田舎暮らし雑感２０２４（５）

早いもので４月に帰郷後もう１０日たち５月になった。この２０年近く毎年帰郷するのに、何故か今年は経験したことのない異変が次々と起こった。まず玄関に入ったところで嫌な臭いが立ち込めていた。毎年帰郷するようになって改築した１階の玄関・台所・居間に集中してカメムシの死骸があった。片づけたつもりがその後も部屋の隅から死骸が見つかる。今日も３匹いた。

カメムシを増やす微妙な気候変動が起こったのかも知れないと思う。帰郷した時から寝室の室温は１７－２０度で、湿度が７０％台と異常に高い。それでも例年よりは改築部分（新木）のカビが少ない。東京郊外の自宅は天候によって多少変動するが４０－６０％台だった。想像するに大洲盆地は霧が発生しやすい地形で、加えて実家の両側に小川が流れているせいかもと思う。

カメムシやカビに加えて私の体調にも変化があった。最初は差し歯が抜け入れ歯を支える針金が舌に刺さり激痛が走った、大変だったが歯科医に処理してもらうとあっさり治った。次は右肩に痛みが出て眠れなくなったが、整形外科医に治療してもらい徐々に楽になった。激痛に耐えられないとか言いながら、医者に診てもらうと比較的簡単に治った。

今私が最も気にしてるのは今年になって急に増えた体重で、帰郷した時７０キロをオーバーしていた。対策としてサイクリングに加え夕食の量を減らした。ウィンナーと竹輪にピーマンを細切りしてフライパンで炒め、辛めの亜麻仁油で味付けすると辛さが意外に酒の摘みに向いていた。それだけでは足りないので、朝食用のフルグラを摘まみながら焼酎のお湯割りを飲んだ。朝食や昼食は従来通りしっかり食べる、私の場合ご飯の量は普通に食べても胃の調子がよい。

そして帰郷以来１０日間で３回サイクリングに挑戦した。帰郷３日目に神南山一周、７日目に実家から長浜経由伊予市境界まで往復、９日目に大洲盆地の南北の山裾の激坂（私にとって）を走った。途中汗だくになったが、ジョギングに比べサイクリングは足に負担がかからない。その成果は体重に現れた。今朝がた体重を測ると６８キロ台に減っていた。

コーヒー好きの私は帰郷後も１日５－６杯のコーヒを飲み、ついでに甘いものを食べる。ところが、昨年飲み残して帰った粉を使って淹れたコーヒーが酷くまずくて我慢できない。冷やしたインスタントコーヒーの方がましだ。家内はコンビニで買っても挽きたてなら美味しいという。今日、コーヒーの卸やに行き聞くと、昨年のものはどうしても酸化して味が落ちるという。

試し飲みして美味しいものを選びたいと図々しく頼むと、そういうサービスはしてないと断られた。なので一般的で人気のブラジル農園のコーヒー小袋１００ｇを７５０円で挽いてもらい買った。東京郊外の自宅の近くの専門店で、値上げされる前は６００円程度の価格だった気がする。最近は家内が買ってくるので相場はわからない・・・これからの田舎暮らしの中で報告する。■