さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
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この週末の山 黒禿の頭から大力山

2007年11月12日 | 登山
土曜日には、黒禿の頭から大力山への周回コースを歩いてきました。

4月30日に歩いていますが、この時に知った大地川沿いの林道に下る道の状態を、季節を変えて再度確かめるのが目的です。今回は、逆回りで歩きました。

大力山の登り口になる宝泉寺に車を停めて歩き出しました。集落内から、鳴倉山の山頂に通じる干溝林道に進みます。途中で、沢沿いに続く干溝林道支線に入ります。この林道の終点が山道の取り付きです。林道流点の標柱が目印になります。本流右岸に枝沢が入り、砂防ダムがかかっています。



本流の谷奥に向かって、幅広の道が続いていますが、これを辿ると仙能沢に入ってしまいます。今回、うっかりこの沢を登ってしま、引き返すというミスをしでかしました。

草に隠されていますが、堰堤に向かって左側から山道が始まっています。しばらく夏草を我慢して進むと、しっかりした山道になります。やがて沢をからみながらの登りが始まります。水の中には入らないでも歩けます。

杉林になった台地に出ると、前方に稜線が迫ってきます。ここからは、しっかりした山道となり、651mピークの北側の鞍部で稜線に出ます。

この先は、しっかりした登山道が続きますので、問題はありません。



黒禿の頭は、右寄りのピークです。左は、笠倉山で、横切るのは折立からの林道。



黒禿の頭への登りでは、最後の力を振り絞らされますが、展望に慰められます。これは、毛猛山塊の眺め。



黒禿の頭は、いつものように貸切の山頂でした。紅葉もまだ盛りの展望が広がっていました。これは、大力山に至る稜線。背後は、小出の街並み。遠くは、米山、刈羽黒姫山、八石山も見えています。



トヤの頭越しに見る権現堂山。



唐松山の眺め。



下山は、展望を楽しみながらの歩きになります。



登山道沿いの木立も、雨上がりのしっとりした色を見せていました。



谷の紅葉も、終盤とはいえ、まだ楽しめました。



黒禿の頭の山頂から遠ざかると、八海山の山頂も姿を現しました。



下るに連れて、大力山の山頂も立派に見えてくるようになります。



大力山は、最高点から少し下ったところにあずまやが置かれており、そこが山陽とされています。



山頂は、刈り払いの広場になっており、振り返ると、黒禿の頭の向こうに、越後駒ヶ岳、中ノ岳、八海山が並ぶ姿を見ることができます。



小出の町も眼下に見下ろせます。



権現堂山の向こうに虹が見えていました。もっとも、翌日は雨の予報が出ていましたが。



大力山からは、登山道も良く整備されており、一気に下ることができました。これは、登山口の宝泉寺。


黒禿の頭は、周回コースであるけますが、先に黒禿の頭に登ってしまい、展望を楽しみながら大力山へ下山というのが良いように思えます。

春の黒禿の頭の様子はこちら。

黒禿の頭

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