西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

超高層の鉄骨鉄筋コンクリート構造は長持ちするのか

2007-01-17 | 住まい・建築と庭
今日、マンション管理専門の梶浦恒男さん(平安女学院大学・副学長)と「超高層住宅(マンション)」について少し語り合った。梶浦さんが言うには、鉄骨鉄筋コンクリートの建物は施工をきちんとやり管理もきっちりやれば百年はもつと思うが、二百年、三百年はわからないとのことだ。ずさんな施工では潮風で10年で危なくなる。(沖縄の例)それに比べると、法隆寺をもちださざるとも木造建築は長年のうちに維持管理システムを育んできており、千年以上もっている。そのうえ、日本は地震国だ。特に、超高層は前にも言ったように構造的には巨大地震でも崩壊しないとしても、ゆらゆら大きく揺れる。それは構造的に「可」でも、生活的には不適なのだ。結論的に、日本では超高層住宅は止めたほうが良いのではないか。その代り中層や低層の木造及び鉄筋コンクリートで国土、都市構成をすべきなのではなかろうか。

納豆の品薄

2007-01-17 | 時論、雑感
私はほぼ毎日、朝食に納豆を食べている。まあ冷蔵庫にストックがあるからいいようなものを、家内に聞くと数日前からスーパー等から納豆が消えた、と言う。調べてみるとテレビの「あるある大事典」(関西テレビ系)で1月7日に「納豆がダイエットに効果有り(朝夕に計2パック食べる!)」と放映した結果のようだ。番組の出演者が2週間で数キロやせたと報じたため翌8日からスーパーなどで納豆を大量に買い求める人が相次ぎ、品薄状態になったらしい。それから10日近く経って、まあ普通に納豆を買える様になったらしい。ほっとした。
納豆は、私は子供の頃から食べている、もう半世紀も殆ど毎日食べていることになる。アメリカの遺伝子操作の大豆によるものもあるようだが、出来るだけ国産大豆のものを食べている。でも自給率は極めて低い。残念だ。昔は田圃の畦に植えていたものだ。納豆は優良な植物性蛋白質であると共にネバネバのナットウキナーゼが脳血栓予防等に効く、良いことづくめだ。皆で国産大豆の納豆を育てていこうではないか。

阪神・淡路大震災12周年の日

2007-01-17 | 時論、雑感
今日、たまたま5時過ぎに目が覚めてラジオを聞いたら5時46分が12年前に阪神・淡路大震災が起こった時刻と改めて知った。6400人を越える人があの震災で亡くなっている。今年が多くのなくなった人の「13回忌」であろう。
私は12年前に今と同じ場所で寝ていて激しい振動で目が覚めた。大地震だ、と思い咄嗟に外を見た、生駒方面の高台に精華町と木津町の給水塔がほぼ並んで建っているが、大丈夫そうだった。本震がおさまっても何度も余震があった。幸い、我々の地域では家が倒壊等はなさそうだ。2階から下に降りてみると戸棚から食器が二三落ちていた。6時過ぎにテレビをつけてびっくり仰天、神戸方面で黒い煙、赤い炎があちこちで上がっている。
もう12年経ったのだな、あの頃に生まれた子は、もう小学校卒業だな、と思った。
まだ、完全にその後の「問題」が解決したとはいえない。私は当時10年仕事だな、と思ったが、少し落ち着くには「一世代」を要するな、と最近思っている。