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かぶれの世界(新)

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誰も止められないトランプ暴走

2025-03-02 20:50:45 | 国際・政治
私が医者巡りで疲れ果てている頃、我が家は連日トランプ批判を繰り返していた。我が家の夕食時の話題はコメや野菜の価格とか103万円の壁、教育無償化ではなく、延々とトランプ大統領の暴走を非難した。我々にとってみれば内政外交に関わらず彼の理屈に合わない論理に基づく政策は理解できず、世界はとんでもないマフィアの親分に支配されたように感じている。物価どころではない。

特に昨日公開された米・ウクライナ大統領会議の口喧嘩は酷かった。バンス副大統領が口火を切ったゼレンスキー非難の反論を聞いて、トランプ大統領が輪をかけてゼレンスキー大統領を非難したところで打ち合わせは実質終わった。だが私が見た限り多くのマスコミ報道は米国の軍事支援の巨大さという現実に、米国の論理の矛盾(ロシア問題を避ける)を追求して報じなかった。

我が家ではロシアが始めた戦争の責任を追及する声が圧倒的だった。何故米国政府やマスコミ報道までロシアの責任は追及しないのか、米国民の声も聞こえてこないのは私には不思議だった。我が家の息子や家内にはそのような遠慮は聞こえてこない。逆にトランプの祖父はドイツ人でナチ支持(?)、父はマフィア紛いの不動産屋、トランプのやり方はまさにマフィアだと決めつけた。

同居の息子や家内の情報網はSNS経由で驚くべき極端な情報が流れてくる。テレビや新聞経由で知る私より極端な情報を得ている。実際、彼らの意見を聞きながら尤もだということも多い。だが私は自称アメリカかぶれ、長い歴史の中で第2次世界大戦で世界の民主主義を守ったのはアメリカだ。身勝手で人種差別や格差を広げたが、行き過ぎると自ら修正した復元力の強い国でもある。

私が反論すると、家内は遂にアメリカ「かぶれ」を止めたらどうと言い出した。確かに今のトランプ大統領が続くならアメリカかぶれなんて言ってられない。だが日本でもマスコミや専門家は、こういう危機状態になると現実主義者的な報道になってしまう。日本の様な安全な国では政治と金の問題を少額でも追求する一方、米国では何百何千倍のお金が動いても目をつぶる。矛盾だらけで私も何を言ってよいのか分からないと感じる。■

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