かぶれの世界(新)

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田舎暮し雑感09夏(3)

2009-07-05 18:40:29 | 日記・エッセイ・コラム

1週間前までは梅雨になったというのに雨が降らず、ローカルテレビは水不足のニュースを連日流していた。今週前半は二日連続で土砂降り、残りの日も断続的に雨が降った。今にも底が見えそうだった石手川ダムの水位は例年の80%まで戻り、松山市の断水は解除された。

典型的な梅雨模様で家の中が一気に湿っぽくなった。谷間の奥にある実家は風の通り道で、朝夕の谷風は心地良い。だが、雨が降ると他所より湿った空気が家を通り抜け家中湿っぽくなる。台所の水きり辺りから、クロークの中のスーツまでカビが生える。今はまさにそういう季節だ。

一方、この季節は畑の雑草には最高の季節だ、日に日に伸びて行くのを感じる。直前に数日かけて畑を耕したが、たった一夜の雨で雑草が生き返る。今年はそれまで乾燥した日が続いたので草の根が深く、鍬が入りにくく手ごわかったというのに。

連日の雨の後、雑草の生き生きとした姿を見てギブアップ。実際、見回して誰も鍬で畑を耕している農夫などいない。散歩の途中、たまたまトラックターで畑を耕す隣の農夫の息子を見つけて、うちの畑もやってくれと頼んだ。正直ほっとした。私には百姓の真似事は続けられない。

楽しみもあった。先週の日曜日、車で小一時間の漁港の小さな町で行われたバドミントン大会に参加し、男子複3部で優勝した。殆どの参加者は初心者だがそれでも嬉しかった。パートナーは奇遇にも父が勤めていた市役所の同僚で、もうとっくに定年退職され地元協会の会長だった方だ。私たちの合計年齢はゆうに130歳を超え、圧倒的に最高齢チームだった。

昨年、毎日食後に散歩し始めた頃からハードな運動後の膝の痛みが軽減され、大会の日も最後の試合まで動けたのが勝因ではないかと思う。こちらのクラブではバドミントン練習を週2‐3回やっている。体力的には目一杯だが、その方が少なくとも翌日の血圧は低い。

散歩の途中いつも橋の上からチェックしていた鯉を見かけなくなった。土砂降りが続いた日から川は増水、水が少し退いた今でも濁ったまま底が見えない。3日前だったか、別の場所で数匹見つけたが以前ほどの数ではない。どこに行ったのか、梅雨が明ける頃には分かるだろう。■

コメント
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