西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

せいか地域福祉ドットコム総会・懇親会に参加する

2012-06-30 | 地域居住学
2012年(平成24年)6月28日(木)、精華町役場で行われた「せいか地域福祉ドットコム総会」、その後、けいはんなプラザのラ・セーヌで行われた「懇親会」に参加した。
これらは精華町では歴史的に初めてのことだった。

これは2008年に始まった「隣人まつり」集会に発している運動だ。「隣人まつり」そのものは、更に10数年前にフランスではじまり世界中に広がっている運動だ。

この運動は、歴史的に家族の「つながり」、共同体(コミュニティ)の「つながり」が薄れてきた中で孤立し孤独になる人々が増えてきたことに対する一つの運動なのだ。

我々の運動は、2008年に始まってから4年目に当たり、ここまできた。精華町と言っても3万人を越える人口をかかえ、町一本で運動を進めるのは、難しい。

そこで、三つある中学校区域で具体的運動を展開することになり今日に至っている。

私は、精華南中校区に住んでいて、その区域での具体的運動に参加してきた。

で、我々の所では、地域住民の「居場所」「たまり場」を作ることになり、具体的に空き家を見つけて契約してスタートした。その家は「木津川きずなポート」と名付けられた。

「ドットコム」というのは、.com であるが、懇親会で聞いていたら「(住民で)どっと混む」ということにも通じるということだ。そうあって欲しいな。

東電、関電の株主総会、経営対自治体株主

2012-06-27 | 時論、雑感
今日、電力会社の株主総会があった。株主の参加は東電では去年に次ぎ二番目に多い、また関電では去年を上回り一番となった。

東電では猪瀬東京都副知事が参加、関電では橋下大阪市長、矢田神戸市長、門川京都市長も参加した。

猪瀬さんは福島原発事故のあとでも東電の事業を規定している定款が全く変わっていないのに唖然とした、と語っている。

橋下市長が、国策が明確に「脱原発」になった場合(経営陣は、当然そういうこともありうると想定しなければ経営責任を問われる)どうするのか、と問うが明確な答えがない。

別の株主の「福島を越える事態が起こったらどうするのか」の質問の答えで「もし、そういうことが起こっても万全の対応を取るように準備している」と耳を疑う答え・・・、「福島を越える事態」って、分かっているのだろうか。

後で八木社長は「原発継続が認められて良かった。橋下市長の発言は、しっかり受け止めていきたい・・・」という。本当なのか。今すぐ日本海側で「想定外」の大地震が起こったら、と身の毛もよだった。

自治体首長提案に、実際どの程度の株主賛意があったか注目したい。

大学での講義と「市民雑学大学」での講話と内容より

2012-06-24 | 地域居住学
昨日、けいはんな市民雑学大学では、第48回講座「高齢期の地域生活ーコミュニティネットで笑顔で生きるー」を開催し、50人の参加をえて盛況だった。

講師(「市民教授」と称す)は、立松麻衣子さん(奈良教育大学准教授)にお願いした。

彼女は、冒頭「大学ではパワー・ポイント使わずに板書と資料配布とで講義しているが、今日は時間が限られているのでパワー・ポイントを使わせて貰う」と言ってはじめた。

で、私も大学で講義していた時のことを思い出した。必ずしもきちんと実行出来なかったが、大学の講義では、スライドを使う場合でも(パワー・ポイントは「出始め」で殆ど使わず)、写して即解説、説明するというより学生と一緒にそれを見て考えながら講義していた。つまり私と学生は同じ方向を見て考え、考え進めると言うスタイルをとりたかった。まあ大学でも時間不足で必ずしも上手くいったとは言いにくい。

でも町を歩きながら解説するときは、学生たちと正に同じ方向、同じものを見て話をするのだった。

今回の講話では、いちいち共に考えつつ進めるには伝えるべきことが多すぎてうまくいかないので、調査結果のグラフなども即分析した意味も一緒に話していた。やむをえない。


内容は、盛りだくさんなのでブログ1件で伝えきれない。私は、司会役でメモ(ノート)に集中できなくて、満遍なく語れないということもある。そこで、一つのことだけ自分のためにもメモしておきたい。

立松さんは、地域で、段々と「弱っていく」(病気ー認知症や癌などーになったりし、徐々に終末に近づいていく)場合、どのようにサポートしていくか、について「地域で点的に存在する各種のサポート力を発見・発掘し、線につなげ、それらを絡めてネット、面として、サポートする」という「つながり力」アイデアを述べた。

私も前から地域居住における「人との繋がり、環境との繋がり、歴史との繋がりの重要性」を指摘してきたが、ただ「繋がりの重要性」を指摘したら繋がるものではない。立松講話を聴いて、それらの地域における各要素をはっきりと認識し、それらが繋がる可能性があるかどうか、可能ならどういう繋がりとなるのか等々を具体的に構想、指摘し、実践に乗り出さないといけないーということがはっきりと分かった。これが私にとって有意義な学習だった。

鞆の浦 架橋中止へ

2012-06-22 | 地域居住学
私の過去ブログで「鞆の浦」を検索すると次の記事群に行きつく。
http://blog.goo.ne.jp/in0626/s/%F0%DD%A4%CE%B1%BA

で、住民運動、裁判所判断などを経て湯崎英彦広島県知事が「鞆の浦埋め立て・架橋」計画を中止の意向を固めたと報道が報じた。(『朝日』朝刊一面)

良かった、歴史的に親しまれた景観に配慮した結果である。「むき出しの」架橋にかわるやり方に期待したい。

過去、私は先輩の住田昌二さんが福山市立短大学長の時に、同じ研究室出身の仲間たちと福山・鞆の浦をおとづれて景観の良さを確認している。

緊縮財政で前進した経済は皆無という。

2012-06-19 | 時論、雑感
カレル・ヴァン・ウオルフレン著『日本を追い込む5つの罠』(角川oneテーマ21、C-219)をざっと読んだ。

ウオルフレンさんはオランダ人(ヨーロッパ人)だが、アメリカやEUに厳しく、日本の可能性をみている人だ。

で、今EUがギリシャ危機で危機になっているのは、「赤字」とて無理に緊縮財政をとったからだ、と言う。「緊縮財政で立ち直った経済は皆無」とのことだ。

振り返って日本を見るに、消費税を増税しつつ、福祉予算は抑制の方向だ。これも緊縮財政だ。

まあ、そこに留まっては破綻は避けられない。

福祉や再生エネルギー開発などのイノベーション(技術革新)に赤字国債を使ってでも注ぎ込むことが必要だ。まあ広い意味で「ケインズ主義」の再評価、採用だ。

同時に落ち着いた個人消費で「総幸福」を追求することが必要だろう。

日本を追い込む5つの罠とは?
(1)TPPの背後に潜む「権力」の素顔
(2)EUを殺した「財政緊縮」という伝染病
(3)脱原子力に抵抗する「非公式権力」
(4)「国家」なき対米隷属に苦しむ沖縄
(5)権力への「無関心」という怠慢


総じて国民は、国家権力さらにそれを越える「軍産複合権力」に目を凝らして関心を持続し、批判する必要があるのだ。

高級な衣服や自動車は幸福の象徴ではないーギリシャ人留学生

2012-06-18 | 時論、雑感
ギリシャでは、やり直し総選挙があり、「緊縮派」が過半数を占めて「ユーロ圏離脱」はひとまず回避されたようだ。

テレビで日本に留学しているギリシャ人が語っていた。「いわゆるGNPで先を追いかけるのは愚の骨頂、高級な衣服や自動車の取得を追求することでは、決して幸福になれない」と。

そうだ、と思う。中庸な所得で「最高な幸福」を得るような考え方、システムが世界的に求められているのではないか。ブータンが、そういう意味で「先進国」かもしれない。

日本にも「もったいない」精神がある。日本は、もう欧米を追いかけなくても良いのではないか。

ギリシャも元々「哲学の国」だ。根本的に考え抜き、留学生の言うように「ガラリ」と変わっていいのではないか。

原発事故ー「東大話法」と『論語』-

2012-06-17 | 言語・字・言語遊戯
『文藝春秋』7月号を少し読んだ。東大教授の安富 歩さんの「原発事故を「論語」で読み解く」(204-212頁)が面白かった。
安富さんは別に明石書店から『原発事故と「東大話法」』なる本を書いているようだ。

では、「東大話法」とは何か、と問い、次の八つの規則をあげている。

規則1:自分の信念ではなく、自分の立場に合わせた思考を採用する。
規則2:自分の立場の都合のよいように相手の話を解釈する。
規則3:都合の悪いことは無視し、都合のよいことだけ返事をする。
規則4:都合のよいことがない場合には、関係のない話をしてお茶を濁す。
規則5:どんなにいい加減でつじつまの合わないことでも自信満々で話す。
規則6:自分の問題を隠すために、同種の問題を持つ人を、力いっぱい批判する。
規則7:その場で自分が立派な人だと思われることを言う。
規則8:自分を傍観者と見なし、発言者を分類してレッテルを貼り、実体化して属性を勝手に設定し、解説する。

うーん、なるほど東大出身者が多い「原子力ムラ」の行動の特徴をよく捉まえているようだ。だが、「真面目東大」が「駄目東大」をこういう風に批判しなければならないなんて・・・、で、対するに『論語』の革命性にも触れているが、又の機会に・・・。

『論語』『聖書』そして『徒然草』『ブログ』

2012-06-16 | 時論、雑感
最近、隈 研吾さんの『場所原論』を読んでいる。建築家が「場所」を問題にするのは当然だが、これは「一味」違い、私の考えと共鳴するところもあるので遅読でノートとりつつ読んでいる。

事例として、隈さん設計の建築を18ほどあげて説明していて興味深い。

で、「まえがき」で、唐突に『論語』『聖書』の書き方に触れて、これらは全編体系的か、というと、そうではなく断片的な「エピソード」を連ねていて、しかも全体としてグレート・テキストになっていると評価しつつご自分の事例を輝かそうとしている。

そこで、ふと思った。日本で、そういう著述はあるのかな、と。思い当たるのは兼好の『徒然草』ではなかろうか。一つ一つのエピソードは、それとして意味を持ちアピール度もあるのだが、全体としても訴えかけてくる。

そう言うのって、現代的に言うと、『ブログ』ではないか、と思い当った。

果たして私の日々のブログがそうなりうるだろうか。努力していきたい。

逃げるが勝ち Escape is Victory!

2012-06-14 | 言語・字・言語遊戯
大都市では、色んな事件が思わぬ形で起こり、思わぬ災難に巻き込まれる。

いくら注意して歩道を歩いていても、車道から自動車が突っ込んでくる。

普通に歩いているのに包丁を振りかざす「気違い」に襲われてしまう。

突然、大地震、津波が襲ってきて流されてしまう。

(今後、超高層ビルが大揺れで「大惨事」にならないとも限らない。)

こういう思わぬ災難を100%避ける方法は、まあないと言ってよい。

今までは、主としてそれら「押し返し」対抗しようとする方法が色々考えられてきた。

だが、長い人類の歴史を考えてみると、「危険な所には近づかない」「危険が襲ってきたら早く安全な所に逃げる」というのが基本だったのではないか。

まあ「逃げるが勝ち」 「Escape is Victory!」なのだ。英語は、私の「直訳」である。(案外、いいのじゃないの。)

原田正純さん死去77歳

2012-06-12 | 諸先生・諸先輩・同輩・諸後輩の思い出
水俣病研究の原田正純先生が2012年6月11日に亡くなられた。骨髄性白血病だった。享年77歳だった。

鹿児島県出身、熊本大学医学部卒、熊本大学助教授を経て熊本学園大学教授、晩年は熊本学園大学で「水俣学」を講じた。

お母さんの臍の緒(へそのお)を通じて水俣病の原因物質の有機水銀が胎児に行って(それまでは「行かない」と思われていた、お母さんの血液が胎児に行っていないためだ、)胎児水俣病になることを見つけた。

加害者のチッソ、国と被害者と比べると、圧倒的に被害者が弱い。そこで、原田さんは「中立とは、弱い被害者の立場を尊重することだ」として生涯、被害者に寄り添った。

宮本憲一先生らと水俣地域に調査に出かけた折、お世話になった。

で、弱い立場を尊重する、ということ、肝に命じていきたい。

原田先生、ご苦労さん、あちらで宇井 純さん等と駄弁って下さいね。


歴史は行きつ戻りつ確実に進んでいく

2012-06-11 | 歴史とのつながり、歴史の面白さ
歴史は一直線に一方向に進むと思いきや、ジグザグと「行きつ戻りつ」確実に進んでいくものだなあ、と最近思う。

長い者に巻かれろ、の古い「村社会」が嫌で、個性、個人主義が自由で良いとした「都市化」は、一転、孤立、孤独、無縁社会化の恐れと言われるようになり、核家族よりは、サザエさん流の「世代家族」の方が良いのでは、との流れも出てきている。

個人化の一つであるマイカーも行きすぎてガソリン、石油の無駄遣い、道路や駐車場をドンドンに造らざるをえず、空間の「無駄」、そこで昔の公共交通、市電やバスがベターとなりつつある。そう言えば昨日6月10日は「市電の日」だった。

こういうように「個人」より「公共」、「ファスト」より「スロー」、「集中」より「分散」、「高層」より「低層」、「国際化」より「国内化」等への流れがある、と思う。

最後の「国際化」より「国内化」だが、最近「法人税を上げると企業が税金の安い海外に逃げる」などと「国際化」やむを得ず、と言われてきたが、最近、「国際化」の本尊・アメリカでも「メード・イン・ユーエスエー」が良いとアメリカに舞い戻る企業もあるようだ。

中国やインドの労働賃金は必ずしも安くはなく、本国(日本)水準に急速に近づいているとするならば、日本に戻り少々の法人税増も負担するぜ、という心意気のある企業も出てこよう。そうなれば「消費税」は上げなくてもやっていけるぜ。

『桜井康宏研究室の建築都市計画論』など受領

2012-06-09 | 地域居住学
2012年3月に福井大学を定年退職した桜井康宏さん(福井大学名誉教授)から上記の『桜井康宏研究室の建築都市計画論』、同窓会誌『桜ん房』が送られてきた。

桜井さんは名古屋大学大学院(修士課程)を出て41年間福井大学一筋で過ごされた。途中、京都大学で工学博士(論文)の学位を取得された。ご苦労さんでした、と言いたい。

桜井さんが名古屋大学大学院(修士課程)を出られたのは1971年で、私が近くの豊田高専に勤めていたのは1966年~1970年であり、学会活動(建築学会東海支部)などを通じて彼が学生、院生として「付き合い」のあったのは1968年~1970年の2年間であった。

その2年間、学部4年生、大学院1年生で、早川文夫研究室におられたが、早川先生は当時、建築学会東海支部の都市計画委員会委員長であった。先生は、豊田市の総合計画のまとめ役もやっておられた。私も委員の一人だった。

合宿して「報告書」を詰めた時、桜井さんも参加された。中々元気のいい院生だな、と思った。

当時の「都市計画委員会」は、委員長が早川先生、幹事長が服部千之先生、幹部に長峰晴夫さん(公団名古屋支所、後に名大教授)、玉置伸吾さん(公団名古屋支所、後に福井大学教授)らがおられて議論も活発で、大変勉強になった。恐らく桜井さんも「揉まれた」のでは、と思う。上記した4人の先達(早川、服部、長峰、玉置さん)は現在、鬼籍である。

桜井さんが福井大学の助手になった後も個人的な付き合いもあり、「集会施設」関係で科研費を一緒に取り、取り組んだ思い出もある。彼の「上司」だった城谷 豊先生、玉置さん共々一緒に「越前がに」を食べに泊まりがけで出かけた思い出もある。

今度、高蔵寺ニュータウンに移住しての生活になるようだ。地域の研究、運動も続けられるようなので、今後も付き合っていただきたい。今度きた『計画論』についても議論してみたいと思っている。

身近に高齢者骨折事例等が「多い」感じ

2012-06-07 | 時論、雑感
最近、身近で高齢者骨折事例が多い感じがする。・座っていて、一寸太った人に寄りかかられて肩を骨折、・ゴルフ骨折、・乗馬骨折、・その他室内転倒骨折などだ。

まあ、高齢になると「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)」になる確率が高くなるから、当然なのかもしれない。

骨折だけでなく、色々な「病気」でも高齢者発症が多くなる

そこで、「高齢者医療」が前進せざるをえないが、同時に「高齢者医療費」も「高く」なる。これを何とか健康寿命を延ばすことで「低く」したいと思うのだが・・・。

荻野アンナの「落語」の一端を聞く

2012-06-06 | 言語・字・言語遊戯
昨夜ラジオで荻野アンナさん(慶應大教授、ラブレー研究、芥川賞受賞、落語家)の話を聞いた。「落語」の一端である。

「凄い大きな茄(なすび)に出会ったなー」「これ位?(両手を肩幅位に広げて見せる)」「まだまだ」「じゃあこれ位?(両手を大きく広げる)」「いやいや」「部屋の大きさ位?」「なかなか」

「わからん。どれ位だよ?」  「暗闇(くらやみ)に蔕(へた)を付けた位!」

うーん、である。なすすべもなし。ちょっとすべって下手だったかな。

建築計画と都市計画の中間領域=地域居住

2012-06-04 | 地域居住学

昨日、西山夘三記念住まい・まちづくり文庫の総会、春のフォーラムに行った。前ブログ記事も参照。

そこで、色々な西山研ゆかりのメンバーにあれこれ会って歓談出来たのは良かった。一番の年配先輩(先生)は、三村浩史京大名誉教授で喜寿(77歳)過ぎかな。

三村さんのフォーラムでの発言が良かった。まだまだ瑞々しい感覚をお持ちだな、と感心した。一つだけ紹介したい。それを励みに地域居住学は前進可能と思った。

三村さんは最近、京都で伝統町家の保存運動に取り組んでおられるが、相続の段階で子孫が例えば遠隔地で住んでいて、相続税対策もあって売り払わざるをえない場合もしばしばで、その場合、元の町家が保存されずに取り壊し、マンションに、という場合もあるようだ。

まあ、住宅は、住んでいる最後の一人(多くは所有者)が亡くなると、そのままで保存されるのは稀で、幸運なことらしい。

三村さんは、取り壊されるのは残念なこと、中古住宅として立派に住めることを「宣伝」しなければ、と言う。(そういうものに積極的に反応するのは西欧人のようだ。西欧では歴史的住宅は価値あるものと認められている。日本では、畳と女房は新しいほど良い、という言葉があるように「新築崇拝」である。)中古には前の住人の匂いが残っていて「嫌だ」と思うのだろうか。

三村さんが、土地清めで地鎮祭がある、と言われるものだから私は、つい「じゃあ家鎮祭(かちいさい)を普及したら・・・」と茶々を入れてしまう。「かちん」ときた人もあったろう。

元の住宅が駄目なら、色々他の利用方法があるだろうな。あつまり施設、福祉施設、ポケットパーク、「クライン・ガルテン」、ミニ商店などなど。これを計画・制御するのが「地域居住学」のメインテーマの一つかな。まあ建築計画と都市計画の中間領域だな、と思った。

しっかり築いていきたいなあ。皆さん、どうですか。

個人的に三村さんの健康が心配と思った。杖をつき、すこし失礼だが「ヨボヨボ」の感じ、何時までも脳の働き落ちに対しては「ノー」と答えて下さいね。