今日、昔、奈良女子大学附属中等教育学校の副校長をしておられた中道貞子(なかみち・ていこ)先生に久し振りにお会いして色々喋った。
先生が、附属中等教育学校の副校長をされていた頃、私が生活環境学部長で、アフガニスタンの女子学生を五女子大学(順不同で奈良女、お茶女、日本女、東京女、津田塾)で受け入れるというプロジェクトで協力し合った仲である。
で、今日は別用で会ったのだが、先生はもう退職後の生活に入っておられるので、「毎日どういう生活ですか」と聞いてみた。色々と忙しそうだ。その中に、新しい指導要領に基づく生物学の教科書か副読本を書いて普及するお仕事があるようだ。
DNAのことなど新しい生物学研究の成果も色々入るようだ。そういえば、私の高校時代(1957年~1960年)、既に四塩基の組み合わせによる「二重螺旋構造」は発見されていたのだが、「教育へのタイム・ラグ(時間的遅れ)」で、生物学ではメンデルの法則どまりだった。
中道先生は、紙を切り抜き細工して伸ばしたり折りたたんだり出来るお手製の「二重螺旋模型」を楽しそうに見せてくれた。「でも、こういう新しい教育には、先生方は案外「コンサバティヴ(保守的)」なのよ」、とも言われた。絶えず、教育内容をフレッシュにするのは何時も難しいのであろう。中道先生は、チャレンジ精神旺盛、来月には半月ほど、またアフガンに出かけられるようだ。「土産話」をまた聞きたい、と思った。
先生が、附属中等教育学校の副校長をされていた頃、私が生活環境学部長で、アフガニスタンの女子学生を五女子大学(順不同で奈良女、お茶女、日本女、東京女、津田塾)で受け入れるというプロジェクトで協力し合った仲である。
で、今日は別用で会ったのだが、先生はもう退職後の生活に入っておられるので、「毎日どういう生活ですか」と聞いてみた。色々と忙しそうだ。その中に、新しい指導要領に基づく生物学の教科書か副読本を書いて普及するお仕事があるようだ。
DNAのことなど新しい生物学研究の成果も色々入るようだ。そういえば、私の高校時代(1957年~1960年)、既に四塩基の組み合わせによる「二重螺旋構造」は発見されていたのだが、「教育へのタイム・ラグ(時間的遅れ)」で、生物学ではメンデルの法則どまりだった。
中道先生は、紙を切り抜き細工して伸ばしたり折りたたんだり出来るお手製の「二重螺旋模型」を楽しそうに見せてくれた。「でも、こういう新しい教育には、先生方は案外「コンサバティヴ(保守的)」なのよ」、とも言われた。絶えず、教育内容をフレッシュにするのは何時も難しいのであろう。中道先生は、チャレンジ精神旺盛、来月には半月ほど、またアフガンに出かけられるようだ。「土産話」をまた聞きたい、と思った。