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昨日は地元句会の吟行で湖東三山と多賀大社を巡りました。
我が句会だけでは人数が少なくなったので外部にも呼びかけますが、市役所の中型バス利用で会費も安く昼食もそこそこ豪華なものにするので評判が良く、毎回定員を越す申し込みがあります。
今回の参加者は直前のキャンセルがあって、補助席を利用せずに済む31人でした。
参加者による句会は5月30日に改めて行います。
私は現役時代には近江富士C.C.がホームコースだったのでこの行程は何度行き来したか分らず懐かしさは甦りましたが、その後のブランク期間に大きな変化も起こっていました。
特に新しく湖東三山スマートI.C.が出来ていたこと、大規模なソーラーパネルの設置などが目に付きました。

新緑の蓋(おほ)ふ山門大草鞋(百済寺、以下同じ)

堂裏の緋鯉真鯉や初夏の風

河骨(かはほね)の葉陰に強き黄を放つ

新緑を浴びて座します弥勒仏

五月雨の叡山隠す百済寺

重文の百済寺本道内部

磴に沿ふ水子地蔵のかざぐるま(金剛林寺、以下同じ)

塔仰ぐ金剛林寺新樹光

若葉光金剛林寺静もりて

振り返る山門までの若楓(西明寺、以下同じ)

西明寺庭の躑躅(つつじ)の咲き遅れ(西明寺、以下同じ)

夕立の上がれば光る苔の庭
風薫る苔の古刹を過ぐるとき
薫風のすり抜けて行く苔の庭

国宝の西明寺本堂(一部)と同三重塔

新緑を背負ふ大社の佇まひ(多賀大社)