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田舎暮らし雑感2018(13) 終

2018-11-21 14:47:27 | 日記
4ヵ月ぶりに東京に戻った。何度もLCCを利用したが、定刻発着した記憶がないのに昨日は定刻より早く成田に着いた。だが、何時ものように成田の風が強くフラフラしながら無事着陸した。航空機事故が相次いだ80年代に米国出張した時、無事着陸すると拍手が起こったのを思い出した。

その前日の夕方に何時もの堤防沿いを散歩中に奥さまやお婆ちゃん達に会い、親しく話させて頂いた方々のほぼ全員に挨拶できた。7月の西日本豪雨以来ただの挨拶から生活情報を詳しく交換するようになり、すっかり仲良くさせて頂いた。ご近所の人達とも一通り挨拶した。

その前に自宅に持ち帰る衣料雑貨を宅急便で送る手続きをした。事務員によるとそこは豪雨時腰のあたりまで浸水し、大型の業務用冷蔵庫は交換し床から天井まで塗り替えたそうだ。新興商店街の復旧は終盤戦に入り、シャベルカーなど巨大な重機が約30台並ぶヤードの柵を作り直していた。その隣の時々行った韓国料理屋も遂に再開していた。見かけ上は年内に災害復旧が終わりそうだ。

隣家の「考える農夫」とお米の値段について情報交換し、息子が調べてくれた都心のスーパーのお米の値段を伝えた。個人農家がお米を販売するには送料の比率が高く、競争力のある値付けをするのが難しいと改めて実感した。息子は興味を持ってくれたが価格合理性がないと長続きしないと思う。

日曜日は県知事選があり現職が3選を果たした。西日本豪雨時とその後の復旧に私が見聞きした範囲では、中村知事の存在感は全く無かった。しかし、対抗馬は共産党系のみで初めから勝負は決まっていた。今迄は選挙権のない私にも投票を勧める電話が来たが、今回は一度も電話を受けなかった。それはそれで寂しかった。比べると小池東京都知事の存在感は大したものだ。

新宿から京王線に乗って自宅に向かった。3時前の車内は私と似た年恰好の老婦人と女子高生が目立った。高度成長時代に住み着いた多摩団地の人達が高齢者になり、都心で用事を済ませて家に戻っているのだろうか。私も自宅に戻り荷物を片し周辺を散歩した。東京の郊外でも百貨店(伊勢丹)が撤退するという噂は本当だった。個別商店が入った周囲の新築のビルに押されているのだろうか。■

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