かぶれの世界(新)

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「めぐり逢い」を見て涙するジーサン

2018-10-26 20:55:04 | 映画
いつものようにバドミントン練習に参加後、昼食を済ませ書斎に行きテレビを見ると、見覚えのあるカップルの映画をやっていた。私が子供の頃大ヒットした映画「めぐり逢い」だ。逆算すると60年くらい前に封切られ、私が初めて見たのは成人してテレビの再放送だったと思う。

典型的な美男美女が主演するラブロマンスだが、今見てもデボラ・カーの美しさは特別だった。昔から好きだった西部劇とか戦争物、最近のアクション映画とは違い、ストーリーはシンプルでゆっくり進んでいく。だが、この手のラブロマンス映画もバックに流れる音楽とマッチして好きだった。

この映画は戦前に作られた映画のリメイクで見たことがある(「邂逅」という)。これも悪くはなかった。だが何といってもこのリメーク版が人気があったと思う。余りの人気でその後もリメイク版が作られた。トム・ハンクスとメグ・ライアン主演の「めぐり逢えたら」とウォーレン・ビーティとアネット・ベニング主演の「めぐり逢い」で、実は米国滞在中に2つともビデオを買った。

久し振りにこの映画を見て特に最後のクライマックスの場面で、恥ずかしながら私は大泣きに泣いてメガネが曇ってしまった。以前は何回も繰り返し見たが泣いたりしなかった。近年ちょっとしたテレビドラマでも涙を流すことが多くなった。

娘は目ざとく見つけて憎たらしくも家族の前で私をからかう。更には、この場面できっと泣くよとかいって私が泣くのを予測したりする。だが、それでもどうしようもなく泣いてしまう。恥ずかしながら今日みたいに西日本豪雨で肱川氾濫したみたいに大泣きしたのは初めてだ。

原因は、よく言われるようにジーサンになって涙腺がゆるくなった為か、それとも感受性が豊かになったのか、或いは体のあちこちが劣化したように単純に馬鹿になったのか。それにしても、ダムが欠壊したような大泣きは我ながら驚き恥ずかしかった。■

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