明けまして1月1日(木)、日本では初詣という習慣がありますがタイではございませんようで、ワタクシも日本人の端くれ、正しい正月を迎えようと、少し変わったお寺へ。
ジョムティエンからパタヤセカンドロード沿いのとあるショッピングセンター前まで出る。
そこにはタクシー乗り場があって(北向き一方通行なので運転席側ドアから乗車のかたちになる。)ここからバンセンまで往復いくらか聞くと「800バーツ(約2,080円)」という。往復して100キロ以上あるし、正月だからいいかとOK、具体的な目的地を告げた途端、運転手同士の争いを誘発するに至った。「お前行け」「嫌だ」「誰が行くんだ」「おりゃご免だ」。結局車列の一番後ろのクルマが行ってくれる事になった。運ちゃんに「すまないね、でもなんで皆行きたがらないの」と聞くと「なあに旦那、いいって事よ。あそこはこの時期渋滞するからみんな嫌がるんでさあ」という意味の事を多分言っていた。
その後、「韓国人か、日本人か?」と聞いてくるので日本人だと答えると「この間日本人二人をシラチャーまで乗せたが、自分たちの住むアパートが判らず、道に迷って大変な目にあった」とか「プーケットやサムイのタクシーに比べれば、パタヤのタクシーは安い」とか、「白人はけちか気前がいいか、両極端だ」とか、しまいには「あっしには愛人が5人いやしてね、一番若いのは26歳で・・・」などと言って携帯電話に入っている写真まで見せる始末。
ここ、バンセンビーチに程近いワットセンスックにはパタヤから1時間弱で到着。パタヤからだとバンセンバスターミナルを過ぎ、左折してブラパー大学のある通りへ入り、(この通りはビーチへ出る道路でもあるのでやたら行楽のクルマで混む)、警察署のある筋へ右折して入り、どこかでまた右折すると着きます。タクシーの運ちゃんも警察署のある筋から道に迷い、通行人3人に道を尋ね、
ようやく到着。
寺域への入り口。このワットはシラチャーや地元バンセン在住の日本人の方もしばしばおいでになるようで、この日も駐在員の奥様らしき方を二人御見受けしました。
入り口横で志納20バーツ、約52円を払うと線香、ローソク、金箔、蓮の花のセットをくれる。もちろん志納ですから嫌なら素通りもOK、お供えセットが入手できないだけの事。
入り口を入ってすぐ右に参詣用の仏様が並んでおわします。みな熱心に仏様を拝みますが、
ほとんどタイのお寺の仏様の御足元はこうですな。金箔の包み紙が散乱。拝んだ後、願をかけながら仏様に金箔を貼り付けるのですが、金箔の包み紙を平気でポイ捨て。
参詣所を出ると何やら面妖かつ巨大なオブジェが目に入る。
うわあ、何だこりゃ。
タイ風閻魔様の前で裁判にかけられる模様。どうやらここは地獄のありさまを再現したエリアらしい。
ごった煮にされてます。
悪事を働き、地獄に落ちると、顔が動物になる。どのような動物の顔になるかは悪事の種類によると思われる。
この人は海老の顔ではなく、首から上が海老一匹分になってしまっています。
どのような悪行を働いたのでしょうか。
様々な責め苦を受けています。攻め役の赤ハチマキに赤フン姿のひげおやじが、日本で言う鬼の役どころかと考えられる。
腹部が顔になるの図。
説明が大変なのでしばし写真のみご覧下さい。
酒飲みが行く地獄と思われる。
酔っ払いの表情がリアルである。
盗みをはたらくとこうなる。
僧侶の前でひざまづき、悪行を反省し、許しを請う図。
ここから先は、地獄ではなく、現世のありさまを具現化した、違った展開となる。
おひけえなすって。
蛙の神輿を担ぐ男衆。
木を引き抜こうとするオヤジ。
表情がナイス。
貴重な野生動物を密猟すると、森林警察に逮捕されます。
見てないで助けてやんなさいよ。
あかんべーをする女。
「えらそうに説教なんぞたれやがって、てめえ、何様のつもりだ」「あんたやめて~」
何か良くわからなくなってきたので、ここらでお寺を後にしようと入り口を出ると、
大きな中国風のコンクリ仏がおわしまして、へその部分に穴が開いており、この穴へ御賽銭を投げ入れるといい事があるとかいうもののようで、
しばし見ていたらやっぱり投げ入れるのは難しい様で、皆よじ登って投入しておりました。
サグラダファミリア
舞踊団のみなさん
天秤を用い、人身売買を行なう悪者かと思ったら、老父母に孝養を尽くす孝行息子だそうです。失礼しました。
都合ワット参拝に1時間、その後待たせていたタクシーに乗ってパタヤのウォーキングストリートまで戻る。言い値どおり800バーツ払って終了。運ちゃんはテレビアニメ「銀河鉄道999」の「これからの星」に出てきた宿屋のオヤジのような雰囲気だった。
いやあ、タクシーもワットもなかなか濃い内容で有意義でした。
ジョムティエンからパタヤセカンドロード沿いのとあるショッピングセンター前まで出る。
そこにはタクシー乗り場があって(北向き一方通行なので運転席側ドアから乗車のかたちになる。)ここからバンセンまで往復いくらか聞くと「800バーツ(約2,080円)」という。往復して100キロ以上あるし、正月だからいいかとOK、具体的な目的地を告げた途端、運転手同士の争いを誘発するに至った。「お前行け」「嫌だ」「誰が行くんだ」「おりゃご免だ」。結局車列の一番後ろのクルマが行ってくれる事になった。運ちゃんに「すまないね、でもなんで皆行きたがらないの」と聞くと「なあに旦那、いいって事よ。あそこはこの時期渋滞するからみんな嫌がるんでさあ」という意味の事を多分言っていた。
その後、「韓国人か、日本人か?」と聞いてくるので日本人だと答えると「この間日本人二人をシラチャーまで乗せたが、自分たちの住むアパートが判らず、道に迷って大変な目にあった」とか「プーケットやサムイのタクシーに比べれば、パタヤのタクシーは安い」とか、「白人はけちか気前がいいか、両極端だ」とか、しまいには「あっしには愛人が5人いやしてね、一番若いのは26歳で・・・」などと言って携帯電話に入っている写真まで見せる始末。
ここ、バンセンビーチに程近いワットセンスックにはパタヤから1時間弱で到着。パタヤからだとバンセンバスターミナルを過ぎ、左折してブラパー大学のある通りへ入り、(この通りはビーチへ出る道路でもあるのでやたら行楽のクルマで混む)、警察署のある筋へ右折して入り、どこかでまた右折すると着きます。タクシーの運ちゃんも警察署のある筋から道に迷い、通行人3人に道を尋ね、
ようやく到着。
寺域への入り口。このワットはシラチャーや地元バンセン在住の日本人の方もしばしばおいでになるようで、この日も駐在員の奥様らしき方を二人御見受けしました。
入り口横で志納20バーツ、約52円を払うと線香、ローソク、金箔、蓮の花のセットをくれる。もちろん志納ですから嫌なら素通りもOK、お供えセットが入手できないだけの事。
入り口を入ってすぐ右に参詣用の仏様が並んでおわします。みな熱心に仏様を拝みますが、
ほとんどタイのお寺の仏様の御足元はこうですな。金箔の包み紙が散乱。拝んだ後、願をかけながら仏様に金箔を貼り付けるのですが、金箔の包み紙を平気でポイ捨て。
参詣所を出ると何やら面妖かつ巨大なオブジェが目に入る。
うわあ、何だこりゃ。
タイ風閻魔様の前で裁判にかけられる模様。どうやらここは地獄のありさまを再現したエリアらしい。
ごった煮にされてます。
悪事を働き、地獄に落ちると、顔が動物になる。どのような動物の顔になるかは悪事の種類によると思われる。
この人は海老の顔ではなく、首から上が海老一匹分になってしまっています。
どのような悪行を働いたのでしょうか。
様々な責め苦を受けています。攻め役の赤ハチマキに赤フン姿のひげおやじが、日本で言う鬼の役どころかと考えられる。
腹部が顔になるの図。
説明が大変なのでしばし写真のみご覧下さい。
酒飲みが行く地獄と思われる。
酔っ払いの表情がリアルである。
盗みをはたらくとこうなる。
僧侶の前でひざまづき、悪行を反省し、許しを請う図。
ここから先は、地獄ではなく、現世のありさまを具現化した、違った展開となる。
おひけえなすって。
蛙の神輿を担ぐ男衆。
木を引き抜こうとするオヤジ。
表情がナイス。
貴重な野生動物を密猟すると、森林警察に逮捕されます。
見てないで助けてやんなさいよ。
あかんべーをする女。
「えらそうに説教なんぞたれやがって、てめえ、何様のつもりだ」「あんたやめて~」
何か良くわからなくなってきたので、ここらでお寺を後にしようと入り口を出ると、
大きな中国風のコンクリ仏がおわしまして、へその部分に穴が開いており、この穴へ御賽銭を投げ入れるといい事があるとかいうもののようで、
しばし見ていたらやっぱり投げ入れるのは難しい様で、皆よじ登って投入しておりました。
サグラダファミリア
舞踊団のみなさん
天秤を用い、人身売買を行なう悪者かと思ったら、老父母に孝養を尽くす孝行息子だそうです。失礼しました。
都合ワット参拝に1時間、その後待たせていたタクシーに乗ってパタヤのウォーキングストリートまで戻る。言い値どおり800バーツ払って終了。運ちゃんはテレビアニメ「銀河鉄道999」の「これからの星」に出てきた宿屋のオヤジのような雰囲気だった。
いやあ、タクシーもワットもなかなか濃い内容で有意義でした。