今朝の朝刊各紙の訃報欄で建築史家・東大名誉教授の太田博太郎先生が19日に老衰のため94歳で亡くなられたことが報じられている。天寿であろう。太田先生とは、奈良の薬師寺整備委員会(先生が委員長、私が委員の末席)でご一緒した。先生が80歳位の時だったと思うがかくしゃくしておられた。その他、岩波新書で『床の間』を読んだこと、岩波ジュニア新書の『奈良の寺々 古建築の見かた』が回るときの手引きだったことなどがあり、勉強させていただいた。別に太田先生が登場する過去ブログも紹介しておくが、東大系統では藤島亥二郎先生、京大系統では村田治郎先生(私は習っていない)、福山敏男先生(習った)など建築史家の多くは長生きと前から思っている。太田先生はあの世でそれらの錚々たる先生方と「法隆寺論争」など始められたかもしれない。ご冥福を祈りたい。
過去ブログ:(1)http://blog.goo.ne.jp/in0626/e/b922c3f210d9581fa83231bbb32e7f00
(2)http://blog.goo.ne.jp/in0626/e/fd1664a194e62baa0b69f800e8bd9792
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