後がない!後がない!時間が迫って、背に腹は代えられない状態まで追い込まれて、確定申告に行く。
農業所得の申告をしている。ほとんど販売はしていないので、申告の必要性もないのであろう。
新しい機械を入れる気もないし、作付け田も少なくなり、年金収入の税金もあまり返還されることもない。
とにかく義務として確定申告をしている。便利さの進歩は、スピードが速くなっている。
昨年の確定申告時には、スマホの話はあったが、パソコンが主流であったように思う。
今年は様子が違った。自分は、「骨壺人間」だとはっきり認識した。
会場に入ると、「スマホで申告しましょう。スマホを出してください。」と言われる。
「目が見えませんので、スマホはほとんど使いません」と言う。「ではパソコンにしましょう」
パソコン室に入る。昨年は4~5台は並んでいたが、今年は2台しかない。
指導員がパソコンの前に陣取り、「後ろの椅子に腰かけてお待ちください」と言われた。
資料を出すだけで、何もすることがない。(よぼよぼの婆さんに、何が出来るかと言われそうである)
指導員におんぶに抱っこ状態で、申告は無事終了。
冥土に片足突っ込んでいるような婆さんでも、いくらスマホが嫌いだと言っても、このままではいけない。
一念発起して、スマホが扱えるようになろう。その後、自論の「スマホで人類総白痴」を喋ろう。
AIの話し方は、感情を入れない話し方であるから、助詞の発音が微妙に違うとの説明を、やっと理解してもらった。