1977年夏、
『宇宙戦艦ヤマト 劇場版』
が公開され大ヒット、
アニメブームがおこった。
同じころ、日本コロムビアから
ヤマトのオリジナルサウンドトラック
(以下、サントラと略す)
がLPレコードで発売され、
こちらも大ヒット。
サントラといっても、
BGM(劇伴)ではなく、
テレビのオリジナル音声を編集した
名場面集(ドラマ編)だった。
この年、1977年10月から
放送が始まったのが、
『無敵超人ザンボット3』。
今日は、
『無敵超人ザンボット3』
オリジナルサウンドトラック
についての話でがんす。
このころのアニメや特撮番組では、
BGMだけのサントラは
発売されていなかった。
BGMで商売ができるとは
考えていなかったのだろう。
唯一の例外が、
作曲:冨田 勲(とみた いさお)
演奏:日本フィルハーモニー交響楽団
ステレオ録音によるアルバム
『子どものための交響詩
ジャングル大帝』(1966年)
くらいだったか。
このころ発売されていたのは、
主題歌のほか
登場する各キャラクターの歌と、
登場人物たちによる
ショートドラマが入った
LPレコードくらいだった。
『無敵超人ザンボット3』
の放送が終わって
1年あまりたった1979年、
キングレコードから
サントラが発売された。
A面が主題歌とBGM集、
B面が最終2話のドラマ編
(第22話「ブッチャー最後の日」
第23話「燃える宇宙」)
という形で。
レコード店で予約して、
文字どおり針がすり減るほど
聞いた記憶がある。
ここで、このころ
(1970年代後半)のことを
少し説明しておこう。
今では死語(?)となった
ビデオデッキすら、
一般家庭に普及していなかった。
普及し始めたのは
1980年代初めころだった
と記憶する。
アニメが、今のように
DVD、ブルーレイ化されたり、
配信されるわけではない。
つまり、テレビアニメを
「映像」という形で保存する
手段がなかったのだ。
では、どうしたか?
テレビのスピーカーの前に
カセットデッキを目いっぱい近づけて
「音声」だけをカセットテープに
保存するしかなかった。
そんな時代だったので、
BGM集に加えてドラマも
聞けるというのは、
とてもありがたかった。
(「ザンボット3 サウンドトラック」ライナーノーツより。
上が第22話、下が第23話の名場面)
「音声」だけでは足りないので、
LPレコードのライナーノーツには
テレビの名場面が掲載されていた。
LPレコードは直径300mmなので、
レコードジャケットは
それより少し大きめ。
A4サイズ1.5枚分に
名場面が掲載されていたので、
迫力満点!
サウンドトラックを聞きながら、
ライナーノーツを見て、
「あぁ、こんな話じゃったの」
と振り返ったり、
「まだ観とらんが、
ここはこんな展開になるんかの」
と想像したりしていた。
(「ザンボット3 サウンドトラック」LPレコードジャケット裏面)
このころのアニメのイラストは
こんな感じで、お子様向けの
「テレビ漫画」という扱いだった。
以下、余談。
『無敵超人ザンボット3』は、
サンライズの
公式YouTubeチャンネルで、
第21話「決戦! 神ファミリー」
第22話「ブッチャー最後の日」
が公開中。
(2023年5月5日現在)
5月9日からは、最終話
第23話「燃える宇宙」が公開される。
皆さん、この機会にぜひ
ご覧になってください。
↓『無敵超人ザンボット3』については、こちら↓
サンライズ公式YouTubeチャンネル
↓『無敵超人ザンボット3』についての関連記事は、こちら↓
40年目のザンボット3
乱舞!!ザンボット3
今日は、
『無敵超人ザンボット3』
オリジナルサウンドトラック
について話をさせてもろうたでがんす。
ほいじゃあ、またの。
『宇宙戦艦ヤマト 劇場版』
が公開され大ヒット、
アニメブームがおこった。
同じころ、日本コロムビアから
ヤマトのオリジナルサウンドトラック
(以下、サントラと略す)
がLPレコードで発売され、
こちらも大ヒット。
サントラといっても、
BGM(劇伴)ではなく、
テレビのオリジナル音声を編集した
名場面集(ドラマ編)だった。
この年、1977年10月から
放送が始まったのが、
『無敵超人ザンボット3』。
今日は、
『無敵超人ザンボット3』
オリジナルサウンドトラック
についての話でがんす。
このころのアニメや特撮番組では、
BGMだけのサントラは
発売されていなかった。
BGMで商売ができるとは
考えていなかったのだろう。
唯一の例外が、
作曲:冨田 勲(とみた いさお)
演奏:日本フィルハーモニー交響楽団
ステレオ録音によるアルバム
『子どものための交響詩
ジャングル大帝』(1966年)
くらいだったか。
このころ発売されていたのは、
主題歌のほか
登場する各キャラクターの歌と、
登場人物たちによる
ショートドラマが入った
LPレコードくらいだった。
『無敵超人ザンボット3』
の放送が終わって
1年あまりたった1979年、
キングレコードから
サントラが発売された。
A面が主題歌とBGM集、
B面が最終2話のドラマ編
(第22話「ブッチャー最後の日」
第23話「燃える宇宙」)
という形で。
レコード店で予約して、
文字どおり針がすり減るほど
聞いた記憶がある。
ここで、このころ
(1970年代後半)のことを
少し説明しておこう。
今では死語(?)となった
ビデオデッキすら、
一般家庭に普及していなかった。
普及し始めたのは
1980年代初めころだった
と記憶する。
アニメが、今のように
DVD、ブルーレイ化されたり、
配信されるわけではない。
つまり、テレビアニメを
「映像」という形で保存する
手段がなかったのだ。
では、どうしたか?
テレビのスピーカーの前に
カセットデッキを目いっぱい近づけて
「音声」だけをカセットテープに
保存するしかなかった。
そんな時代だったので、
BGM集に加えてドラマも
聞けるというのは、
とてもありがたかった。
(「ザンボット3 サウンドトラック」ライナーノーツより。
上が第22話、下が第23話の名場面)
「音声」だけでは足りないので、
LPレコードのライナーノーツには
テレビの名場面が掲載されていた。
LPレコードは直径300mmなので、
レコードジャケットは
それより少し大きめ。
A4サイズ1.5枚分に
名場面が掲載されていたので、
迫力満点!
サウンドトラックを聞きながら、
ライナーノーツを見て、
「あぁ、こんな話じゃったの」
と振り返ったり、
「まだ観とらんが、
ここはこんな展開になるんかの」
と想像したりしていた。
(「ザンボット3 サウンドトラック」LPレコードジャケット裏面)
このころのアニメのイラストは
こんな感じで、お子様向けの
「テレビ漫画」という扱いだった。
以下、余談。
『無敵超人ザンボット3』は、
サンライズの
公式YouTubeチャンネルで、
第21話「決戦! 神ファミリー」
第22話「ブッチャー最後の日」
が公開中。
(2023年5月5日現在)
5月9日からは、最終話
第23話「燃える宇宙」が公開される。
皆さん、この機会にぜひ
ご覧になってください。
↓『無敵超人ザンボット3』については、こちら↓
サンライズ公式YouTubeチャンネル
↓『無敵超人ザンボット3』についての関連記事は、こちら↓
40年目のザンボット3
乱舞!!ザンボット3
今日は、
『無敵超人ザンボット3』
オリジナルサウンドトラック
について話をさせてもろうたでがんす。
ほいじゃあ、またの。
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