西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

憲法 9条

2013-07-28 | 時論、雑感
憲法九条
1 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。


いやー凄いすっきりした条項だな、と思う。私は戦後「民主小学校」の二期生(1948年、昭和23年入学)なので、現憲法の内容を聞いたときには「素晴らしい、これで戦争は出来ないし戦争に参加しなくてもいいな」と思った。

安倍政権は、今回の参議院選挙では「アベノミックス3本の矢」ばかり述べて、他の消費税問題、憲法「改正」問題、原発・エネルギー問題、tpp問題、アメリカ・日本財界べったり問題については、殆ど述べなかった。しかし、今後の実際政治では、当然問題になる。

それらをしっかり見守り検討して、3年後の次回参議院議員選挙(「総選挙」の同時実施?)で1/3以上の、出来れば過半数の「護憲派」を形成することが必要で重要だ。

まあ3年間は、自民党(+公明党)政権が続くので「自民党・黄金時代」らしいが、本当にそうなのか、しっかり見ていこうと思う。

今後の国会議論に注目

2013-07-25 | 時論、雑感
今朝(7月25日)の『朝日』3面、「自民党1強体制(下)」より、国会省力化案、チェック機能低下の恐れ とある。 「来たな」と思った。

安倍さんは「国会より選挙の方が楽だった」と言ったようだが、確かに国会の本会議、予算委員会などでは首相以下大臣全体が出席して与野党の質問に答えないといけない。その一部を副大臣の答弁で良し、とする案があるようだ。

これだと、今までのように大臣の「不始末」の責任追及などが出来なくなる恐れがある。その他、審議時間に上限をつけるだとか国会同意人事を大幅に減らす案などもあるようだ。自民党より先に「維新」がお先棒を担いでいる面がある。

まあ、これは参議院戦前から検討しているようだが、自民党の狙いは、共産党の用意周到な質問攻勢を「逃れる」ことも視野に入っているのではないか。

今回は、民主党以下の野党は皆「少数政党」になったとも言える。「少数意見の尊重」という民主主義の大原則の一つが、これ以降、国会でどのように扱われるか、国民としては、しっかり見守っていく要があるだろう。

「成長」から「成熟」へー必然的転換が必要では・・・-

2013-07-24 | 色々な仮説や疑問
安倍さんのアベノミクス3本の矢の3本目「成長戦略」の矢について、未だ具体的に「放たれていない」ので、政府・与党がどういう風に打ち出すのか、監視していきたい。

まあ、この矢について、民主党のように副作用が大きいとか、あるいは共産党のように「それらは国民の側から見ると大企業本位の毒矢だ」とかの批判もある。

私自身は、世界の趨勢(全体として人口増、各種資源の枯渇、地球環境の悪化など)からみて、経済の「成長戦略」よりも全体の人口を抑制しつつ、生産や分配も全体として抑制、平等化して全体として生き延びていく「成熟戦略」を世界的につくって実行する方向に転換する必要があると、直感的に考えている。

昔の素朴な「共産主義」のイメージ、「無限の生産力」と「平等の分配」は、しっかり修正されねばなるまい。資源も環境も無限ではないのであるから・・・。

参議院選挙後の「民主主義」考

2013-07-23 | 時論、雑感
参議院議員選挙の後で、今日『朝日』に内田 樹さん(神戸女学院大名誉教授)が、選挙結果について「複雑な解釈」を述べていてマスコミ等が流している見方(簡単な解釈)とは一味違って面白かった。

内田さんは言う。「今回の参院選の結果の際立った特徴は「自民党の大勝」と「共産党の躍進」である。(それに「公明党の堅調」をくわえてもいい)
この3党には共通点がある。いずれも「綱領的・組織的に統一性の高い政党」だということである。・・・」

別に、内田さんは『アエラ』7月8日号で「(政治家の)公人としての適性は「自分の反対者を含めて集団を代表する」覚悟に尽くされる。・・・」と述べている。

これを今回の選挙結果に関して言えば、例えばだが「自民党が共産党と論争して何かを取り入れて政策を展開するのかどうか(大企業の「内部留保」の一部を使う方向に行くかどうか)、逆に共産党が(大企業の社会的役目を認めるのなら)成長戦略に何か言うのか・・・)」など議論のプロセスと「落としどころ」に注目していきたい。

まあ、改憲やアメリカとの関係の在り方などは、すぐには「歩み寄り」は「無理」だな、とは思うが・・・。「少数意見の尊重」と「大多数意見の点検・見直し」も民主主義のうちであろう。

第23回参議院議員選挙随想

2013-07-22 | 時論、雑感
昨日の第23回参議院議員選挙について今日は、色々と今後の事を考えた。

まあ自民党(+公明党)が圧勝したことは間違いない。

野党の民主党は惨敗、二大政党制は崩れた。第三極と言われた維新、みんなもパッとしなかった。野党で善戦したのは共産党だろう。

比例で5、これは目標通り、さらに選挙区3(東京、大阪、京都)は「凄い」と思う。これで8、参議院全体で11、議案を提案できる、議院運営委員会に委員をだして参議院運営を民主化するだろう。予算委員会も充実させ「面白く」するのではないか。党首討論(安倍さん対志位さん)も出来ることになった。

元々、1世紀ほど前の共産党創立以来、「自共対立」(戦前は「自民」とは言っていない)で、代らず同じ政党名称は「日本共産党」だけである。社会党はなくなったし、新党さきがけ、国民新党も「あぶく」のように消えた。維新やみんなは何時まで持つのか。

今後、経済政策(消費税、正規雇用など)、改憲問題、tpp問題、沖縄の問題(沖縄では自民党敗退、社大党当選)で真っ向勝負になるだろう。

ある意味、面白い時代だなあ。

「日本を取り戻す」って?

2013-07-20 | 時論、雑感
前回の総選挙でも自民党はポスターに安倍総裁を出して「日本をとりもどす」という文言を書き込んだと思う。

これをみて「一寸変だな」と違和感を感じたが、今回の参議院選挙ポスターでも再び同じ構図である。テレビのスポット広告でも安倍さんがそのように言っている。

「日本を取り戻す」って何?と思ってしまう。安倍さんの常日頃の言動からすると「戦前の日本の状態にしたい」といったようなことかもしれない。もし、そうなら、願い下げにしたい。明日は、そういう思いで投票場に足を運ぼうと思っている。

薬膳の効能を科学の言葉で

2013-07-19 | 食物栄養・健康・医療・農業・教育
今日、近所の病院でやっている「健康教室」に行って、薬膳を頂いた。夏バテを防ぐ意味合いもある。「会費」600円、レシピ代50円で「お得感」のある「健康教室」だ。

私は夫婦で出かけたが、良くお会いする同じ町内のk.さんも来ておられた。並んで座って色々軽口もたたきながら美味しく頂いた。

で、食後に「管理栄養士」(女性)の薬膳に関する解説があって、それも有意義であった。それを聞きつつk.さんは「体が温まる食べ物、冷える食べ物と言っても、その食べ物のどういう成分が体の何にどのように働きかけて温かくなるのか、あるいは冷たくなるのか説明してもらわないとにわかに信じがたい・・・」といったようなことを言われた。

まことに尤もである。まあ最初から熱を通して温かいもの(例えば、鍋物など)を食べれば体に入ってその熱を伝えるので温かくなるとか、元々冷たいものを食べれば体も冷える、といった誰が考えても「当たり前」のことを超えると、まあ「澱粉、脂肪、タンパク質を熱に変える成分を多く含む食物を食べると温かくなり、そういう化学変化にブレーキをかける食物を食べると冷えてくる」みたいなことかな。

メカニズム分かる方は教えてくださいね。


都市郊外と近郊農村の「連携」を

2013-07-16 | 地域居住学
私は子供時代、金沢市の寺町台・都市部(櫻畠)に住んでいた。通った野田中学校傘下の小学校は、私の通っていた十一屋町小学校(都市部・農村部の混合)、ほぼ都市部と思われる犀川右岸の菊川小学校、新竪町小学校、そして農村部と考えられる富樫小学校であった。

全体として見ると、都市郊外と近郊農村の混じった所だった。都市空間、農村空間では、実態的様相は明らかに違っているが、中学校では子供同士そんなにいがみ合っていなかった。和気あいあいとまではいかないが・・・。

大学に入って、地域生活空間計画学の話を聞いたとき(1963~1964年ころ)、絹谷祐規助教授(故人)大阪の泉北ニュータウンは尾根筋の都市郊外と谷部の近郊農村が協力し合う「地域計画」が大切、と言っておられた。そうだろうな、と思った。

ひるがえって現在、私は近くに近郊農村がある都市郊外に住んでいる。何とか両方がハッピーになるように思い、考えていきたい。

最近、時々『文藝春秋』を読む

2013-07-15 | 生活描写と読書・観劇等の文化
最近、雑誌『文藝春秋』を時々読んでいる。まあ、昔から総合雑誌として『文藝春秋』『中央公論』そして『世界』がある。で、私は、この逆の順の頻度で読んでいた。特に「若いころ」には・・・。思想傾向としては、『文藝春秋』が「右」で『世界』が「左」である。

子供時代、家には雑誌としては『文藝春秋』と『リーダースダイジェスト』があったが、学生時代以降、何故か『世界』を良く読んでいた。

ところが、ここにきて「昔返り」というか『文藝春秋』を時々読んでいる。最新号八月号も読んでいる。記事が多様で面白い。読んだ内容についての批評、感想はまたの機会に。

『饗宴 プラトン』『知の逆転』を買う

2013-07-12 | 生活描写と読書・観劇等の文化
今日、近所の本屋で『饗宴 プラトン』『知の逆転』を買った。 前者は水曜日の夜23時からEテレでやっていたので、追っかけでテキストを買ったというわけだ。後者は、『日経新聞』の広告で知ったのだが、今日の夜23時からのEテレであるようだ。

6人の知の巨人が色々と語っているようだが、バラバラに話しているというより互いに関連あるテーが並んでいて、読む方が「串刺し」にすると全体知が得られると思って読むべきでは・・・、と思った。この本を検索してもらうのに「知の反転」というキーワードを入れたので目的の本に到達せず、考えて「『日経新聞』の広告に載っていた」、というと、そういう検索もできるようで書名が『知の逆転』と分かった。「逆転」を「反転」と最初うろ覚えで間違ったのだ。

今晩、テレビを見てから本も読もうかな。 二冊の本、中々知的刺激のある本だ。

甲状腺の超音波検査、ついでに首の「脂肪の塊」も・・・

2013-07-11 | 食物栄養・健康・医療・農業・教育
今日、定例の検査に、天理よろず相談所病院に行った。4階の生理検査所だ。 女性の検査員、医師の指示書では、甲状腺のみ検査となっているらしいが、私は「そもそもこの検査が始まったのは、首の「脂肪の塊」とおぼしき出っ張りが「悪性」でないことを確認してほしい、ということから始まっているので、是非お願いしたい」と申し出た。

検査員も「ひょっとして二度手間になるといけないから、そこも検査しときます」と言った。あー良かった。

西洋医学、何から何まで信頼しているわけではない。まあ、でも「検査技術は、大幅に進化している」と思う。この超音波検査や血液検査は「長足の進歩だ」とも思う。

2週間後に検査結果について「解説」がある。どうなるだろうか。

2013年度(平成25年度)せいか福祉ドットコム総会に参加、懇親会も。僕の懇親会挨拶。

2013-07-10 | 2005年4月以降(平女、高槻、学研都市等)
昨日2013年7月9日、精華町交流ホールで2013年度(平成25年度)せいか福祉ドットコム総会があり参加した。

元々この組織は、ほぼ5年前の2008年8月30日(地域SNSに私の書いた記事あり)に始まった「せいか隣人祭」に源を発している。2011年8月に規約が出来て「精華福祉ドットコム」がスタートしたのではないか。今年は3年目である。?最初、委員長を同志社大学の院生(博士課程)が勤めていたが、東京の大学に就職し退任し、かわって副委員長をしていた地元のNさんが就任している。この組織の事務局が精華町の社協におかれていることとか、町がこの組織の「僅かな」運営資金を出していることから「公助組織」とも言えるが、実際の事業企画ややイベントを地元の住民が担っていることから「共助組織」と言えるだろう。(町から依頼されたコンサルタントがバックアップしている。)

町域全体に「組織の基盤」を置いているが、実働部隊は、三つある中学校区の住民である。「共助組織」であるが故に単位組織のあり方、方針は違っているが、地域の住民の構成や意識の違いに「違いの基」があるだろう。私は精華南中学校区の「山田川きづなポート」に属している。この組織は、地域の真ん中を西から東へと流れ下り木津川に流れ込む山田川の環境管理を両岸住民の協力で前進させることを共通目標としていると言える。

左岸には、山田荘、乾谷、柘榴の三旧集落(農村地域)があり右岸には、桜が丘のニュータウン部(都市地域)があるためだ。

昨日は三地域の昨年度の事業を振り返り、今年度の事業計画(と予算案)を決める総会で、拍手で可決された。


場をけいはんなプラザにかえた懇親会で、ほぼ全員(20数人)が一言発言した。

僕の発言(概要)「今、精華中学校区の生徒と交流するシニアスクールが精華中学で行われているという報告がありましたが、私たちがやっているけいはんな市民雑学大学も広くいうと社会教育の一環です。まあ職場人間から地域人間にスムーズに楽しく転換するのを助ける意味も持っています。理屈として、市民学と雑学の結合、統一とも言えるでしょう。是非、皆様もご参加ください。・・・」

巽 和夫先生追悼の集い に出席、久しぶりの人たちにも会う。

2013-07-08 | 時論、雑感
京大名誉教授だった巽 和夫先生が昨年(2012年)11月6日に亡くなられた(享年83歳)。83歳は僕の現年齢の「一回り上」だ。それに関連する記事は、このブログに既に書いた。「巽 和夫」で検索すると、これ:http://blog.goo.ne.jp/in0626/s/%C3%A7%A1%A1%CF%C2%C9%D7

それから8か月がたっている。一寸落ち着いたので、2013年7月7日、京大百周年時計台記念館の国際交流ホールで200人を超える参加者を得て「追悼の集い」が行われたのだと思う。シンポジュウムや「挨拶」など通じて巽先生との関係について様々な人々が発言したのを聞いて「そうだったのか」と思うことも多々あった。

最初に、京大で巽 和夫先生を引き継いでいる高田光雄さん(京大教授)が、「業績」を紹介された。その後、高田さんの司会で住田昌二さん、延藤安弘さん達の参加でシンポジュウムがあった。高田さんによると、「追悼ということで過去の業績をあれこれ上げるのではなく、それらを今後どういう風に発展、受け継いでいけるか、を考えたい」ということで、シンポジュウムが二つも行われた。一つは先に触れた研究者中心のもの(建築家含む)、もう一つは増渕昌利さん司会で、巽先生の人間関係の特徴の一つである建築行政ピープル中心のもので、巽研出身の井上俊之さん(国交省住宅局長)も登壇していた。

住田さんの発言で共鳴したところ:西山夘三先生時代は、戦前戦後を通じて住宅の量的貧困の時代(それに対する「標準設計の理論」の時代)だった。1933年~1974年(西山夘三京大卒業から定年退官まで)であった。 それに対して1974年~1993年(西山夘三定年退官後~巽 和夫定年退官時代)は住宅の質的貧困を抜けようとする時代。スケルトン・インフィルのシステム(鈴木成文さん等の「順応型住宅」・・・私注)などが出てきた。それは現在も続いている。空間的、時間的に拡張しつつ・・・私注。

以下、又の機会に・・・。

アシアナ航空慣熟飛行中にサンフランシスコ国際空港に墜落

2013-07-08 | 私の考え出した言葉
韓国のアシアナ航空のボーイング777型機がパイロットの慣熟飛行中、サンフランシスコ国際空港に墜落炎上した。

ここで、「慣熟飛行」という言葉に目が行った。過去のブログでも「慣熟飛行」から思いついて「慣熟居住」ということを言ったことがある。

過去ブログ記事:http://blog.goo.ne.jp/in0626/e/c51d4b29d2cbaada63acf831a460f60a

それを一層拡張してみると、どんな局面、どんな技術にも「慣熟」という段階があることになるのではないか。

「自共対決」考

2013-07-05 | 時論、雑感
今度の参議院議員選挙は、「自共対決」だと言う。特に共産党がそう言っている。

共産党が、そう言うことによって、「反自民」の票をごっそり「持っていこうとする」思わく有、とてマスコミは大々的にそれを言おうとはしていない。

それは「商業マスコミ」としては当面は当然かもしれない。しかし、長い目で見て、歴史の目で見てどうなのだろうか。

私の考えでは、共産党が日本に生まれた100年近く前から歴史的には「自共対決」であったと思う。ただ当時は保守党はあったが「自民党」はなかった。

それらの保守党は、結局、第二次世界大戦での敗戦によって同じ名称を掲げることは出来ず、自由党だとか民主党だとかになり、結局、戦後左翼の進展に恐れをなして保守合同して「自民党」になったのだ。共産党は創立以来、日本共産党で、日本の政党では唯一同じ名称を保持している。

自共は、その「大きさ」に歴史的に大小はあっても、政治路線では、確かに対決して真反対とも言える。

日米安保堅持か廃棄か。政党助成金、企業献金を受けるか、支持基盤は国民一人一人だとして、まったく受けないか。現憲法「改正」か堅持か。資本主義どまりかルールある資本主義を経由しつつ人類初の発達した資本主義から次のステップに踏み出すのか・・・。

自民党は、日米安保にべったりで「深化」などと言っているが、アメリカは、アジアでは「協力中心」を中国に移しつつあり、日本は「捨てられる」恐れがあるのではないか。アメリカべったりでいいのか。共産党は、一時旧ソ連や中国と密接に関係していた時代が確かにあったが、旧ソ連や毛沢東中国の干渉に対して毅然として反論し、自主独立路線を確立している、と思っている。旧ソ連は、特にスターリンの独裁以降、社会主義でも何でもない、と言い切っている。

一時ヨーロッパでは「ユーロ・コミュニズム(欧州共産主義)」がもてはやされたが、結局、ソ連べったりだったので、今や完全にすたれているのだ。

私は、こういう長いスパンでの歩み、本質的差異を把握したうえで将来を見据えていきたい。思想的、理論的「自共対決」より現実的、政策的「自共対決」にどう進展していくのか見守っていきたい。