さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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のだめカンタービレ

2006年10月17日 | 音楽
10月16日の21時からのドラマ「のだめカンタービレ」の初回を見た。面白かった。

なかなか笑える演技で、ドラマ化というよりは、漫画の実写版と思える。主人公二人を演じる俳優は知らないけど、漫画とそれほど違和感はなかった。

初回ということで、登場人物の紹介が多く、話が飛んでいたのはしかたないが、これからの回は、音楽は細切れではなく、じっくりと聞かせて欲しい。ベートヴェン・ピアノソナタ「悲愴」がなぜ「悲惨」なのか、演奏で示してもらえると良かったのだが。随所に出てくる音楽がなにかと考えるのも面白いが、クラッシック音楽入門の意味も持たせるなら、局名をテロップで入れるのも良いのではないだろうか。

ドラマのクライマックスになるだろう、Sオケのベートーヴェン交響曲3番の回は、全曲の演奏を流すくらいの意気込みで作って欲しい。

曲の選び方では、かなりのマニア度も感じられ、今後が楽しみである。冒頭の回想シーンのプラハでの演奏曲は、ドヴォルザークだとまでは判ったが、曲は判らなかった。「チョコ組曲」だったよう。幸いというか、iPODに入れてあったので聞いている。

飛行機の胴体着陸の音楽が、ヴェルディのレクイエムであったのは、笑えた。最近では、バラエティー番組でも使われて「バトルロワイヤル」の殺戮をパロった音楽としてのイメージが強くなっている。

これまでのクラッシック音楽使用の最高傑作といえるアニメ「銀河英雄伝説」と思っている。マーラーの交響曲3番によって艦隊戦がはじまり、キルヒアイスの葬送曲は、なんとワーグナーの交響曲からであった。「のだめカンタービレ」は、これを越えられるであろうか。

本屋では、山と渓谷と岳人の11月号、「のだめカンタービレ15巻」を買ってきたのだが、(この三冊をセットで買うやつはいるだろうか)、漫画は、ドラマと干渉しあうといけないので後回し。

ということで、山の話は、今日もお休み。
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