いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

主権回復記念日@大阪~兵庫県川西市

2013-04-28 | Weblog
 今日は、61年前我が国が屈辱的占領から独立した主権回復記念日(という呼称は勝手に私がつけた)である。いままで政府主催の式典は行われなかったようだが、今日は、憲政記念館に天皇皇后両陛下をお迎えして挙行されたのは、遅きに失したとは言え、安倍総理大臣の快挙と言えよう。

 昭和27年4月28日以前に公布されたあらゆる法令(憲法を含む)は、占領という「自由を剥奪された状態」あるいは「脅迫」により行われたものと解すべきで、これは当然の帰結として「無効」である。したがって、現憲法は「改正」ではなく、遡って「無効」なのだ。憲法改正要件の96条以前の、法律学科の学生なら誰でも知っている「無効」である。

 ところが、マヌケな民主党は、この期に及んで「憲法を軽々しく変えるべきではない」などと、改正要件である96条の緩和に反対する意向を示した。まったく風を読めないシーラカンスである。戦後憲法を改正していない国は、敗戦国のドイツ、イタリアを含めて、日本以外は皆無である、という「国際常識」をわかっていない民主党。もはや、社民党同様に、消滅の途を歩んで欲しいものだ。

 さて、そんな今日、私は昨日に続いて中山恭子先生と共に、大阪いる。午前中は、在阪の有力者と中山選対の打ち合わせ。午後からは、大阪中央公会堂で開催された「日本再生シンポジウム」に参加した。

 大阪中央公会堂は歴史ある風情で、快晴の青空と河と緑の木々に艶やかに凛として建っていた。そこへの移動中、中山先生から「綺麗ですね。写真を撮りましょう」と、驚愕の提案があり、以下のようなことになってしまった。なりあき先生ゴメンナサイ!


 その後、中山恭子先生はシンポジウムで1500名の聴衆を前に、憲法改正の重要性と拉致被害者の救出こそが、国家の重要課題あることを訴えられた。普通、ビッグネームの講演者は、自分の講演が終わると退場するものだが、中山先生は「中西 輝政先生(京大名誉教授)のご講演を聞いてから」と、約1時間、保守の論客である中西先生の講演を聴かれた。


 午後2時、新大阪へ向かい、中山恭子先生は東京へ、私は兵庫県川西市へ向かった。まったく土地勘のない梅田の地下街を迷いながら川西能勢口駅に到着。「救う会大阪」主催の拉致被害者救出の署名活動に参加した。ご当地の高校に通っていた女子学生が拉致された、と歌えても連休の昼下がり、なかなか足を止めて下さらない。

 そんななか、法衣姿の僧侶が署名をして下さった。その祈るような署名の後姿、流石に仏法を学ばれた方の慈愛を感じた。我が国の公立学校教育に懸けているのは「宗教」と「政治」である。いずれも、生活の道筋として重要なのに避けているところに、公教育の弱さがある。

 ところで、余りの忙しさに「昼食」を忘れていた。16時すぎ、救う会の方の車をお借りして、一人密かに弁当をいただいた。まだまだ、お付き合いしたかったが、17時に失礼して帰京。

 自宅でお風呂につかり、発泡酒!嗚呼、極楽、極楽。