西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

住宅内行動と身体重心の上下

2008-01-31 | 住まい・建築と庭
住宅内の身体行動を把握するのに、身体重心が住宅内移動と共にどう変化(上下)するか、見てみると面白いのでは・・、と前から思っている。

身体重心は、腰の辺りにあると想定する。で、その腰の位置が住宅内行動につれどのように上下するかだが、洋風の住み方、即ち椅子に座り、トイレも座り型便器を使い、寝る時はベッドである、とすると、身体重心の上下は相対的に少ない。

和風の昔風の住み方、つまり床や畳に座布団で座り、トイレも踏ん張り式であり、寝る時は畳に布団、とすると、身体重心の上下は相対的に大きく腰にも負荷がかかる。布団の上げ下ろしを考えても分るであろう。

私は、金沢生まれで、ずっと和風の住み方で18歳まで過ごした。少し布団の上げ下ろし等で「腰も鍛えられているのかな」とも思う。今の子供は楽に楽に流れる生活スタイルだ。で、大きくなって一寸重いものを「よいしょ!」と持ち上げるとぎっくり腰になる場合もある。

だから、一寸飛躍かもしれないが、子供には、狭い部屋で畳に布団で寝かせ、布団の上げ下ろしをさせ、薄着をさせ、鰯の小骨を箸でより分けることをさせるべし、と言っている。(拙文「逆説の住居論」より)

マンションの何階に住みたいか?yahoo!ニュース調査から

2008-01-31 | 住まい・建築と庭
Yahoo!ニュースに「リサーチ」というところがあり、一寸見たら、「マンションに住むなら何階に住みたい?」という意識調査があって(実施期間2008年1月29日~2008年2月7日)、現在26032人が答えている。

2~5階が一番多く31%、次が6階~10階で21%、3番目は僅差で41階以上(超高層部)で21%である。私も多数派の2~5階派に一票投じた。

「リサーチ」ではそれぞれの理由が自由記述で書いてあって面白かった。
2~5階の理由:http://polls.dailynews.yahoo.co.jp/cmt/list/cmtListPage.php?poll_id=1752&typeFlag=1&sno=1&choice=2

41階以上の理由:http://polls.dailynews.yahoo.co.jp/cmt/list/cmtListPage.php?poll_id=1752&typeFlag=1&sno=1&choice=10

私の超高層住宅に関する論考:http://blog.goo.ne.jp/in0626/e/58eff9c143f6a537d183ec2bb56e6c1c


NHKラジオ第二放送、気象通報

2008-01-30 | 金沢の思い出
実は、今日、大学(平安女学院大学・高槻キャンパス)に中国の厦門(アモイ)大学・外文学院からお客さんが3人来られたので何人かで対応して懇談し、キャンパスを案内した。外文学院は、17ある学院の一つで、日本で言うと「外国語学部」であろうか。アモイ大学は、現在、英語でXIAMEN(シャーメン)UNIVERSITYと言う様だ。学生数1200人ほどで、英語、仏語、独語、露語、日本語の学科があると言う。

中国の厦門(アモイ)とは、福建省の海岸部の都市で台湾に面している。私は、懇談の時に、私が厦門(アモイ)と聞いて、昔の小学生~中学生の頃の1955年(昭和30年)前後を思い出したことを喋った。当時は、我が家に未だテレビ(白黒)はなく、娯楽と言えばラジオだったが、他の家人が聞いていない休日の昼間など、私はNHKの第二放送で「気象通報」や「株式市況」を聞いていた。

で、「気象通報」で「・・・厦門(アモイ)では、東北東の風、風力3、快晴、気圧1015ミリバール(当時の気圧単位は、現在のヘクトパスカルではなくミリバール)、気温25度、・・・」という奴を聞いていて、厦門(アモイ)という地名があることを知った。他にハバロフスク、モッポと言った地名も覚えた。

後で地理学のS.先生にお聞きすると、当時は、この放送は、漁船用ではなかったか、と言われたが、この放送を聞いて等圧線や風向きなどの図面を書く練習を子どもの我々もしていたのである。

ロンドン、低炭素社会への挑戦

2008-01-29 | 地域居住学
今夕、NHKTV「クローズアップ現代」で国谷裕子キャスターの取材で「ロンドン、低炭素社会への挑戦」をやっていた。世界人口の半分が大都市に住み、75%の炭酸ガスを排出しているので、地球温暖化を防止するには、大都市が率先垂範して炭素排出規制をやらねばなるまい。ロンドンが先頭を行っている感じだ。東京、大阪、名古屋等も見習うべきだろう。

で、ふと2006年の夏にロンドンを訪れて、自動車が都心に入るのをセーブする「入都税」のことを聞いた。http://blog.goo.ne.jp/in0626/e/6024e9d5c107bb42cffbf5b738676fdf

この番組では、それを「渋滞税」と言っている。
市内への自動車の乗り入れを厳しく制限する「渋滞税」や市民に省エネの方法をアドバイスする「緑のコンシェルジェ制度」を導入、家屋の改築に補助金を出す制度も作った、という。注目していきたい。

(写真は、「渋滞税」のかかるロンドン都心表示C)

地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律案

2008-01-29 | 地域居住学
本日、「地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律案」が閣議決定されたようだ。その概要は、国土交通省のHPより引用すると以下のごとし:http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha08/04/040129_.html

ここで何時もの法律と違うのは、主務大臣が、国土交通大臣、農林水産大臣及び文部科学大臣と三人になっていることだ。今までの普通の法律は、主務大臣が一人で、ために似たような政策、法律が複数で立てられ、「縦割り行政」と言われてきたのだ。

はたして、今度、三省のいいところが融合した政策になるかどうか、これも結局は具体的に事業をする地方自治体、そして住民の「総合力」が試されることになろう。金沢や萩が候補地になっているようだが、「関西文化学術研究都市」でも「文化面」の政策として果敢にチャレンジしても良いのではなかろうか。

懐かしのラジオ・テレビ番組主題歌など

2008-01-28 | 金沢の思い出
正月に家でCD、DVD等の整理をしていたら、『懐かしのラジオ・テレビ番組主題歌集ーここからヒーローが始まったー』というCDが出てきた。これは1995年版で奈良女のM.先生に借りていたものだ。早速、電話して後日(本日)返すことにした。でも、と思いテープに録音しておいた。20曲ある。

皆さんは、どれ位知っていますか。
1.鐘の鳴る丘 2.向こう三軒両隣 3.さくらんぼ大将 4.ジロリンタンの歌 5.笛吹童子 6.紅孔雀のうた 7.ヤン坊 ニン坊 トン坊 8.怪傑黒頭巾 9.オテナの塔 10.七つの誓い 11.ちろりん村とくるみの木 12.少年探偵団 13.鞍馬天狗のうた 14.赤胴鈴之助 15.一丁目一番地 16.月光仮面は誰でしょう 17.バス通り裏 18.白馬童子 19.ひょっこりひょうたん島 20.柔道一直線

私は殆ど全てを知っている。
で、17.が「バス通り裏」であるが、ここではそれについて書く。


近所の関係は何時でも何処でも重要だろう。「けいはんな地域」でもそうだろう。

戦前、戦争終結間際に「向こう三軒両隣」の歌が日本中を駆け巡った。

「とんとんとんからりんの隣組 格子を開ければ顔なじみ 廻して頂戴回覧板 助けられたり助けたり・・・」

これは普遍的であり、現在でも「そうだな」と思う。

で、戦後のテレビドラマ、「バス通り裏」をご存知ですか。その主題歌は以下。

「小さな庭を真ん中に お隣の窓うちの窓 一緒に開く窓ならば やあこんにちわと手を振って こんな狭いバス通り裏にも 僕らの心が通い合う」

私の過去ブログより:http://blog.goo.ne.jp/in0626/e/0a128ec11a92ef12ad49a671dad063f2

マンションの結露

2008-01-27 | 住まい・建築と庭
私の娘家族は名古屋でマンションに住んでいる。

で、今度、真ん中の孫(女の子)が小学校に入るとて、今まで「納戸風」になっていた部屋を整理して、彼女の机などを置き、彼女の部屋にすることになったようだ。長期間、人が居たり、寝たりしない部屋だったのでほったらかしだった。

妻に聞いた娘からの報告では、その部屋の北側壁から床にかけて結露のため水滴でびしょびしょになっているようだ。

妻は、窓を開けて頻繁に換気すること、部屋の温度を上げて、湿気が空気により多く含まれるようにすること等を助言したようだ。私もそうだな、と思った。

写真は、カビ、結露のイメージ

白鵬が三連覇

2008-01-27 | 時論、雑感
久しぶりに大相撲が盛り上がった。横綱・白鵬が2場所休場だった先輩横綱・朝青龍を千秋楽で上手投げでしとめて優勝した。2横綱ともモンゴル出身、日本の国技、日本の力士も「頑張れ!」である。でも当分「青白時代」かな、と思う。

私の高校時代、1955年頃~1960年頃は「栃若時代」だった。栃錦、若乃花時代である。その後、「柏戸、大鵬(柏鵬)」時代もあった。色々思い出す。

日本の大相撲は、今後どうなっていくのだろうか。

HIVの自然宿主は人類では・・・。

2008-01-27 | 色々な仮説や疑問
HIVとは『広辞苑 第六版』では、「Human immunodeficiency virus」(ヒト免疫不全ウイルス)となっているようだ。放っておくとEIDS(エイズ)となる。

で、今日(もう昨日ですが・・・)、高槻で平安女学院大学発で「市民公開講座」があった。最初は名古屋市立大学大学院教授の市川誠一さんに講演をやっていただいた。HIVは、EIDSになるウイルスだ。市川先生は、とにかく「コンドーム」を用意すべしと言う。単純なことだ。今日、市川先生の言われたことで「そうなんだ」と思ったことは、最近は統計では高校生で初めてセックスする人は半分以上だ。親からも先生からも彼らに「コンドーム」を装着すべし、と強く言うべきである。

次に速水正憲先生(京大名誉教授、平安女学院大学客員教授)がHIVの「来し方、行く末」を話された。人類は、将来HIVと共生し、自然宿主になるのでは、ということだ。HIVのウイルスは自ら増殖できない、細胞に入り込んで増殖する。だから一旦人間の細胞に入り込んだら、それを追い出すことは出来ないのだ。HIVも賢いのであって、生き残りのために宿主の人類を殺せば自分も死ぬのだ。そんな馬鹿なことはしないのでは、と言う。しかし、自然宿主になるまで色々プロセスがある。オーストラリアではびこった野うさぎを根絶やしにしようとあるウイルスをうつしたら殆ど死に絶えたが一部それに耐えるものがいて、それらを元に増殖して今はその野うさぎがそのウイルスの自然宿主になっていると言う。ウイルスと自然宿主との平和共存である。HIVと人類の関係も長い目ではそうなるだろうな、と思った。

しかし、その過程での人類の「死」が現在起こっていることで、それを最低に留める方策が現在求められているのだ。かからないためセックスの時、誰でも必ずコンドームを装着するのもその方策である。

速水先生の過去講義:http://blog.goo.ne.jp/in0626/e/be829c3fcb41130f11b98423878cae69
http://blog.goo.ne.jp/in0626/e/507c7ca2dab7ce1c34edcb6a98f9537e
http://blog.goo.ne.jp/in0626/e/edfef98005712644eb624aac254dff2f

お祖父ちゃんの這い這いの反省

2008-01-25 | 思いつきから仮説へ
先ず、過去ブログ「お祖父ちゃんの這い這い」を見て欲しい。http://blog.goo.ne.jp/in0626/e/774066407f6c9f55028d37d8b11d4c5a

で、今日、T.先生の講義を聞いて、一寸反省した。這い這いする赤ん坊が、何でも口にするのはどうしてか。赤ん坊は、何が食べられるものか、分らないので、とりあえず口に持っていく。その時、親達がそれらの赤ん坊の行動に対して「駄目、良い」とサインを出す必要があるのだ。

私は、今回ほぼ九ヶ月のN.君の這い這いに対して、事前に床や何かを綺麗にしたということから、何を口に持っていっても、「容認」していた。これが間違いなのである。危険なことには、はっきり「駄目」とのサインを出す必要があったのだ。そういえばN.君は、何かを口に持っていくとき、ちらっと私を見ていたのではないか。そこで、「駄目」と彼の手を叩いたりしていれば、彼は以後それは口にしてはいけないと刷り込まれたのではないか。

そういう有無を言わせぬ「躾け」を忘れていたと孫に対する祖父として反省している。

五感が鈍化する文明化

2008-01-25 | 色々な仮説や疑問
今日の、平安女学院大学生活福祉学部の共同講義でT.先生は、学生達には勿論、私達「聴講教員・職員(3名)」にも響く話をされたと思う。

実は、先週にT.先生は簡単な実験を見せて、観察と感想の2枚のレポートを出すように学生70人ほどに言ったのに、1割ほどが1枚しか出していなかった。緊張感が足りないと言われても仕方あるまい。

そのことについて、T.先生は生物学者らしく、「人間が家畜化された(文明)状態を反映している」と指摘された。どういうことかと言うと、人類がアフリカの森林から二本足でサバンナに降り立ち、全世界に分散する時、言葉を発明し、火をつくる方法を発見し、集団で動物獲物を確保する方法を生み出し、大変な進化を獲得したが、その時、赤ん坊を始め、子供たちは緊張して親達の行動を真似た。それが「真似ぶ」、学ぶである。親達の行動、一言一言の指示を見逃す、聞き逃すと大変なことになりうる。

つまり、子供たちは五感を研ぎ澄まして親達や、環境の状況を把握しないといけないのだ。

しかるに現代は、子供の誰もが(文明国の日本では)、まさか自分が「餌」にあずかれなくなるとは全く考えていない。のほほんと生活できる状況にあるのだ。そのことが、五感は緊張に欠け弛緩すること、重要なことの見逃し、聞き逃しに通じるのだ。

皆さん、一度、人工音の響くイヤホンやヘッドホンを外して自然の音、人間の声を聞こうではないか。五感の鈍化は人類の滅亡に通じるかもしれないのだ。

昔、奈良女の生物学者W.先生からマレーシアに調査に行かれた話を聞いたことを、ここで思い出した。池の辺でテントを張って野営したと言う。夜中、外は真っ暗闇、中はランプで明るい。で、先生は「小便」しに外に出ようとしてテントの口をあけた途端、ぞぞーっときて、直ぐに口を閉じて中に戻った。朝になって、外に出てみると、テントの前に虎の足跡があったとのことである。W.先生の五感の原始本能のようなものが働いてW.先生は虎の餌食にならなかったのだ。

五感を鍛えるには、日々、自然の厳しさに五感で対応する必要があるのである。

別説「かきくけこ」

2008-01-24 | 言語・字・言語遊戯
言語遊戯「か、き、く、け、こ」については、過去ブログにあることはある。

http://blog.goo.ne.jp/in0626/s/%A4%AB%A1%A2%A4%AD%A1%A2%A4%AF%A1%A2%A4%B1%A1%A2%A4%B3

で、今日、あるパーティで女医のS.先生は、65歳の「高齢者」に仲間入りして「か、き、く、け、こ」が大事という話をされた。
か・・感動
き・・興味
く・・工夫
け・・健康
こ・・恋心  である。65歳を過ぎれば、こちらの方がいいかな、と思った。

コミュニケーションの活性化ー「自己開示の返報性」-

2008-01-23 | 色々な仮説や疑問
コミュニケーション能力を獲得しよう!、というのは何処の大学でも学生に言っている。

で、今夕NHKTVの「ためしてガッテン」で「解明!”会話ブームの秘密”」を見た。会話がスムーズに行くためには、「むっつり」で喋るより「笑顔」で喋るほうが良いに決まっている。笑顔で喋ると、相手も笑顔になる、という「法則性」(ミラー・ニューロン仮説)があるようだ。

もう一つ「そうだな」と思ったのは、表題の「自己開示の返報性」である。
 つまり、自分のプライヴァシイをさらけ出すと会話相手も引きづられて自分のプライヴァシイをさらけ出し、以後、会話が弾むようだ。
 例えば、「私の生まれ、18歳までの育ちは金沢でして・・・、金沢はいい所ですよ」「大学は金沢の地元ではなく南下軍で京都行きましてね・・・」「最初に、就職したのは豊田でした。トヨタ自工と関係のない所です・・・」「結婚は、26歳の時、名古屋でしました。彼女とは学生時代に知り合っていたのですが、一旦忘れていたのが、名古屋で24歳で再会したのです。・・・」・・・これで相手が対応するプライヴァシイを話してくれればいいが・・・、それが「返し」で「(同じように)話してくれる」という「返報性」であるのだな。

(経験から言っても、相手が子供の話をしたら、こちらも無意識に自分の子供の話をしてしまう、そういうことは頻繁にあったと思う。)

京大iPS細胞研究センター発足

2008-01-22 | 時論、雑感
各紙夕刊が報じているが、例の山中伸弥教授をセンター長にして「京大iPS細胞研究センター」が発足した。私も「オール関西からオール日本」でやるべし、と書いてきたが、漸くそれに近づくようだ。

京大を中心に、阪大、東北大、慶応大、自治医大、理化学研究所が協力を申し出ているようだ。まあ、東大などは腰を未だ上げていないが、「オール日本」(チーム・ジャパン)になりつつある。(山中さんが「通過」した、神戸大、大阪市大そして奈良先端科学技術大学院大学は、どうするのかな)

山中さんは、「戦略家」だな、と思う。①いち早く「オール日本」でやらないとアメリカに勝ち目がない、と提起し、②やるなら合宿所を作るべし、と意表をつき、③「研究センター」は日本だけでなくアジアや世界にも開かれている、と誘いをかけ、④あと10年、20年かかるから若い学生、研究者達に期待する、と若者を刺激しているからだ。

私も分野は違うが秘かに期待している。

過去ブログ:http://blog.goo.ne.jp/in0626/e/caf52548b5187f024e11e8c0d0b69483
http://blog.goo.ne.jp/in0626/e/d097d1743ae681b87935b47ff7fb218f

アドヴァンス・ディレクティヴ(事前指示書)

2008-01-22 | 言語・字・言語遊戯
アドヴァンス・ディレクティヴ(事前指示書)って言葉を初めて見た。1月20日の『毎日新聞』である。英語では、Advance Directiveで、訳すると表記のように「事前指示書」となる。何の事前なのか、死ぬ事前である。

記事によると、オーストラリアでは、50歳を過ぎると次の四点セットを用意すべし、としている。①遺言②代理人③後見人そして④アドヴァンス・ディレクティヴ(事前指示書)である。

「遺言は、相続争いなどを防ぐために死後の財産配分を明示しておくものだ。
代理人は、意思表示・判断能力を喪失してしまった時に、本人に代わって財産管理を支援してもらうためのもの。
それに対し後見人は、生活の支援をするもので、どこに住みたいか、どのような援助(ケアプラン)を受けたいか、医療行為の決定などでの支援者である。
事前指示書とは、リビング・ウイル(尊厳死の宣言書)とほぼ同じ意味に用いられることが多いが、終末期だけに限定せず、より長い期間の医療に対する希望を指している。」(『毎日新聞』大阪本社版08年01月20日号、25面)

私は、以上の四つ全て未だ、である。まあ、今の職場をリタイアしたら一寸考えようかな、と思っている。皆さんは、どうですか。