の最低制限価格(ロアリミット:この価格以下で入札すると失格になる価格)ギリギリでの「マトモ」な入札が行われることになったのだ。

 電設は、業界内の集まりで当初情報のM1ではなく、別のイニシャルMを冠とする共同企業体が落札予定者(通称チャンピオン)に決まった。

 そして、11月2日入札日である。はたしてどうか。

 機械設備は、談合情報とは違う共同企業体が落札したが、相変わらずの高値なんと予定価格の98.98%という高率でご落札!

 建築は、予想通り最低制限価格近い83.77%で落札。適正に競争が行われているであろう数字だった。VERY GOOD!ただ、落札率だけを議論すると、予定価格をお役人が「高値」に設定して、落札率を下げる、という芸当もありえる。

 さて、落札予定業者が談合情報のM1からM2に変更になった電設業界はどうだったか。なんと、落札予定業者がまさかの「遅刻」である。M2を冠企業とする三社の共同企業体が落札予定業者として業界内で調整が行われたのだが、三社のうち一社が入札時間の10時に遅れたのだ。

 以前であれば、誰か「代わり」で許してくれた大田区も「談合だ」「談合だ」とうるさい議員がいるからか、今回は認めなかった。その結果、悲しいかな落札する予定だったM2は、失格で参加できず。二番札を入れる予定のM1が落札した。

 うがった見方をすれば、遅刻した1社はM1に懇願されての「確信犯」とも考えられる。以前、羽田中学校の建築工事では「談合破り」をした共同企業体が落札をしたところ、業界内の掟破りになりたくない1社が大田区との契約書に捺印を拒み、業界内の落札予定業者がめでたく落札、という事件があった。

 今回は、単純な遅刻だと信じたいが、残念ながら大田区の業界は、まだまだ江戸時代のような世界なので、あり得る話だ。江戸時代の業界に迎合しないよう、お代官様、お役人様よろしゅうたのみまっせ!



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 昨日からの「市町村議員特別セミナー」の2日目である。昨晩「交流を深めたので」朝食会場では随分多くの方から声をかけられた。

 本日の一講目は、法政大学廣瀬克哉教授による「地方議会の役割と改革」である。この方は、議会改革をテーマに様々な講演会や企画を作られているが、気に入らないのは「議員力検定」という試験だ。1級から3級まであって、議員としての基本的な知識を問うものだが「議員力」とは、はたして試験で計れるものだろうか?以下、講義のエッセンスである。

議会の仕事

市民の視点
*年4回の定例会の時期以外は会議もないらしい
*政策はほとんど行政からの提案らしい
*ほとんど原案通り可決しているらしい

議員の視点
*議案が議会に出る前が勝負
*市民(地元、関係団体ETC)と行政のパイプ役
*見えないところ(事前非公式調整)で汗をかく

以上の前提から、公開の場での議論なき意思決定は民主主義とは言わない。そして、複数の視点を議場に持ち込むことが議会ならではの役割である。議員に多様な意見があることが当たり前の議会にし、討議を通じて論点が社会に伝わる必要がある。

その意味からは、議員間討議がカギとなる。一度、理事者(役人)を議場に呼ばないで議会を開催して見るといい。質問だけの議会は、議会ではない。

議会改革に大切なことは、議員間討議であり、もう一つは反問権(役人から議員に質問すること。多くの議会で認めていない)と政策情報の共有である。役人と政策情報を共有してこそ対等に討論が出来る。そうすれば「執行部のご見解は?」などという質問はなくなる。

目指すべき議会は「修正議決が標準」となる議会だる。丸呑み議会とオール否定議会、どちらもX。議会によって政策が向上していいないし、政策を仕上げる責任を議会がはたしていない。

議会とは、自治体の政策意思を集約・調整し決着する場である。行政も要望を出す主体の一つである。行政、市民、専門家、利害関係当事者などからの多様ばインプットを議場に出して、議会での議論と議決によって集約・調整する場が議会だ。行政から出る議案は、議決要望書である。議会で議決した場合は、原案を作った役人はなくなり、議会の責任になる。

 ふう、おっしゃるとおりである。しかし、行政も要望を出す主体、という言葉は、そのとおりなのだが、いつのまにか忘れていた(忘れさせられていた)もので新鮮であった。

 お役人側も「どうせ原案可決」だから、と、自分たちが「意思決定機関」だと勘違いをしている。特に、23区、さらに大田区はである。

 続くパネルデイスカッションでは、地域医療振興協会の折茂賢一郎氏、東京有明医療大学潤教授千葉喜久也氏が加わり「地方議員の役割・福祉医療の分野から」とのテーマで話された。折茂氏は、長年の僻地医療の経験から、医療、介護、保健をすべてまかなう重要性を訴えられた。興味深い内容であったが、次の千葉氏の歯に衣を着せぬ毒舌に圧倒され、影がうすかったかもしれない。折茂氏の話のエポックは次のとおり。

女性にとって男性は生活必需品(自分の立場を上げる+社会保障)から生活嗜好品(男性は愛される存在、かわいい男が求められる。男性の草食化)

こどもは生産財(財の回収が目的)から耐久消費財(ある期間を楽しませる存在)に変わった。

市区町村議員の数は33156人、日本の議員の平均報酬は680万円、イギリス74万円、フランス、スウェーデン0円で議会活動はボランテイア(スウェーデン国民は国家を信用し、銀を信頼している)

日本の議員は職業化してしまい、仕事を失わないために当選することが目的化し、次回の選挙を意識した活動になってしまう。それだからダメbなんだ。

日本では8割の方が病院で亡くなる。それは、食事も出来ない人にチューブで栄養を送って生かしているからだ。外国では4割程度が病院で亡くなりその原因の9割が食事が出来ないことによる餓死である。チューブを着けた人生が楽しいだろうか。

 そして「老いることは楽しむこと。耐えることではない」と結ばれた。有意義な2日間を終え、昼食も取らずに大田区役所へ急ぐ。14時から、「意思決定機関」とは程遠い、区議会都市環境委員会が開催され、相変わらずの委員会に自己嫌悪になってしまう。

 そういえば、千葉講師が語っていたっけ。「4期も5期も議員やっているヤツはバカだ」と。嗚呼、バカの仲間入りをしてしまった‥



 



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  今日明日と二日間、千葉市幕張にある市町村中央研修所(通称:市町村アカデミー)で、市町村議員特別セミナーに参加している。この研修施設は全国市長会、全国市議会議長会などが出資して設立した財団法人全国市町村研修財団が運営しており、ホテル並みの宿泊棟、講義室、この日記を書いているPC室などが完備されている。
 
 特別区は平成12年より全国市長会、市議会議長会に加入したため利用できるようになった。ここの学長さんは、典型的な天下り官僚さん。現学長は東大卒業後自治省入省。27歳で北九州市の企画課長、以降、北海道副知事、自治省行政局長、自治省消防庁長官を歴任。退官後は全国市長会事務総長を経て現在、市町村中央研修所の学長である。ここをお辞めになれば「3回目」の退職金をゲットか?

 まあ、そんな他人様の懐はどうでもいい。そんな組織なので、1泊2日4食付き個室宿泊、研修、ビール飲み放題、二次会付きで、な、なんと1万円ポッキリである。この安さと講師陣につられて今回は2度目の参加だ。いつものことだが、23区の議員は少ない。265名の参加者中、東京からは7名うち23区からは私を入れて2名というさびしさである。いつもながら、なぜ???

 さて第一講目は、朝日新聞編集委員某氏による「これからの政治の行方」というテーマだった。朝日新聞は大嫌いだが、テーマには興味があったが、最低の講演だった。まるで、新聞記事の復習をしただけである。つまらない1時間半を過ごした。これで何十万か貰うのだろう。私だけの評価かと思って、夕食時にほかの議員に聞いてみたが、聞いた全員が同様の評価で「論外」とまで酷評した女性議員もいた。マスコミなんぞ、そんなものだ。特に朝日(ちょうにち)は!

 二講目は、うって変わってよかった。宮城県涌谷町町民医療福祉センター長で医師の青沼孝徳氏の「大震災と地域医療の連携」というテーマだ。

 涌谷町は人口17683人の小さな町だが、町長の英断と青沼氏の努力で「保健・医療・介護」を一体として行う医療福祉センターを整備した。

 CURE(治療)のみならずCARE(介護)を含めすべてを包括するものが包括医療である、との氏の講義は前段が酷かったこともあり、とても新鮮で聞き応えがあった。志ある首長と医師で、町が変わった状況にはうらやましく思った。

 さて18時からは、夕食をかえんた立食スタイルの交流会である。誰一人知らない交流会だが、終了時には20名以上の「友人」が全国にできた。ここでの笑い話は、二次会である。一次会で残った料理を、10m離れた二次会場に持ち出そうとすると、研修所職員にとめられた。


一次会場出口から二次会場(右側)を見る

私:もったいないじゃないか。

職員:食中毒になって先生方が大変なことになったら申し訳ないので。

私:一次会の会場では、まだ残って食べている議員もいる。一次会の会場だと食中毒は発生しないのか?

職員:二次会が何時まで続くかわからないので心配。

私:みんな体力勝負の職業だから大丈夫。

 しかし、三度、残り物の奪取を試みたが、三度失敗。(見つかった)すると、年配の議員が「犬伏君、三度やってだめなら出来るまでやるんだ」と言われた。

 そして、ついに研修所職員の目を盗んで、食料をゲットした。



 お役人の非常識を打ち破り、残った食料をゲットしてきました!と二次会場で発表すると、全国の議員たちから大きな拍手がわき上がった。お茶目な集団である。


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