kan-haru blog 2009
< 総合INDEX へ
大森町駅構内高架橋の工事
・2号工事機の解体
大森町駅構内の残る2面の高架駅橋の築造には、そこに残された建設の役務を終えた2号工事機を撤去する必要があり、前回記述の1月のはじめでは工事機が架台部分を残した状態まで解体が進んでいました。
工事機の解体が進む(左・中:架台の分解が進む0117撮影、右:工事機が分解され脚台のみとなる0124撮影)
工事機の解体作業は、終電後から始発電車までの間にしか行えないため、作業時間が短いので解体が始まった(「大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 大森町駅付近(第28回速報版)」参照)昨年の12月6日から、解体撤去された2月1日までの解体期間はおよそ2ヶ月もかかりました。
大森町駅ホームから撤去される工事機(左:工事機脚台撤去0127撮影、中:ゑびすヤードに撤去廃材を保管0127撮影、右:工事機撤去の駅ホーム0201撮影)
・駅構内高架駅橋の建設
工事機の大半が撤去された駅構内では、高架駅橋の建設の準備が始められ、1月27日頃から工事機解体作業と同時に大勢の作業員が駅ホームの仮屋根を外す作業や、作業が見えませんが駅ホーム下部での準備工事を移動クレーンを使用して行っている様子です。この準備工事は継続して2月に入っても続けられ、4日に見た時には橋梁のコンクリート柱が重量物運搬車で搬入され、ゑびすヤードに何本かが荷揚げして保管されていました。この、コンクリート柱は、大森町第1踏切道(大森町商店街通り)上に架設するガード用橋梁と思われます。
駅構内高架駅橋築造の準備が始まる(左・中:高架駅橋築造の準備0127・30撮影、右:ガード橋梁コンクリート柱搬入0204撮影)
ガードを架設する工事用の鋼材は、駅構内北方の連絡橋を架設(前回記事参照)した後の1月8日に駅構内高架駅橋の南端部に移動させて、現在は残る2面の駅構内高架駅橋の建設が行われてから、ガードの架設工事を開始するまで待機の姿勢です。
ガードの架橋に備える架設工事用鋼材(左:駅構内北方の架設済みの連結橋、中:架設工事完了して移動した工事用鋼材0111撮影、右:ガード架設に待機の工事用鋼材0201撮影)
・高架工事に架かる電灯線電柱の撤去
2008年9月11日に駅構内第5面目に築造の高架駅橋は、東面の高架駅ホームの築造構造部が東京電力配電線用の電灯線電柱とぶつかり、現在まで駅ホーム橋脚用の桁梁が付けられていない状態(「大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 大森町駅付近(第23回その1)」参照)のままでした。
そのため、同年10月25日に当該電灯線電柱の脇へと移動させて、新たな接続型の金属製電柱の新設工事が行われました。
従来電柱が高架橋と重なるため電柱の新設工事を行う(左・中・右写真拡大20081025撮影)
現状の電灯線電柱には電力線配電線の他に、ケーブルテレビ、電話線、共同聴取受信用分配ケーブルやその他各種の通信ケーブルが多数配線されていますので、その移設の工事は簡単ではありません。暮れの12月13日に、旧電柱に残っている各種のケーブルを新電柱へ移設の付け替え工事が行われました。やっと、年明けの1月8日には旧電柱からは、各種のケーブル類が完全に移設されていました。2月1日に、旧電柱を引き抜いて除去され、旧いコンクリート電柱を半分に切断して運んで行きました。現状の街並みでは、1本の長い電柱だと運搬できないのです。
旧電柱の撤去工事(左:新電柱に各種ケーブルの付替え工事、中・右:除去電柱は半分に切断して運ぶ)
電柱が除去されましたので大森町駅第5面の高架駅橋に、駅東側空き地に保管中のホーム橋脚桁梁が、東西両面に取り付けができます。
< 総合INDEX へ
・毎月1日付けのIndexには、前月の目次を掲載しております(2月分掲Indexへ)
・カテゴリー別Index 大森町界隈あれこれ 京浜急行関連総目次 2009年前期版、2008年後期版、2008年中期版、2008年前期版、2006・2007年版 へ
・サブ・カテゴリー別Index 京浜急行の高架化 大森町付近工区2009年版、大森町付近工区2008年版、大森町付近工区2006・2007年版、梅屋敷付近工区、京急蒲田付近工区、雑色付近工区、糀谷付近工区 へ
<前回 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 糀谷駅付近(第8回) へ
次回 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 大森町駅付近(第30回その2) へ
< 総合INDEX へ
大森町駅構内高架橋の工事
・2号工事機の解体
大森町駅構内の残る2面の高架駅橋の築造には、そこに残された建設の役務を終えた2号工事機を撤去する必要があり、前回記述の1月のはじめでは工事機が架台部分を残した状態まで解体が進んでいました。
工事機の解体が進む(左・中:架台の分解が進む0117撮影、右:工事機が分解され脚台のみとなる0124撮影)
工事機の解体作業は、終電後から始発電車までの間にしか行えないため、作業時間が短いので解体が始まった(「大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 大森町駅付近(第28回速報版)」参照)昨年の12月6日から、解体撤去された2月1日までの解体期間はおよそ2ヶ月もかかりました。
大森町駅ホームから撤去される工事機(左:工事機脚台撤去0127撮影、中:ゑびすヤードに撤去廃材を保管0127撮影、右:工事機撤去の駅ホーム0201撮影)
・駅構内高架駅橋の建設
工事機の大半が撤去された駅構内では、高架駅橋の建設の準備が始められ、1月27日頃から工事機解体作業と同時に大勢の作業員が駅ホームの仮屋根を外す作業や、作業が見えませんが駅ホーム下部での準備工事を移動クレーンを使用して行っている様子です。この準備工事は継続して2月に入っても続けられ、4日に見た時には橋梁のコンクリート柱が重量物運搬車で搬入され、ゑびすヤードに何本かが荷揚げして保管されていました。この、コンクリート柱は、大森町第1踏切道(大森町商店街通り)上に架設するガード用橋梁と思われます。
駅構内高架駅橋築造の準備が始まる(左・中:高架駅橋築造の準備0127・30撮影、右:ガード橋梁コンクリート柱搬入0204撮影)
ガードを架設する工事用の鋼材は、駅構内北方の連絡橋を架設(前回記事参照)した後の1月8日に駅構内高架駅橋の南端部に移動させて、現在は残る2面の駅構内高架駅橋の建設が行われてから、ガードの架設工事を開始するまで待機の姿勢です。
ガードの架橋に備える架設工事用鋼材(左:駅構内北方の架設済みの連結橋、中:架設工事完了して移動した工事用鋼材0111撮影、右:ガード架設に待機の工事用鋼材0201撮影)
・高架工事に架かる電灯線電柱の撤去
2008年9月11日に駅構内第5面目に築造の高架駅橋は、東面の高架駅ホームの築造構造部が東京電力配電線用の電灯線電柱とぶつかり、現在まで駅ホーム橋脚用の桁梁が付けられていない状態(「大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 大森町駅付近(第23回その1)」参照)のままでした。
そのため、同年10月25日に当該電灯線電柱の脇へと移動させて、新たな接続型の金属製電柱の新設工事が行われました。
従来電柱が高架橋と重なるため電柱の新設工事を行う(左・中・右写真拡大20081025撮影)
現状の電灯線電柱には電力線配電線の他に、ケーブルテレビ、電話線、共同聴取受信用分配ケーブルやその他各種の通信ケーブルが多数配線されていますので、その移設の工事は簡単ではありません。暮れの12月13日に、旧電柱に残っている各種のケーブルを新電柱へ移設の付け替え工事が行われました。やっと、年明けの1月8日には旧電柱からは、各種のケーブル類が完全に移設されていました。2月1日に、旧電柱を引き抜いて除去され、旧いコンクリート電柱を半分に切断して運んで行きました。現状の街並みでは、1本の長い電柱だと運搬できないのです。
旧電柱の撤去工事(左:新電柱に各種ケーブルの付替え工事、中・右:除去電柱は半分に切断して運ぶ)
電柱が除去されましたので大森町駅第5面の高架駅橋に、駅東側空き地に保管中のホーム橋脚桁梁が、東西両面に取り付けができます。
< 総合INDEX へ
・毎月1日付けのIndexには、前月の目次を掲載しております(2月分掲Indexへ)
・カテゴリー別Index 大森町界隈あれこれ 京浜急行関連総目次 2009年前期版、2008年後期版、2008年中期版、2008年前期版、2006・2007年版 へ
・サブ・カテゴリー別Index 京浜急行の高架化 大森町付近工区2009年版、大森町付近工区2008年版、大森町付近工区2006・2007年版、梅屋敷付近工区、京急蒲田付近工区、雑色付近工区、糀谷付近工区 へ
<前回 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 糀谷駅付近(第8回) へ
次回 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 大森町駅付近(第30回その2) へ