いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

明日、参院可決も相変わらず訴えにくい公職選挙法

2013-04-18 | Weblog
 今日、公職選挙法改正案が今日の参議院特別委員会で可決され、明日の本会議において成立する見込みだ。これにより、いままで禁止されていた、選挙期間中のホームページ更新や、メール発信、ツイッターなどが解禁になる。ただ、これらが解禁になっても、若者の政治参加意識が高まらなければ、一部のネットマニア相手の「時間浪費」になる恐れも秘めている。

 また、ネットで解禁されて紙で禁止、という矛盾も発生する。「当選させていただきありがとうございました」これを、紙やFAXで送信すると違反文書となり、メールだと合法。「●●大臣、いぬぶしの応援に来る」などという案内も同様だ。すると、ネットを見ない層や高齢者には、断然不利になる。

 欧米では、当たり前の個別訪問も「買収の可能性」があるため、相変わらず禁止だ。一軒一軒訪問して、自らの政策を訴えることは、当然だと思うが、我が国の歪な感覚、「政治家」と「軍人(自衛官)」は、何をするかわからないから、規制する、という異常の産物だろう。一般大衆に直接訴えることを規制して、得をするのは、既存政党、それも組織政党であることは明白だ。

 日頃の政治活動でも、つまらない規制がある。公職の候補者となる者の氏名を書いた看板は、40センチX150センチの大きさに限られており、選挙管理委員会(又は中央選挙会)に届け出て証票を貼らなければならない。

 どうでもいいじゃないか、と思うが、これ以外の看板は違法なのだ。今日は、中山恭子選挙対策本部事務局長(本部長は、ご主人の中山なりあき代議士)として、秘書さんと共に、この看板の設置に、中山議員の出身地である、群馬県前橋市、館林市にでかけた。

 「看板に集票効果はあるのか」との議論もあるが、看板を設置していると、品のいい年配のご婦人が声をかけて下さった。「あら、恭子さんネ!懐かしいわ。選挙ですん。」と。中山恭子議員の母校、前橋女子高校のご出身だそうだ。やはり、「想い出していただく」という効果はありそうだ。


 前橋から60キロ以上はなれた館林に看板を設置し終わったのが夜7時。走行距離400キロ、ふう、大変だった。

 お!妻からメールが入っている。「高崎に行ったのなら、だるま弁当を買ってきて」冗談じゃないぜ!そんな暇ない。さあ、参議院選挙公示まで、77日。

(参考)
選挙の公示:天皇陛下が内閣の助言と承認により行う選挙公示
衆議院選挙、参議院選挙

選挙の告示:選挙管理委員会が行う選挙告示
地方議員、首長選挙および、国会議員の再選挙、補欠選挙