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往く人来る人(4)

2016-06-08 21:39:21 | 日記
このブログはすっかり母の容態を知らせる家族や親戚向けの掲示板になってしまった。しかし、私にとってはこれより都合のいい連絡手段はない。他に書きたいことも二三あるが暫くの間プライベート情報を優先して投稿させて頂く。

昨日の夕方、家内から母の様子を問い合わせる電話を受け、その説明中に施設から連絡が入った。右耳で携帯、左耳で固定電話で聞きながら、家内に受け答えが聞こえるように看護婦さんと話した。彼女は母の体温が一昨日より更に上昇し40度を越え危険な状態になった。座薬を2回投薬して体温は若干下がったが、担当医の判断で検査入院させたいと了解を求められ即了解した。家内は緊張したやり取りを感じ取ったはずだ。

彼女は田舎に戻った方が良いと思うがどうかと私に意見を求めた。私は、母は施設でしっかり見守って貰っている、他に我々に出来ることはないので無理する必要はない、もっと忙しくなって助けて欲しい時が来ると答えた。母が家内が来てくれたことを分かってくれないだろうとも言った。この電話で、家内は踏みとどまったと思う。

今朝方やたら電話がかかって来てその度にびくついた。こんな時に限って通信販売の売り込みが多い。証券会社の取引担当からの電話を受けた時も、最初何を言われたのか頭に入らず、彼が言った断片的な言葉を引用して聞き返してつくろった。

最後にかかって来たのが施設からの電話で母が検査入院した旨伝えられた。入院は1週間から2週間になると言う。施設では看護婦は昼間しかいないが、病院では24時間監視されるはずなので突然死に至る可能性は低くなったと思う。それを聞いて少し落ち着き気分を変えてバドミントンクラブの練習に向かった。■

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