さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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三国山から大源太山 (2008.10.4.)

2008年10月06日 | 登山
先週の疲れも残っており、紅葉の時期は有名山は混み合うということで、土曜日には、谷川連峰の三国峠から大源太山までというマイナーコースを歩いてきました。

谷川連峰には、マッターホルンにたとえられるもう一つの大源太山がありますが、こちらはあまり知られていないほう。

三国峠までは、上信越自然歩道でもあり、良く整備された道が続きます。



ひと汗かくと、三国峠に到着します。お堂の背後に三国山の斜面が広がっていますが、山頂は、見えていません。



ひと登りすると、笹原の広がるお花畑に出ます。夏には、ニッコウキスゲの花が広がるところです。



登りの途中に振り返ると、長倉山を経て稲包山に至る稜線が一望できました。稲包山は、中央のピークです。



山頂直下は、一直線の階段登りになりました。登山道の整備は良いけれど、登るのがかえって大変になりますね。



ひと汗かいて、三国山に到着です。朝早いため、誰もいない山頂です。



三国山の山頂一帯の潅木は、紅葉に彩られており、その間から平標山から仙ノ倉山に至る稜線を眺めることができました。



紅葉は始まったところですが、それだけに痛んでいないきれいな葉を見ることができました。



谷川連峰の中央部を眺めることができました。左奥が谷川岳で、右が秘峰小出俣山。



山頂から下って縦走路に出て、小ピークに出ると、平標山に続く縦走路を眺めることができました。

中央部が、今日の目的地の大源太山です。大登りはありませんが、小さなピークを越していくことになります。



笹原に点在する潅木も色づき始めていますが、紅葉の盛りはもう少し先のようです。



大源太山も近づいてきました。左によりそうピークが三角山で、下山は、左に延びる尾根を使って浅貝に下ります。



大源太山が近づくと、紅葉も鮮やかになってきました。



紅葉を楽しみながらの歩きになりました。



三角山への登りをもうひと頑張り。



三角山には、登山の案内標識が立てられています。



三角山から見る平標山。



三角山から望む大源太山。





縦走路から分かれて大源太山への登山道に進みます。ひと登りすると、なだらかな道にかわります。



登山道周囲の紅葉も美しくなってきました。



大源太山の山頂に到着。背後には、平標山(左)と仙ノ倉山(右)の眺めが広がっています。



平標山から仙ノ倉山にかけては、たおやかな稜線で結ばれています。



これに対し、右に連なるエビス大黒の頭は、険しい岩山の姿を見せています。右奥は、万太郎山。



中央奥には、谷川岳も眺めることができます。



三色の色が並んでいました。



歩いてきた稜線を見下ろしたところ。



色づいた葉。



山頂から下っていく途中、平標山の家を見下ろすことができました。



三角山に戻り、浅貝への道を下ります。利用者は少ないようですが、しっかり整備された道が続きます。



途中にはブナ林も現れて、階段状に過剰整備された平元新道よりも、土の感触を味わいながら歩くことができます。



途中で、鉄塔の下を通過して、その上が毛無山となります。その後は、尾根を一気に下ると、浅貝ゲレンデに出ます。



ゲレンデ下には、三角山登山口の標識が置かれています。

ここから、三国峠登山口に置いた車までは、40分の車道歩きになります。

今回は、紅葉の盛りには少し早かったですが、展望と紅葉を楽しむには良いコースなので、機会がありましたらどうぞ。
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