「スノーシューコースプランGUIDE」(山と渓谷社、1600円)が先頃出版された。
2月号の山と渓谷でも、第二特集としてスノーシューが取り上げられており、スノーシューの人気は高まっている。これまで、スノーシューのコースガイドは無く、待たれていた本である。
読んで参考になるところも幾つかあるが、不満もある。
スノーシューといっても、レジャー・スノーシューとバックグランド・スノーシューに分けられるようである。山麓の森を歩いて自然観察を行い、雪に親しもうというのがレジャー・スノーシューのようで、この本に取り上げられているコースのほとんどもそういったものである。
スノーシューは、登山の道具であり、あくまでピークを目指すのが目的と考えている。ところが、この本にはそういったコースは僅かしかのっていない。現在では、バックカントリースキーのコースガイドを参考にして、スノーシューでも歩けそうなコースを探すしかないようである。アクティヴィティーの点では、スノーシューは山スキーに大きく水を開けられている。
地図読みをすれば、スノーシューのコースは無限にあるといってよいが、これはまた経験を積んでからの話である。
雪山に慣れないものが、スノーシューのツアーに参加して、雪の森での自然観察を行うことは良いことだと思う。しかし、その先、スノーシューを使ってピークを目指すようなステップアップができるようになっているだろうか。
少し前に、歩くスキーということで、スキー場脇に専用コースが設けられたこともあったようであるが、今は下火になったようである。スノーシューが、この二の舞にならないようにと思っている。
2月号の山と渓谷でも、第二特集としてスノーシューが取り上げられており、スノーシューの人気は高まっている。これまで、スノーシューのコースガイドは無く、待たれていた本である。
読んで参考になるところも幾つかあるが、不満もある。
スノーシューといっても、レジャー・スノーシューとバックグランド・スノーシューに分けられるようである。山麓の森を歩いて自然観察を行い、雪に親しもうというのがレジャー・スノーシューのようで、この本に取り上げられているコースのほとんどもそういったものである。
スノーシューは、登山の道具であり、あくまでピークを目指すのが目的と考えている。ところが、この本にはそういったコースは僅かしかのっていない。現在では、バックカントリースキーのコースガイドを参考にして、スノーシューでも歩けそうなコースを探すしかないようである。アクティヴィティーの点では、スノーシューは山スキーに大きく水を開けられている。
地図読みをすれば、スノーシューのコースは無限にあるといってよいが、これはまた経験を積んでからの話である。
雪山に慣れないものが、スノーシューのツアーに参加して、雪の森での自然観察を行うことは良いことだと思う。しかし、その先、スノーシューを使ってピークを目指すようなステップアップができるようになっているだろうか。
少し前に、歩くスキーということで、スキー場脇に専用コースが設けられたこともあったようであるが、今は下火になったようである。スノーシューが、この二の舞にならないようにと思っている。