トドクロちゃんと山登り

自然が好きで日本アルプスと近郊の山登り。
高山植物や四季折々の花を愛で。
史跡・歴史・ドライブがすきな自由人です。

大川入山で小さな秋見つけた。

2018年09月21日 | データ
縦走山行に適した好日をずーっと狙っていたが、荒天が多くまた別の行事もあり既に9月の中旬になってしまった。
山の季節はそろそろ紅葉に彩られる時期となり3000mの高峰では来週辺りから見頃になるだろう。
例年紅葉を目指し9月下旬〜高度を下げ12月まで紅葉を楽しんでいる。

週3回〜4回のテニスと週3回のジム通いで体力的には問題ないと思われるが、登山で使う筋力はこれらだけでは鍛えようがない。そこで本格紅葉登山の前に近場で山足をチェックがてら出掛けることにした。

■2018.09.18 静かな山登りがしたいので人の少ない場所、長野県「大川入山」に行くことにした。
5:30に自宅を出発、通勤渋滞域をその前に抜ける。
一部高速を使いR153を北上、通い慣れた道を進む。
道の駅「平谷」で軽く休憩しコヒーを飲む。

このパターンも何時もと同じ。

約2時間で治部坂高原へ到着。最近は登山・スキーと慣れ親しんだエリアです。
登山者用駐車場は空っぽ、準備をして。
8:00 歩き出す。

最初は沢の左岸尾根を上り詰める。
水量は何時もより多い。

9:00 横岳。

登り口が1200mあるので涼しい。
鈴鹿や伊吹山なら大汗を掻いている所だ。

先日の台風の落し物。
シラビソの実。シラビソは1,500m〜2,500mの亜高山帯に分布する。

木々の最上部の色づき。

ナナカマドの赤い実、これも台風の落し物。

黄色もある。


ナナカマドは実から色づく

治部坂高原スキー場が見える。

まだ森は殆どグリーン

アキノキリンソウ

もうすぐ山頂。
ツツジの色づきは早い。

ヤマハハコ

笹原の綺麗な尾根

11:00 大川入山の山頂。
山頂で昼食しながた単独登山者と暫し山話。
山を初めて4-5年で今が一番行きたい時ですなー。

そして5人パティーが到着、最終的には単独2名と1パーティに会っただけの静かな山行。
山頂でコヒーを2杯ゆっくり飲みながら秋風を感じる。

中アや南プスは雲の中。

約1時間半山頂に留まり下山開始する。

カラマツは少し紅葉

大山入山の山頂部斜面は綺麗な笹原に覆われている。

下山方面。

数日前に登山道の笹が綺麗に刈られていた。
ご苦労様です。

センブリ
センブリの名前の由来は「千回振出してもまだ苦い」から付いたとされている。

リンドウ
登山道脇に咲いてた唯一の一輪

紅葉前の落葉などの台風の影響は少なく葉数は問題ないようだ。

ここの紅葉は10月中旬頃が見頃だろう。

出会ったキノコ達。
キノコ類は好きだが有毒かは判別できない。


14:00 登山口。

秋空のなか静かな山行ができました。

さあ次は温泉へGO。

■コースタイム
登山口8:00→11:00山頂12:30→14:00登山口

■大川入山は標高差:約720m、累積標高差:約1,000m、往復距離:約10Km、往復時間:約5時間
山頂部は笹原に覆われ山頂部では中ア、南アの眺望があるお気に入りの場所です。
大川入山の登山最適時期は秋から春先まで(9月〜4月)梅雨時から夏は虫が多い。


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