西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

洋風トイレと和風トイレ

2007-01-26 | 住まい・建築と庭
今朝の『朝日』を見ていたらデパートのトイレ改造でも和風トイレ(しゃがみ式)は残すという。お尻が便器につくのが嫌というのが主な理由、中に洋風は踏ん張れないという理由もある。で、昔、関連ブログを書いたことを思い出した。水俣病患者の住宅改善を調べた時の話から考えたことだ。もう一度、読んでみて欲しい。
「バリア・フリーからバリア・リベラルへ」:http://blog.goo.ne.jp/in0626/e/40a0eb940fb77810a8c497305c1bceb1

打たれ強い人間の養成

2007-01-25 | 2005年4月以降(平女、高槻、学研都市等)
最近、自分の学生時代も考えて、大学では「打たれ強い人間」を養成すべし、と改めて思っている。で、最近は、かなり厳しく平安女学院大学の学生を叱ったり批判したりしつつある。まあ、しかし「郷に入れば郷に従え」だから、自分の学生時代通りは無理であると思っている。私は、京大の学生・院生時代、指導教官の西山卯三先生に徹底的に鍛えられたと思っている。ゼミで研究計画のレジュメを出しても出しても、けちょんけちょんで「差し戻し」となっていた。西山先生の鍛え方は、いわばライオンの子供を崖から突き落として這い上がってくる子供だけ「生命力あり」と認める、というやり方だった。おかげで、何とか耐えてきた人間も不肖・私などのようにいることはいたが、中には挫折してしまった先輩や同輩もみている。現在、そういうやり方は無理と思っている。目指すは「やさしく、かつ厳しく」だ。中々言うは易く行なうは難しい。

熱燗(あつかん)

2007-01-25 | 生活描写と読書・観劇等の文化
皆さん、今晩はどういう酒を飲んでいますか。私は日本酒の熱燗1合の後、焼酎のお湯割り1杯です。とにかく温かい酒です。やはり冬は熱燗に限りますね。勿論、私は日本人、とにかく雑食性、雑飲性(それが長寿に通じている)ですから年間を通して言うと、ビール、ワイン、ウイスキー等も飲みますが、冬はやはり温かい酒ですね。

京大基礎物理学研究所

2007-01-25 | 京都の思い出(学生時代)
京大基礎物理学研究所は、京大北部構内にある。百万遍から今出川通りを大文字山の見える東に行って北側二つ目の構内入り口から入って、少し行き右手にある。京大前の今出川通りは毎年年末の高校駅伝のコースの一部でテレビに出る。私が学生していた建築学科は、本部構内東北隅の方にあって、北側が、その今出川通りである。2回生から専門の3回生になると、吉田分校からこの建築学科に来て学んだ。その時「絵画」の実習もあったのだが、その課題に、この京大基礎物理学研究所をスケッチするというのがあった。この研究所は、湯川秀樹博士が日本初のノーベル賞を受賞したのを記念して出来た全国共同利用の初の研究所のようだった。勿論、当時の所長は湯川先生である。湯川先生は、まだ現役の理学部教授で、時々、喫茶店の「進々堂」でコーヒーを飲んでおられるのをお見受けした。そういうこともあって、「力を入れて」基礎物理学研究所をスケッチした。その後、知り合った佐藤文隆先生(後に所長歴任、今は名誉教授、2,3歳年上)を訪ねて内部に入ったこともあったが、やはり丸みを持ったアプローチ外観がスケッチのせいでよく覚えている。あの建物は、今はどうなっているだろうか。
(写真は、京大基礎物理学研究所(湯川記念館)-グーグル検索によるー)
「進々堂」:http://blog.goo.ne.jp/in0626/e/a7b757af18d1972479af7b9ab17e2c45

湯川秀樹、朝永振一郎生誕百周年

2007-01-24 | 時論、雑感
今日、野崎光洋先生(平安女学院大学人間社会学部長、理学博士、元・滋賀医科大学副学長、阪大理学部1954年卒、上田 篤先生と大阪の高津高校同期)と話をしていたら、最近、京大であった湯川秀樹、朝永振一郎生誕百周年記念講演会に行かれて久しぶりにアカデミックな雰囲気に浸ったと言っておられた。で、その話を学生にしたら湯川秀樹という名前を知らない学生が殆どでがっくりした、と言っておられた。私も20年ほど前に奈良女子大のクリスマス・コンパ(略称クリコン)で「繰り込み理論」に引っ掛けてクリコンの駄洒落定義を言おうとして、その「繰り込み理論」の提出者である朝永振一郎という名前を知っているか(日本人で湯川先生に次ぐ二番目のノーベル賞受賞者)と聞いたら誰も知らないので、がっくりした経験がある。流石に、当時、湯川秀樹は皆知っていたが・・。まあ、現代でも朝永さんはともかく湯川さんは大学生なら誰でも知っていると思いきや、そうでもないのだな、と思った。明日でもいいからこれを読んだ大学関係者の皆さん、「君達、湯川秀樹って知ってるか」と聞いてみてくださいね。湯川さんが27歳の時に書いた論文でノーベル物理学賞を貰ったのだが、その「中間子論」について、湯川さん自身が言われた面白いエピソードを昔ブログに書いたので以下に反芻しておきたい。「クリコン」についても再掲しておく。なお1月28日(日)まで京大総合博物館で「湯川秀樹、朝永振一郎生誕百周年記念企画展」をやっているようなので見に行こうかな。二人は京大理学部物理学科卒の同級生である。朝永さんは組織人で東京教育大学(現・筑波大学)学長や日本学術会議会長を歴任している。
「子は中間子」:http://blog.goo.ne.jp/in0626/e/5226ac17c6212bf08eec4501c5c593d7
「クリコン」:http://blog.goo.ne.jp/in0626/e/a970d4731dcf353499940973aa84eeee

国立新美術館のこと

2007-01-23 | 住まい・建築と庭
黒川紀章さん設計の「国立新美術館」が1月20日に開館したようだ。『日経』夕刊22面で読んだ。この美術館の今までにないコンセプトについてはテレビで黒川さん自身の口から聞いたことがある。つまり、この美術館は所蔵品を持たず、いわば全世界の美術品を「所蔵品」とする「貸し美術館」である。東京だから全世界から高価な美術品を借り出して高い入場料を設定してもペイするという考え方である。どうだろうか。見守りたい。で、この設計については、ピンとくるものがあった。美術館は一般に四角いほうが展示能率が良い。ところが黒川さんは前面ファっサードをぐにゃぐにゃにしたのだ。まあ、四角四面は肩がこるという時代に「賢く」対応したものだ。仙台の伊東豊雄さん設計の「メディアテーク」に共通する点がある。もう少し○まで入れると金沢の「21世紀美術館」も同類かもしれない。
アントニオ・ガウディ設計のバルセロナの「聖家族(サクラダ・ファミリア)教会」やフンデルトヴァッサー設計のウイーンの「フンデルトヴァッサー・ハウス」(ぐにゃぐにゃ集合住宅)も思い出させる。
仙台:http://blog.goo.ne.jp/in0626/e/98884d4a99287cd9cbce4fdfa4c5274d
金沢:http://blog.goo.ne.jp/in0626/e/626e726d8e12343bc6daa2777d9d0a7d
バルセロナ:http://www.ryositu-house.net/img/kryko-.jpg
ウイーン:http://momi.jwu.ac.jp/~jyu-ishi/isikawa/sekai/austria/austria034.jpg
(写真は、国立新美術館の鳥瞰写真)

情報を全て集めるなんてのはどだい無理

2007-01-23 | 色々な仮説や疑問
グーグルやヤフーについての再説だが、彼らの情報集めの話があるが、世の全ての情報を集めるなんてどだい無理な話で、自分にとってどういう情報が有効かを地道に考えて集めるのがまっとうだ。また、グーグルやヤフーが「恣意的に」操作して検索順位を入れ替えたり情報自体を削除するなんて話を聞くと、空恐ろしくなる。まあ、それらは活用は出来るので、その分で付き合えば良いのだろうな。「情報栄えて内実滅ぶ」ことがないようにしたいものだ。

グーグルとヤフー

2007-01-22 | 生活描写と読書・観劇等の文化
マイミクのFUTANさんが引用しているサイトで昨日のNHKTVの「グーグル革命の衝撃」を冷静に多角的に扱っているものがある。http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20070122_google_change/
これによると、グーグルが今までメディア取材を拒否していたのに何故NHKの長期取材を許したのか、について、実は日本ではグーグルよりヤフーが親しまれているため、それを覆そうということだ。一つ昨日の取材で「へー」と思ったのは、突然、恐らくグーグルの操作で検索情報から消されることもあると言う。極めて恐い事態だ。まあ、もう少し慎重に見守る必要があろう。

お粥

2007-01-22 | 生活描写と読書・観劇等の文化
最近、私は夕食にお粥を食べだしている。その一つの理由は、先だっての「人間ドック」の結果、胃が荒れていて胃炎だと言われたということだ。お粥にすれば、第一に柔らかく温かく胃にいいのではないか。第二に「量」が増えるので食べた気がする。しかし、温かいと言っても熱すぎる感じになることもある。冬は、まあいいが、夏はどうなるだろうか。今でも、温かいお粥の「トッピング」に冷たいキムチ、若布などを載せて熱さを中和する工夫をしている。昔は、奈良の朝粥のように貧乏たらしい感じのしたお粥だが、今やリッチな健康食品では、と思っている。
(写真は、グーグル・イメージ検索の「お粥」5100件より選択、トッピングあり)

初弘法

2007-01-22 | 生活描写と読書・観劇等の文化
昨日、1月21日(日)は東寺の初弘法であったが、大学センター試験の業務のため行けなかった。21日が大学センター試験に引っ掛かっていなければ行ったかもしれないのに・・。
今日、知り合いのH.さんに近鉄車中で会って「昨日は初弘法に両親や子どもを連れて行ってきました」と言われた。車中から東寺が見えたためもある。
毎月21日が「弘法さん」(東寺境内での定期市)の日だから、何時か行ける何時か行けると今日まで来てしまった。H.さんの話を聞いて、暦を調べると、21日は4月、7月が土曜日、10月が日曜日、まあ12月の「終い弘法」は金曜日だが、どこかで今年中には一度行ってみたい、と思っている。
(写真は、日本一ノッポの東寺五重塔、二番は奈良・興福寺五重塔)

グーグル革命の衝撃

2007-01-21 | 時論、雑感
今晩、NHKTVで21時から「スペシャル」で「グーグル革命の衝撃」をやっていて興味深かった。グーグルは、世界中のありとあらゆる情報を検索できるようにする野望をもっている。対するに利用者でも、グーグル情報に頼って生活する人々が多くなっている。グーグルは、検索に関連する広告を、検索結果の画面の周りに配置することで、巨大な広告効果を上げ、広告収入も得ているようだ。例えば、医者の検索と病院、医院の広告、花の検索と花屋、花をネットで手に入れる広告等をリンクさせているのだ。検索で上位5位~15位ぐらいまでに入らないと「広告効果」が少ないと言う。このランクを上げるための会社もあるようだ。
で、ちなみに「女子大学」で検索すると「お茶の水女子大学」がトップ、「奈良女子大学」は16位、「平安女学院大学」は中々出てこない。でも「生活福祉学部」で検索すると「平安女学院大学生活福祉学部」がトップで出てくる。この4月にオープンだが日本初の学部であるからだ。とにかく「平安女学院大学」「奈良女子大学」の「女子大学」での検索順位を上げるためには、毎日のように検索し、アクセスし、かつこの私のように関連情報を発信していく必要があるのだ。読まれた関係の皆さんも努力して下さいね。

白々と夜が明けそめる

2007-01-21 | 言語・字・言語遊戯
今朝、「白々と夜が明けそめる」という感覚を初めてはっきり認識した状況をお伝えしたい。今日は日曜日、多くの人が安息日で休んでいたかもしれないが、私は「大学センター試験」2日目で、「実施委員会」の責任者だったので7時過ぎに平安女学院大学に着くため、5時起き、5時57分発の近鉄で高の原を出発、京都に6時32分頃に到着、JRに乗り換え、6時38分発、高槻に7時前に到着。で、京都から高槻にJRで行く途中が7時前で、「白々と夜が明けそめる」状況だった。車窓から外を見ると、それこそ白い風景がくっきりと目に焼きつく。薄明かりで「白」が目立つこともある。でも、とにかく「白々と夜が明けそめる」という言葉の裏づけ事実(例えば家々の白壁等)を確認した。これが、「白々と夜が明けそめる」状況なのだな、と思った。「春は曙。やうやう白くなる山際、少し明りて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。」(『枕草紙』)である。この反対は「赤々と夕日が沈む」「黒々と夜の帳(とばり)が下りる」であろうか。
(写真は、「白々と夜が明けそめる」状況)

関西テレビ、納豆のダイエット効果で捏造を謝罪

2007-01-20 | 時論、雑感
関西テレビは、番組「発掘、あるある大事典」の「納豆のダイエット効果」に関する番組で「一部捏造部分があり申し訳ない」と謝罪した。mixiニュースでは「同テレビによると、(1)被験者がやせたことを示すのに別人の写真を使用(2)米の大学教授の発言の日本語訳の一部をねつ造(3)被験者の一部の中性脂肪値が正常値になったとしたが、測定せず(4)納豆を朝2パックまとめて食べた場合と、朝晩1パックずつ食べた場合の比較で、被験者の血中イソフラボン濃度の結果をねつ造(5)被験者の血中のDHEA(ホルモンの一種)量検査のデータをねつ造、また、許可を得ずグラフを引用--していたことが分かった」と言う。
私も関連記事を前にブログに書いた。http://blog.goo.ne.jp/in0626/e/f56b4339949e0ebcbcc84f963d3fff84
まあテレビ局の「捏造」にも関わらず、納豆に色々良い効果があることは事実であろう。正に「納豆食って」、納得!なのである。

JRの車両広告

2007-01-20 | 2005年4月以降(平女、高槻、学研都市等)
毎日のようにJR西日本の車両に乗っているが、何気なく広告を見ていたら「JR自身の広告」があった。・近畿圏JR西日本の利用者は、日に570万人、・平均通勤時間は122分、・ショッピングやレジャーに利用は39%、・交通広告を参考にするのは73% とある。まあ「JR車両に広告してよね」という広告だ。通勤時間が平均で122分とは2時間と少しかかっている訳で、私の2時間弱も案外平均に近いのかな、と思った。この広告は去年も同時期に見た記憶があるので、毎年の初頭にするのかな。

OMソーラー補助暖房直る

2007-01-19 | 生活描写と読書・観劇等の文化
昨日、D工務店のYさんらが来てくれて、我が家のOMソーラーの補助暖房が直ってほっとした。やはり、暖気を下方の床下に強制的に下ろすファンが作動していなかったのだ。本来のOMソーラーもこれで大丈夫だ。それまで電気ストーブで室内温度10℃ちょいだったのが15℃位までになって寒い日は「息」がつける。まあ、板塀が白蟻にやられたり、OMの調子が悪くなってきたりなので、前から考えていた、家全体の12年目の「計画補修」は必至となってきた。Yさんに春になったらやってほしい、と家内が再度言ってくれたようだ。