本日、昭和天皇のお誕生日に『春の叙勲』が発表された。各界で活躍された方々のご苦労を、国家として天皇陛下のお名前をもって御礼しよう、という叙勲の意味は甚だ大きいと思う。
たかが賞状とバッチだろう、という輩が多くなってきたことは、我が国の教育を労働組合と労働者に任せた結果であろう。権威や、伝統文化を否定することにより、自らの優位性を保とうとする集団が教員でいることは、国家の不幸ですらある。
さて、その多くの人々の名前の中に、必ず散見される陸海空自衛官OB、事務方の名前が今回は一切見当たらない。改めて見直したが、やはり、ない。
最近の不祥事や『あたご』の事故で、防衛大臣からかゴマすり官僚からか『辞退』の申し出でもしたのだろうか。だとしたら、現場の自衛官に大変申し訳ない処置である。
24時間、生命を賭して我が国民の生命財産を護る自衛官は、国を護るという『名誉』だけが、大きなモチベーションである。独身隊員は、24時間プライバシ-の無い隊舎(内務班)で暮らす。
食事も風呂も消灯時間までも管理され、生活する部屋はベットとロッカーだけがある大部屋。海上艦艇の乗員であれば、自分専用のベットすらない、という生活環境だ。
それでも、国民のために働いている、という自負があるから、このストレスに打ち勝てるのだ。問題隊員が、災害派遣を経験して、優秀隊員に変身した事例は山ほど聞く。
同じ今日の産経新聞には、全国の自衛隊基地などのゴルフ場の存在が報じられ、国民の感覚から乖離する、と述べられていた。航空基地や駐屯地の遊休地に隊員の私費で芝生を整備し、課業外(勤務時間外)や休日に利用することが、そんなに問題だろうか。
であるとしたら、『国民の感覚と乖離』した生活環境も整備せねば、割りが合わない。
先進諸国の軍人に対する恩恵、厚遇は『国家を護ってくれている』行為に対する御礼だと、概ね理解されている。我が国ではどうだろうか。職業に貴賎はないと言いつつも、自衛官や消防官、警察官、海上保安官など、生命を賭けて職務を遂行する公務員に対する処遇は事務方のそれに比べて低すぎる。
身内びいきと思われるだろうが、2段ベットの12人部屋、外出は土日だけ、それも制服で、という青春時代を過ごした者としては一言申し上げたい。
制服が仕事をしやすい環境を作るのが官僚、事務方の仕事であるはずなのに、今の仕組みは、現場を知らない官僚や政治家が、自衛官の仕事をしにくくしているとしか映らない。
頑張れ防衛大臣!!
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たかが賞状とバッチだろう、という輩が多くなってきたことは、我が国の教育を労働組合と労働者に任せた結果であろう。権威や、伝統文化を否定することにより、自らの優位性を保とうとする集団が教員でいることは、国家の不幸ですらある。
さて、その多くの人々の名前の中に、必ず散見される陸海空自衛官OB、事務方の名前が今回は一切見当たらない。改めて見直したが、やはり、ない。
最近の不祥事や『あたご』の事故で、防衛大臣からかゴマすり官僚からか『辞退』の申し出でもしたのだろうか。だとしたら、現場の自衛官に大変申し訳ない処置である。
24時間、生命を賭して我が国民の生命財産を護る自衛官は、国を護るという『名誉』だけが、大きなモチベーションである。独身隊員は、24時間プライバシ-の無い隊舎(内務班)で暮らす。
食事も風呂も消灯時間までも管理され、生活する部屋はベットとロッカーだけがある大部屋。海上艦艇の乗員であれば、自分専用のベットすらない、という生活環境だ。
それでも、国民のために働いている、という自負があるから、このストレスに打ち勝てるのだ。問題隊員が、災害派遣を経験して、優秀隊員に変身した事例は山ほど聞く。
同じ今日の産経新聞には、全国の自衛隊基地などのゴルフ場の存在が報じられ、国民の感覚から乖離する、と述べられていた。航空基地や駐屯地の遊休地に隊員の私費で芝生を整備し、課業外(勤務時間外)や休日に利用することが、そんなに問題だろうか。
であるとしたら、『国民の感覚と乖離』した生活環境も整備せねば、割りが合わない。
先進諸国の軍人に対する恩恵、厚遇は『国家を護ってくれている』行為に対する御礼だと、概ね理解されている。我が国ではどうだろうか。職業に貴賎はないと言いつつも、自衛官や消防官、警察官、海上保安官など、生命を賭けて職務を遂行する公務員に対する処遇は事務方のそれに比べて低すぎる。
身内びいきと思われるだろうが、2段ベットの12人部屋、外出は土日だけ、それも制服で、という青春時代を過ごした者としては一言申し上げたい。
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