かぶれの世界(新)

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田舎暮らし雑感06冬(2)

2006-12-14 23:34:25 | 日記・エッセイ・コラム

から見えるのは美しいけどチョット変な風景だった。知人のSさんの作品を展示していると聞いてギャラリーのある松山に見に行く途中、列車の窓から見た里山の風景は季節外れの紅葉だった。そういえば数日前に裏山をマウンテンバイクで走った時も同じだった。天気予報では今年は観測史上5番目に高い平均気温(平年より+0.3度)で、その殆どは過去5年に集中しているという。

今年の夏会ったときSさんは薬剤師をやめたいといっていたが、半年かけて奥さんを説き伏せ終に早期退職されたそうだ。これからは実家の農業とセミプロ級の写真三昧の生活を送られるという。私たちの世代はこういう人達が増えているらしいが身近にもいた。展示されていた写真は石鎚山など地元の山岳など美しい自然を撮ったものが殆どで、美しいけど雄大さがなく箱庭を撮った感じがすると正直な感想を言った。写真技術の評価じゃないから大丈夫だろう。

気は街に出て聞けということで例によって大街道から湊町にある繁華街を歩いてみた。テナント募集中でシャッターが閉まっている店舗6件、改装中2件しかなく全体にシャッターが気にならなくなっていた。年末商戦の飾り付けがされ商店街全体に今までにない活気が感じられた。今風の明るくてスペースを十分にとった洒落た店舗が増えた。目立つのは洒落たブティックに加えて、携帯電話販売とパチンコ店というのは時代を反映している。

パチンコ店は何処に行っても隆盛だ。故郷の大洲市の財政改革の一環としてカジノ特区を提案したが、実家の近くの新興商店街には広大な駐車場を備えた大きなパチンコ屋が数軒乱立し何処も繁盛している。夜ともなればそのネオンサインが夜を焦がしている。特区に指定されなくとも実態は十分そうなっていた。

郷して2週間経ちエスプレッソの焦げた味のコーヒーが恋しくなったところ、スターバックスのアメリカーノをたっぷり味わった。ギャラリーを出てコブサラダを軽い昼食代わりに食べようと、今夏行って気に入ったレストランに入るとメニューからコブサラダが消えていた。勘定を済ませるため会計に行きコブサラダは人気無いのかと聞くと、小数のマニアがいるだけなのでという返事だった。そういうものか。■

ドロップキャップの技を教えてもらったので試しに使ってみた。今まで長い文章の時小見出しを使っていたが、書き出しの漢字一字でその後に続く文の感じを出すやり方は難しい。

コメント
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