かぶれの世界(新)

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天邪鬼・リオ五輪の教訓

2016-09-04 15:38:23 | ニュース
南米で初めて開催されたオリンピックは成功したのだろうか。総合的に見ればリオデジャネイロ五輪は成功したと思う。事前に心配されたテロなどの大きな治安問題は起こらず、ロシアのドーピング問題にも拘らず大会は盛り上がりを見せ、総合的には成功したと言ってよいのではないだろうか。観客が少なかった競技も報じられたが、ブラジルではサッカーに勝ったら大満足のはずだ。

日本では大会前に大会準備の遅れやリオの犯罪の多さなど心配なニュースが何度となく流れた。マスコミはリオ五輪は問題だらけと競って報じた様に感じる。多くの人達が心配したはずだ。しかし、大会が始まると報道は連日の日本選手の活躍に集中し、指摘した問題がどうなったのか全く分からなかった。正直、いまだに分からない。

私はマスコミのこの報道姿勢は無責任だと思う。散々問題を指摘しそれがどうなったか知らん顔だ。自分が報じたことには責任を持ってフォロウし、どうなったか報じるべきた。ブラジルを馬鹿にしたような報じ方だと感じた。もしかしたら、マスコミが騒ぎ立てる問題はいい加減だから無視しろという教訓を与えているつもりなのだろうか。

多分、そういうことだと理解すべきだ。物事ブラジルぐらいいい加減(失礼!)にやっても良い、細かいことを騒ぎ立てる報道など気にするな、大体うまく行ってれば大丈夫。これがリオ五輪の最大の教訓ではないだろうか。小池知事、大筋間違わなければ大丈夫、気楽にやって下さい。失礼な言い方だが、指摘を受けたら「ブラジルよりまし」と答えればいい。■
コメント
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