西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

白々と夜が明けそめる

2007-01-21 | 言語・字・言語遊戯
今朝、「白々と夜が明けそめる」という感覚を初めてはっきり認識した状況をお伝えしたい。今日は日曜日、多くの人が安息日で休んでいたかもしれないが、私は「大学センター試験」2日目で、「実施委員会」の責任者だったので7時過ぎに平安女学院大学に着くため、5時起き、5時57分発の近鉄で高の原を出発、京都に6時32分頃に到着、JRに乗り換え、6時38分発、高槻に7時前に到着。で、京都から高槻にJRで行く途中が7時前で、「白々と夜が明けそめる」状況だった。車窓から外を見ると、それこそ白い風景がくっきりと目に焼きつく。薄明かりで「白」が目立つこともある。でも、とにかく「白々と夜が明けそめる」という言葉の裏づけ事実(例えば家々の白壁等)を確認した。これが、「白々と夜が明けそめる」状況なのだな、と思った。「春は曙。やうやう白くなる山際、少し明りて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。」(『枕草紙』)である。この反対は「赤々と夕日が沈む」「黒々と夜の帳(とばり)が下りる」であろうか。
(写真は、「白々と夜が明けそめる」状況)

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