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かぶれの世界(新)

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金持ち貧乏MLB球団

2013-05-12 21:54:25 | スポーツ

今シーズンのMLBは日本人投手が大活躍して例年になく面白い。松井の引退やイチローの衰えで後に続く日本人スターが出てこず、日本人打者の存在感がないのは寂しい。しかし、日本人投手の活躍が連日伝えられ、ついついテレビ中継を見る頻度が増えた。<o:p></o:p>

日本人選手以外にも注目しているのは、今シーズン巨額の金を使って補強したチームの成績だ。代表的なのはエンジェルスとブルージェイズ。両チームとも今日現在地区最下位を争う状態で全く期待外れの成績で推移している。大金を払ったのに選手もチームも成績が今一なのだ。サッカーや野球は金がないとプロ球団は強くなれないというのが定説だがどうもそうではないらしい。<o:p></o:p>

エンゼルスは昨年はプホールズ、今年はハミルトンとこの数年MLB最高のバッターといわれた選手と契約した。この二人だけで日本の何球団分もの年俸を賄えるはずだ。加えて数年に一人といわれる新人王を取った逸材がいて、物凄いバッティングオーダー組めたはずなのに苦戦している。スーパースターが普通程度の活躍しかせず、上手くつながらず勝てない悪循環に陥っている<o:p></o:p>

ブルージェイズはもっとひどい状態だ。MLB最高の遊撃手レイエスを取り、昨年サイヤング賞を取ったディッキーを補強した。思い切った補強で90年代初めに世界一になった時の再現と期待された。だが、レイエスは故障しディッキーはリーグが変わり慣れない屋内球場で苦労している。チームはエンゼルス以上にバラバラで、勝てる試合まで落とし最悪の状態にある。正に金持ち貧乏とはこういうチームのことだ。<o:p></o:p>

一方で、主力選手が次々と故障したヤンキースは、かつて活躍したがピークを過ぎチームで窓際族になったロートルを急遽補強し、彼らが往年とはいかなくともそこそこ活躍し粘り強く戦って1点差のゲームをものにし首位に立っている。割安な補強をしたといってよい。興味あるのは主力を引き抜かれたレンジャーズやカーディナルズも同様にトップを走っていることだ。<o:p></o:p>

この皮肉な現象は必ずしも初めて見るわけではないが、やはり何故そういう悪循環に陥ったのか興味がある。日本でも巨人が各チームの主力を引き抜きダントツの戦力を保持しながら中々優勝出来ない例を見ているから、不思議という訳ではない。だが、スーパースターを新たに戦力に迎い入れ、彼を戦力として最大に力を発揮させ勝利に結びつけるのは容易ではない。寧ろ難しい。<o:p></o:p>

チームに必要な補強すべき戦力がどういうタイプの選手か、どうやったらチームの為に活躍させることができるか、それを具体的に実現させるしっかりしたプランがあったのか、それが現実に上手く機能しているか適宜見直しているか、等々上手くやるのは大変なことだ。総て考えた積りでも選手が上手く適応できない場合もある。<o:p></o:p>

その意味では選手や監督だけでなく、ゼネラル・マネージャ(GM)の手腕が問われると私は思う。今年上手くいかなければ、多分両チームの監督かGMのどちらかは交代させられると私は予測する。名物監督とはいえエンゼルスのソーサには厳しいかもしれない。■

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初夏の異変

2013-05-11 18:50:18 | 健康・病気

 ここ数日の日本株価上昇は私の常識をはるかに超えた。昨日は円が対ドルで100円の壁を超え、400円以上も日経平均が跳ね上がった。私には異変だ。絶好の儲け時と証券会社に勧められ儲けたくとも、私が理解できない株価上昇になけなしのお金をつぎ込むのは躊躇する。<o:p></o:p>

 それが原因ではないが、5日前から突然寝つきが悪くなった。いつものように12時半頃に床に就いたが、目が冴えて眠れず3時過ぎころになってやっと眠れた。今迄の経験ではそういう時は血圧が高かった。翌朝血圧を測ると133/86と特別異常ではなく安心したが原因が分からない。<o:p></o:p>

 だが、翌日も全く同じように3時過ぎまで眠れなかった。テレビニュースでは気温が急上昇したと報じていた。最近まで急な寒さに備えて使っていた保温性の高いパジャマを春夏用に変えた。久し振りにジムで思い切り体を動かして汗を流してみたがやっぱり同じだった。<o:p></o:p>

 翌々日は敷布団の冬用パッドや保温性の高い枕カバーを取り外したが、それでも判で押したように3時過ぎまで眠れなかった。一昨日の夜は更に気温が上がり全国で真夏日になったと報じられたのでかなり徹底的にやった。だが、布団の中で体温が十分下がらない感じがした。布団やパジャマもさることながら、体が切り替わってないのだろうか。<o:p></o:p>

 ちっとも改善しないので、何かの理由で体内時計が狂ったのかもしれないと思った。だが、最近変えた生活習慣といえば、コーヒーを7、8杯飲んでいたのを4、5杯に減らし、代わりに牛乳を飲むようにした以外に思いつかない。昼間は太陽光を浴び、寝る1-2時間前には天井灯を消し部分照明にしているので、体内時計を狂わせるファクターを思いつかなかった。<o:p></o:p>

 我流対策がネタ切れになって、昨夜は夕食時のワインの飲み残しの代わりに、就寝前に日本酒を飲んだ。その効果があったのか、昨夜は2時過ぎに眠れた。ついに改善の兆しが見えた。今日はバドミントン練習で汗を流し、夜は娘が顔をだしてくれ泊まっていく。これで改善が進まなければ、株を買うしかないかもしれない。■

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金持ち喧嘩せず

2013-05-10 16:43:09 | 国際・政治

 <o:p></o:p> 

口環境委員長は9日の参院本会議で解任された。川口氏が国会の同意なく滞在期間を延長し職場放棄した責任を問うたものと報じられている。川口氏は中国要人との面会を理由に委員会延期の事前了解を求めたが野党側は受け入れなかったという。<o:p></o:p>

 解任決議案に対し当然のことながら与党自民党は反発した。だが、ここから先の自民党の審議拒否が不可思議だった。「解任決議案を先に採決しなければ審議に応じない」と主張して8日の参院予算委を欠席したのだ。「嫌がらせには嫌がらせ」で対抗した。新聞は不毛な対決と報じた。<o:p></o:p>

 与党の審議拒否には裏があって、今月15日に30日ルールで今年度予算が自然成立する参院予算委のテレビ中継時間を極力減らし、野党の夏の参院選に向けたアピールのチャンスを無くそうという狙いがあったものと言われている。アベノミクスの陰でアピールできない野党の悪あがきだった。<o:p></o:p>

 このミニ政局はあっけなく終わった。野党が解任決議案を提出する前のテレビ番組に、政局となると顔を見せるお馴染み政治評論家がテレビに出演した。だが、マスコミお抱え評論家の政局解説より、素人タレントが無意味な争いと問いかける疑問の方がよほど説得力があった。<o:p></o:p>

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党の言いがかりと屁理屈を聞いて一瞬、私は小沢一郎政局が再現したように感じた。だが、小沢氏ならこんな小さい戦いはやらない、こんな稚拙なやり方もしないと言いそうだ。小沢氏はいつも関ヶ原とは言わないが、大将の戦いをする。だが今回のミニ政局は目先しか見えない下級武士が暴れる生麦事件程度だ。<o:p></o:p>

 これでは国民の支持は得られない。自民党も分かっていたと思う。時間をかける値打もないと。明らかに野党の言いがかりと国民にアピールできれば、さっさと終わらせたかったに違いない。だが、審議拒否はテレビ中継を止めさせたいだけで大義名分がない、いわば恥ずかしい小者の判断だった。勿論、自民党にも小者は一杯いるのだが。<o:p></o:p>

 アベノミクスが高く評価されている今、小事に拘らず大局を誤らない姿勢を貫くべきだ。審議拒否などやるべきではない。国民を失望させた民主党は、いまだに迷走を続けている。国政レベルになると維新の政策は輝きを失った。金持ち喧嘩せずの心で臨むべきだ。幸い国会はすぐに正常化し、マイナンバー法案など重要法案が審議された。どんどんやってくれ。■<o:p></o:p>

 

コメント (2)
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マイカインダ女

2013-05-08 12:17:18 | 日記・エッセイ・コラム

 大國魂神社の鳥居に向かうと裏参道の雑踏の中の女性にくぎ付けになった。お祭りの参拝客で一杯なのに、鼠色に茶色の地味だけど粋な着流しの女性を見てはっとした。誰にでも平気で声をかけられる私だが、一瞬凍りついて身動きできなかった。最近では珍しい目尻が吊り上がったキツネ顔で決して現代風美人じゃなかった。私のタイプでもない女性に何故か衝撃を受けた。<o:p></o:p>

 連休中は関東では知られたくらやみ祭りと東京競馬場で開催されたNHKマイルカップで、いつもの散歩コースは大変な人出だった。競馬場正門前から小金井街道に向かい旧甲州街道に入ると、腹に響く太鼓が聞こえ交通整理をする制服姿の警官と法被姿で道路が埋まっていた。普段は散歩コースに老人達ばかり目立つのにお祭りの間は子供や若者の姿が目立った。無意識に派手な格好の若い女性に目が向たった。こんな時に思いがけずキツネ女をに出会って動転した。<o:p></o:p>

 私にとってテレビや映画で見る憧れの美女ナンバーワンは沢口靖子だ。彼女は正統派の美人で、私は年をとっても芸に一途で整った顔立ちを保っている女優さんのファンだ。それほど根拠はないのだが、彼女は私にはそう感じる。以前投稿した女優としての田中好子もそんなタイプだったと思う。私に年齢の近い高橋恵子は本当に美しく年を取ったお手本ではないかと思う。彼女達は「マイカインダガール」というと馴れ馴れしい、どちらかというと「高嶺の花」だ。<o:p></o:p>

 一方で若い時凄い美人だと思ったのに、年を取り重力の法則が働きが均等にかからず非情にも見る影もなくなった姿を見るのは辛い。それでも世間に姿をさらす女優さんはたいしたものだが私には痛々しく感じる。日本人女優の固有名詞を出すのは辛いので海外の例を一つ紹介する。メグ・ライアンは本当に可愛いかったが、年齢を重ねてできた顔の皺を見るのが凄く辛いと思ったら、近年映画に出演しなくなり往年のファンとしては救われた気分だ。<o:p></o:p>

 そんな美形好きな私なのに神社で見たキツネ女に心を惹かれたのは何故だろうか、3日経って落ち着いたところで考え直してみた。子供の時に経験した無意識下の記憶がキツネ女を見てひょっこり顔を出したのか。昔はキツネ顔の女性がもっといた気がする。或いはかつての「身近に咲く花」を目の前にして「高嶺の花」にはない生々しい現実感を思い出したのか。彼女は「マイカインダ女」だったような気がする。■

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信頼できない改憲の世論調査報道

2013-05-04 20:48:08 | ニュース

 憲法記念日の3日を前後して憲法改正に関して国民の考えをマスコミ各社は独自調査し報じた。見出しを見ると報道各社ばらばらな調査結果を見て、マスコミの言うところの「独自」という言葉が信用できないと感じた。メディアによって国民の考え方が違うとは馬鹿げている。<o:p></o:p>

 これでは日本のマスコミは信用できない、困ったものだと思った。だが、その後ネット等で記事を見直すと実は「国民の大多数は憲法を改正すべき」だと考えていることが分かった。報道各社によって調査結果の解釈が異なり、それでもって違った見出しになったからだ。<o:p></o:p>

 「憲法を改正すべきか」と問いかけ、下記のようにマスコミ各社の調査結果は大差なかった。
   NHK  42%
   朝日  54%
   読売  51%
   日経  56%
   毎日  60%
   産経  61%<o:p></o:p>

 つまり国民の大多数は憲法改正すべきだと思っている。だが、憲法のどの部分を改正すべきかについては必ずしも意見は統一していない。更に、憲法改正の手続き(憲法96条)を改正すべきかについては異論が多いというのが各社調査の共通する結果だった。<o:p></o:p>

 なのに、報道各社によってこうも解釈が違うのか。マスコミ各社に「恥を知れ」と私は言いたい。見出しを見て報道各社の姿勢を大別すると読売・産経は改憲派、朝日・毎日は護憲派、NHK・日経は中立派のようだ。上記の調査結果から朝日・毎日に世論誘導の意図を私は感じた。<o:p></o:p>

 自社の主張をするのは構わない、寧ろそうすべきだ。積極的に立場を明らかにすべきだ。だが、世論調査の解釈を都合よく捻じ曲げて報じ、恥じるところがないのはわが国の代表的メディアとしていかにも情けない。世論調査結果はこうだったが、我社はこう考えると何故言えないのか。<o:p></o:p>

 もう一つ、憲法を改正しないのが「護憲」だとは私は思わない。何でも米国がいいという訳ではないが、憲法は時々の状況に応じて改善され、常に国民の意図を反映したものであるべきだ。だからこそ国民は絶対的なものとして憲法を守るのであり、それこそ真の「護憲」だと私は思う。<o:p></o:p>

 更にもう一つ、国民の支持率が1%にも満たない政党に登場させて改憲反対を言わせる報道の在り方に疑問を感じる。少数意見を大事にする目的は理解するが、もう少し支持率に比例した国民の声の大きさを汲んで報じるべきだ。選挙における1票の重みの不公平さを報道にも感じる。ジャーナリストとして今回の報道が憲法議論を深めたかよく考えてみてほしい。■

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