今日は、むかし懐かしの
アニメ・特撮の主題歌についてでがんす。
NHKラジオ「ラジオ深夜便」、
5月4日(月)の午前3時台は、
「幼き日の歌:懐かしのアニメ/特撮ヒーロー・ソング集」
がオンエアされた。
その中から前回は、
スポーツアニメの主題歌
「アタックNo.1」
「あしたのジョー」
の2曲について話をさせてもろうた。
↓前回については、こちら↓
懐かしのアニメ/特撮ヒーロー・ソング集(その2)
今回は、「ウルトラシリーズ」の主題歌
「キャプテン・ウルトラの歌」
「ウルトラセブンのうた」
の2曲でがんす。
「ウルトラシリーズ」は、
「タケダアワー」
(毎週日曜午後7時から)
で放送され、
日本中に怪獣ブームを巻き起こした
円谷プロによる作品のことをいう。
『ウルトラQ』(1966年1月から7月)
『ウルトラマン』
(1966年7月から1967年4月)
『ウルトラセブン』
(1967年10月から1968年9月)
しかし、完璧を目指す円谷プロの体制が
スケジュールの遅れとなり、
制作が放送に追いつかなくなった。
そこで、大人気の『マン』を終わらせ、
同じ時間枠に「ウルトラ」の名をつけた
番組を他社に制作させる。
その間、円谷プロには次の作品を
先行して制作させることにした。
その間をつなぐ作品として
企画・制作されたのが
『キャプテンウルトラ』じゃった。
『キャプテンウルトラ』は
宇宙を舞台にした物語なので
「宇宙特撮シリーズ」
と名付けられた。
ちなみに、円谷プロによるものは
「空想特撮シリーズ」
と名付けられている。
■キャプテン・ウルトラの歌
作詞:長田紀生
作曲:冨田 勲
歌:上高田少年合唱団、
ヴォーカル・ショップ、
マイスタージンガ―
向かって右から、
ロボットハック、
ケンジ少年、
キャプテンウルトラ、
アカネ隊員、
キケロのジョー
(『ぼくらが大好きだった
特撮ヒーローBESTマガジン』表紙
(2005年))
「キャプテン・ウルトラの歌」は、
特撮テレビ『キャプテンウルトラ』の主題歌。
放送期間/1967年4月から9月
監修/都筑道夫、光瀬龍
制作/東映、TBS
シュピーゲル号
(『ファンタスティック・コレクション No.6
テレビ版 宇宙を駆けるSFヒーローたち』1978年より)
「キャプテンウルトラ」といえば、
3機が分離・合体する光速宇宙艇
シュピーゲル号じゃの。
普段は3機が一体で行動するんじゃが、
いざ、戦闘となると、
下にある1号機と、
上にある2・3号機が分離して攻撃。
戦闘が終わると、1号機を中心に
2号機と3号機が合体するというもの。
この3機の分離・合体は、
次番組の『ウルトラセブン』で、
ウルトラホーク1号に引き継がれた。
いうか、3機の分離・合体といえば、
ウルトラホーク1号の方が有名じゃの。
この番組が放送されとったころに
買うてもろうたのが、
シュピーゲル号が印刷された風呂おけ。
このおけには特殊な印刷がしてあって、
おけに湯を入れて温度が上がると、
シュピーゲル号の色が変わる
というものじゃった。
↓「キャプテン・ウルトラの歌」については、こちら↓
「キャプテン・ウルトラ」YouTube
■「ウルトラセブンのうた」
作詞/東 京一
作曲/冬木 透
歌/みすず児童合唱団、ジ・エコーズ
ウルトラセブンのレコードジャケット
(キングレコード)
「ウルトラセブンのうた」は、
特撮テレビ『ウルトラセブン』の主題歌。
放送期間/1967年10月から1968年9月
制作/円谷プロ、TBS
↓「ウルトラセブンのうた」については、こちら↓
「Ultraseven Opening (High Quality) ウルトラセブン」YouTube
ウルトラセブンといえば、
♪地球を守る警備隊
名づけてウルトラ警備隊
「ウルトラ警備隊のうた」
作詞/東 京一
作曲/冬木 透
の、ウルトラ警備隊。
『マン』の次回作として企画された
『ウルトラ警備隊』は、
マンのような変身ヒーローが
登場せんという設定じゃった。
その後、『ウルトラアイ』、
『レッドマン』と代わり、最終的に、
「ウルトラ警備隊7人目の隊員」を意味する
『ウルトラセブン』となった。
ほいじゃけぇ、
「ウルトラマンセブン」は間違いなんじゃの。
あと、セブンの頭部についている武器が
「セブンスラッガー」でなく
「アイスラッガー」なのは、
『ウルトラアイ』の名残りなんかもしれん。
ウルトラ警備隊は、出てくるメカが
とにかくかっちょええ。
先ほど紹介した、
3機が分離・合体するウルトラホーク1号。
二子山スライドさせての
発進シーンは、最高じゃのう。
宇宙で活躍するロケット型戦闘艇
ウルトラホーク2号。
偵察任務や輸送用として
使われることが多いウルトラホーク3号。
パトロールで使われる特殊車両
ポインター。
などなど、キリがないが、
わしが一番欲しかったのが、
ビデオシーバー。
ビデオシーバーは、
内側がモニターになっている
腕時計型通信機。
このモニターを通して、
相手の顔を見ながら通話ができる
というすぐれもの。
新型コロナウィルスのため
テレワークで仕事をしている人には、
必需品でがんす!
↓ビデオシーバーについては、こちら↓
「おタカラギャラリー<第3回>ウルトラセブン ビデオシーバー」キャラメル横丁
【参考文献】
大下英治『仮面ライダーから牙狼へ 渡邊亮徳・日本のキャラクタービジネスを築き上げた男』(2014年 竹書房文庫)
今日は、「ウルトラシリーズ」の主題歌
「キャプテン・ウルトラの歌」
「ウルトラセブンのうた」
について話をさせてもろうたでがんす。
次回、
懐かしのアニメ/特撮ヒーロー・ソング集(その4)は、
「忍者マーチ」
「ジャイアントロボ」
「マグマ大使」
の3曲の予定じゃ。
ほいじゃ、またの。
アニメ・特撮の主題歌についてでがんす。
NHKラジオ「ラジオ深夜便」、
5月4日(月)の午前3時台は、
「幼き日の歌:懐かしのアニメ/特撮ヒーロー・ソング集」
がオンエアされた。
その中から前回は、
スポーツアニメの主題歌
「アタックNo.1」
「あしたのジョー」
の2曲について話をさせてもろうた。
↓前回については、こちら↓
懐かしのアニメ/特撮ヒーロー・ソング集(その2)
今回は、「ウルトラシリーズ」の主題歌
「キャプテン・ウルトラの歌」
「ウルトラセブンのうた」
の2曲でがんす。
「ウルトラシリーズ」は、
「タケダアワー」
(毎週日曜午後7時から)
で放送され、
日本中に怪獣ブームを巻き起こした
円谷プロによる作品のことをいう。
『ウルトラQ』(1966年1月から7月)
『ウルトラマン』
(1966年7月から1967年4月)
『ウルトラセブン』
(1967年10月から1968年9月)
しかし、完璧を目指す円谷プロの体制が
スケジュールの遅れとなり、
制作が放送に追いつかなくなった。
そこで、大人気の『マン』を終わらせ、
同じ時間枠に「ウルトラ」の名をつけた
番組を他社に制作させる。
その間、円谷プロには次の作品を
先行して制作させることにした。
その間をつなぐ作品として
企画・制作されたのが
『キャプテンウルトラ』じゃった。
『キャプテンウルトラ』は
宇宙を舞台にした物語なので
「宇宙特撮シリーズ」
と名付けられた。
ちなみに、円谷プロによるものは
「空想特撮シリーズ」
と名付けられている。
■キャプテン・ウルトラの歌
作詞:長田紀生
作曲:冨田 勲
歌:上高田少年合唱団、
ヴォーカル・ショップ、
マイスタージンガ―
向かって右から、
ロボットハック、
ケンジ少年、
キャプテンウルトラ、
アカネ隊員、
キケロのジョー
(『ぼくらが大好きだった
特撮ヒーローBESTマガジン』表紙
(2005年))
「キャプテン・ウルトラの歌」は、
特撮テレビ『キャプテンウルトラ』の主題歌。
放送期間/1967年4月から9月
監修/都筑道夫、光瀬龍
制作/東映、TBS
シュピーゲル号
(『ファンタスティック・コレクション No.6
テレビ版 宇宙を駆けるSFヒーローたち』1978年より)
「キャプテンウルトラ」といえば、
3機が分離・合体する光速宇宙艇
シュピーゲル号じゃの。
普段は3機が一体で行動するんじゃが、
いざ、戦闘となると、
下にある1号機と、
上にある2・3号機が分離して攻撃。
戦闘が終わると、1号機を中心に
2号機と3号機が合体するというもの。
この3機の分離・合体は、
次番組の『ウルトラセブン』で、
ウルトラホーク1号に引き継がれた。
いうか、3機の分離・合体といえば、
ウルトラホーク1号の方が有名じゃの。
この番組が放送されとったころに
買うてもろうたのが、
シュピーゲル号が印刷された風呂おけ。
このおけには特殊な印刷がしてあって、
おけに湯を入れて温度が上がると、
シュピーゲル号の色が変わる
というものじゃった。
↓「キャプテン・ウルトラの歌」については、こちら↓
「キャプテン・ウルトラ」YouTube
■「ウルトラセブンのうた」
作詞/東 京一
作曲/冬木 透
歌/みすず児童合唱団、ジ・エコーズ
ウルトラセブンのレコードジャケット
(キングレコード)
「ウルトラセブンのうた」は、
特撮テレビ『ウルトラセブン』の主題歌。
放送期間/1967年10月から1968年9月
制作/円谷プロ、TBS
↓「ウルトラセブンのうた」については、こちら↓
「Ultraseven Opening (High Quality) ウルトラセブン」YouTube
ウルトラセブンといえば、
♪地球を守る警備隊
名づけてウルトラ警備隊
「ウルトラ警備隊のうた」
作詞/東 京一
作曲/冬木 透
の、ウルトラ警備隊。
『マン』の次回作として企画された
『ウルトラ警備隊』は、
マンのような変身ヒーローが
登場せんという設定じゃった。
その後、『ウルトラアイ』、
『レッドマン』と代わり、最終的に、
「ウルトラ警備隊7人目の隊員」を意味する
『ウルトラセブン』となった。
ほいじゃけぇ、
「ウルトラマンセブン」は間違いなんじゃの。
あと、セブンの頭部についている武器が
「セブンスラッガー」でなく
「アイスラッガー」なのは、
『ウルトラアイ』の名残りなんかもしれん。
ウルトラ警備隊は、出てくるメカが
とにかくかっちょええ。
先ほど紹介した、
3機が分離・合体するウルトラホーク1号。
二子山スライドさせての
発進シーンは、最高じゃのう。
宇宙で活躍するロケット型戦闘艇
ウルトラホーク2号。
偵察任務や輸送用として
使われることが多いウルトラホーク3号。
パトロールで使われる特殊車両
ポインター。
などなど、キリがないが、
わしが一番欲しかったのが、
ビデオシーバー。
ビデオシーバーは、
内側がモニターになっている
腕時計型通信機。
このモニターを通して、
相手の顔を見ながら通話ができる
というすぐれもの。
新型コロナウィルスのため
テレワークで仕事をしている人には、
必需品でがんす!
↓ビデオシーバーについては、こちら↓
「おタカラギャラリー<第3回>ウルトラセブン ビデオシーバー」キャラメル横丁
【参考文献】
大下英治『仮面ライダーから牙狼へ 渡邊亮徳・日本のキャラクタービジネスを築き上げた男』(2014年 竹書房文庫)
今日は、「ウルトラシリーズ」の主題歌
「キャプテン・ウルトラの歌」
「ウルトラセブンのうた」
について話をさせてもろうたでがんす。
次回、
懐かしのアニメ/特撮ヒーロー・ソング集(その4)は、
「忍者マーチ」
「ジャイアントロボ」
「マグマ大使」
の3曲の予定じゃ。
ほいじゃ、またの。
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