かぶれの世界(新)

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食費とカメムシ

2024-06-02 20:46:47 | 日記・エッセイ・コラム
やり過ぎ人生のお陰で偽痛風再発の疑いが出て来た。今日はルーチンを変更して午前中に自転車で1週間分の食料の買い物に行った。今週分の食料は5,378円だった。食料品は押しなべて値上がりし、5月分は予算1か月2万円に対して26,886円かかった。

なるべく安い食品を買ってる積りだが、無理して節約している積りはない。どうも私の舌は美味いも不味いも分からないバカ舌なのだろう。今のところ、魚の生臭いのだけは食えない。先日纏めて買ったサバの唐揚げを一口食べて臭いに我慢できず、まだ冷蔵庫にある。

買い物を終えて隣にある全国チェーンの電気販売店に立ち寄った。コーヒーだけは適温で美味しく飲みたいと思い、2階の書斎辺りに冷えたコーヒーを温める電子レンジを置いておきたかった。お店に入る前にビルの国道沿い側の歩道を歩き始めるとすごく嫌な臭いがして来た。

4月後半に帰郷した時に実家の玄関を開けた時に受けた強烈な臭いだった。国道沿いの歩道はビルの北側で、朝日の当たらない日陰だったが緑色の葉っぱが点々と散らばっていた。葉っぱに顔を近づけると見たこともない緑色のカメムシで、例の臭いがプンプンしてきた。

お店に入って管理者らしき老人を見つけ北側の壁にカメムシが群生している、対処した方がいいよと伝えた。肝心の小型電子レンジは広い店内を見て回ったが通常サイズの商品しかなかった。お店を出ても暫くの間まだ臭いがまとわりついている気がして自転車をぶっ飛ばして帰った。

自宅に戻ると嫌な臭いはなかった。毎朝コーヒーを淹れた後コーヒー豆の出し殻を庭で干し、臭い消しを狙って乾いた出し殻を部屋の隅々に置いている。部屋中の置いたむき出しの出し殻は相当にみっともないが、お客ゼロの我が家には臭いさえなければ問題ないと思ってる。

夕方何時もの散歩に出かけると、犬を散歩させている馴染みの奥さんと美人のお嬢さんに久し振りに出会った。奥さんにカメムシの話をすると、彼女の家には今も緑色のカメムシが沢山出てくるという。我が家では茶色の死骸しか出てこないけど、彼女の家は日当たりのいいところなので差が出てたようだ。ということは、本格的な夏になると我が家にもカメムシが出てきそうだ。■

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